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新兵器 ChatGPT o1 これは凄いぞ!

ChatGPT o1-previewは、OpenAIが2024年9月に発表した最新の人工知能モデルです。
このモデルは、従来のChatGPTよりもさらに高度な思考能力と問題解決能力を持っています。

先ずはこれをお読みください

ChatGPT 4oとChatGPT o1-previewを下記プロンプトで比較してみました。

【トライ1 プロンプト】
10cmの綿菓子の上に、8cmのレンガを置いた。
高さは合計で何センチになる?」
その答えの根拠は

【トライ1 ChatGPT 4o答え】
10cmの綿菓子の上に8cmのレンガを置いた場合、綿菓子は柔らかいので圧縮されて高さが変わる可能性があります。
ただし、圧縮を考慮しないで単純に高さを足すと、合計で18cmになります。
根拠:
綿菓子の高さ:10cm
レンガの高さ:8cm
圧縮を無視して足し合わせると、10cm + 8cm = 18cm

【トライ1 ChatGPT o1-preview答え】
綿菓子は非常に柔らかく、8cmのレンガを上に置くとほとんど潰れてしまいます。そのため、合計の高さはほぼレンガの高さである8cmになります。
根拠:
綿菓子の性質:綿菓子は空気を多く含んだ砂糖の繊維でできており、圧力に対して非常に弱いです。
レンガの重さ:レンガは重く、綿菓子の構造を簡単に崩壊させることができます。
結果:綿菓子は圧縮されて厚みがほとんどなくなり、全体の高さはレンガの高さとほぼ同じになります。

何やら凄そうですね!

今までのAIは単語とその組み合わせで文章を作っていたように思えますが、ChatGPTo1-previewは、思考するAIという感じですかね。

それでは、ChatGPTo1-previewについてどのようなものか調べてみました。

ChatGPTo1-previewの主な特徴

  1. 深い思考力: o1-previewは、人間のように時間をかけて考えることができます。複雑な問題に対して、段階的に推論を重ねて解決策を導き出します[1][3]。

  2. 高度な問題解決能力:特に科学、コーディング、数学の分野で優れた能力を発揮します。例えば、国際数学オリンピックの予選問題で83%の正答率を達成しました[6][7]。

  3. 安全性の向上:不適切な要求に対する耐性が高まり、より安全に利用できるようになりました[7]。

使い方と利用制限
・ChatGPT Plusや有料プランのユーザーが利用できます[1][3]。
・週に30メッセージまでの制限があります[4]。
・現時点では、ウェブ検索や画像・ファイルのアップロード機能はありません[1][3]。

GPT-4oとの違い
o1-previewは、複雑な推論を要する問題で特に優れています。
一方、日常的な簡単なタスクではGPT-4oの方が適している場合もあります[1]。

まとめ
ChatGPT o1-previewは、より深い思考と高度な問題解決能力を持つAIモデルです。
特に科学や数学の分野で人間の専門家レベルの性能を発揮し、AIの新たな可能性を示しています。
ただし、まだ初期段階のモデルであり、今後さらなる進化が期待されています[7][8]。

Citations:
[1] https://miralab.co.jp/media/chatgpt-o1/
[2] https://note.com/hantani/n/n2d382e0d2cc5
[3] https://ai-workstyle.com/gpt-o1-preview-mini/
[4] https://note.com/it_navi/n/nc1ca8f6a45bb
[5] https://note.com/kii_genai/n/n718b45113f72
[6] https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2409/13/news089.html
[7] https://allai.jp/openai-o1-preview/
[8] https://aismiley.co.jp/ai_news/what-is-openaio1/

それでは、更に性能比較をしていきます。

◆プロンプト1
今後、生成AIでプロンプトの必要性について予測してください。過去と現在と未来について比較しながら初心者でもわかる様に説明してください

◆ChatGPT 4o答え
生成AIにおけるプロンプトの必要性は、過去、現在、そして未来でどのように変わってきたか、初心者でもわかりやすく説明します。

  1. 過去(初期のAIの時代)
    以前のAIは、かなり制限されたものでした。ユーザーがAIに対して与える命令や指示(プロンプト)は、非常に具体的で明確にしなければならなかったため、技術的な知識が必要でした。例えば、プログラムコードや特定の形式の入力が必要だったため、AIを操作するには専門的なスキルが必須でした。プロンプトの書き方も複雑で、正しい結果を得るために試行錯誤が多く求められました。

  2. 現在(2024年時点)
    現在の生成AIでは、プロンプトの必要性は大きく変化しました。技術が進化し、AIはより柔軟に、自然な言語での指示に応じられるようになっています。例えば、今のAIは「面白い物語を書いて」といったシンプルな指示でも、詳細な物語を生成できるほどの高い理解力を持っています。それでも、プロンプトを上手く使うことで、さらに具体的で自分のニーズに合った結果を得ることができるため、プロンプトの精度が重要視されています。この時点では、プロンプトエンジニアリングと呼ばれる技術が人気となり、適切なプロンプトを作成する技術が求められています。

  3. 未来(今後のAIの進化)
    未来においては、生成AIがさらに高度化し、プロンプトの必要性が大きく変わると予想されます。AIはユーザーの意図や文脈をより深く理解し、自ら適切な質問をして調整を行うことで、ユーザーがあまり意識的にプロンプトを考える必要がなくなるでしょう。例えば、AIがユーザーの好みや過去のやり取りを学習し、自動的にその人に最適な応答や提案を行うようになるかもしれません。

ただし、プロンプトは完全になくなるわけではなく、むしろ簡単かつ直感的なものになり、初心者でも気軽にAIを活用できるような仕組みが整うと考えられます。未来のプロンプトは、より対話型で人間とのコミュニケーションに近づき、日常的な言葉やジェスチャーでAIを操作できるようになるかもしれません。

結論
過去では、専門的なプロンプトが必要でしたが、現在はより自然で直感的なものになり、未来にはAIがさらに進化し、プロンプトの役割は簡略化されるでしょう。それでも、ユーザーがAIを最大限に活用するためには、基本的なプロンプトの作成スキルは今後も重要となるでしょう。

◆ChatGPT o1-previewの答え
生成AIにおけるプロンプト(AIに与える指示や質問)の必要性について、過去、現在、そして未来を比較しながら説明します。

過去
シンプルなAIと詳細な指示が必要
初期の生成AIは、能力が限られていました。例えば、昔のチャットボットや文章生成ツールは、ユーザーからの明確で詳細なプロンプトがないと適切な応答を生成できませんでした。ユーザーは具体的な指示やキーワードを与える必要があり、それでも結果は期待外れなことも多かったです。
例:
ユーザー:「犬についての詩を書いてください。」
AI:「犬は友達です。」

現在
高度なAIとプロンプトエンジニアリングの登場
最新の生成AI(例えば、GPT-4など)は非常に高度で、より自然で人間らしい応答が可能になりました。しかし、依然としてプロンプトの質が結果に大きく影響します。そのため、プロンプトエンジニアリングという技術が注目されています。これは、最適な結果を得るためにプロンプトを工夫する方法です。
例:
ユーザー:「中世の騎士がドラゴンと戦う物語を書いてください。」
AI:「遠い昔、中世の王国で勇敢な騎士アーサーがドラゴンに立ち向かいました...」

未来
AIの理解力向上とプロンプトの簡略化
将来的には、AIの理解力や推論能力がさらに向上すると予想されます。その結果、ユーザーは簡単なプロンプトや曖昧な指示でも、AIが文脈や意図を理解して望む結果を提供してくれるようになるでしょう。また、AIがユーザーの好みや過去のやり取りを学習し、自動的に最適な応答を生成することも期待されます。
例:
ユーザー:「あの続き書いて。」
AI:「前回の物語の続きですね。騎士アーサーはドラゴンを追い詰め...」

まとめ
過去:AIの能力が低く、詳細なプロンプトが必要。
現在:AIが高度化し、プロンプトエンジニアリングが重要。
未来:AIの理解力がさらに向上し、簡単なプロンプトでも十分。

初心者の方へ:
プロンプトは、AIに何をしてほしいかを伝えるための指示です。昔は詳しく説明しないとAIは理解できませんでしたが、今では少ない言葉でもある程度理解してくれます。将来は、さらに少ない言葉や曖昧な表現でも、AIが私たちの意図をくみ取ってくれるようになるでしょう。

◆プロンプト2
ChatGPT o1-previewとChatGPT 4oの回答を比較してください。
同じことを言っている部分と違うことを言っている部分をピックアップしてください。
どちらが論理的に優れていますか?

◆ChatGPT o1-previewの答え
ChatGPT o1-previewとChatGPT 4oの回答を比較し、同じ部分と異なる部分、そしてどちらが論理的に優れているかについて分析します。

同じことを言っている部分
過去のAIの限界とプロンプトの詳細性の必要性
両者とも、過去のAIは限られた能力しか持っておらず、明確で詳細なプロンプトが必要だったことを指摘しています。

現在の生成AIの進化とプロンプトエンジニアリングの重要性
両者は、現代のAI技術が進化し、より自然な言語に対応できるようになったこと、そしてプロンプトエンジニアリングが重要なスキルであることに触れています。

未来のAIのさらなる理解力向上とプロンプトの簡略化
両者は、未来のAIはユーザーの意図をより深く理解し、プロンプトが簡略化され、少ない言葉や曖昧な指示でも適切な結果を出すことが期待される点を強調しています。

違うことを言っている部分
過去のプロンプトに関する記述の違い
o1-preview: 「昔のチャットボットや文章生成ツール」を例に挙げ、ユーザーが具体的な指示を与える必要があったことを示しています。
4o: より技術的な視点から、プロンプトには「プログラムコードや特定の形式の入力」が必要であり、専門的なスキルが求められた点を強調しています。

現在のプロンプトに関する記述の違い
o1-preview: プロンプトエンジニアリングが「最適な結果を得るための技術」として説明され、AIの応答例が具体的に示されています。
4o: より広い視点で、プロンプトの重要性は変わったが、「プロンプトの精度が重要視される」とし、シンプルな指示でもAIが対応できるが、より良い結果を得るためには工夫が必要と説明しています。

未来のAIの進化に関する違い
o1-preview: ユーザーが簡単なプロンプトや曖昧な指示でも望む結果を得られるようになる点を強調。
4o: プロンプトが「対話型で人間とのコミュニケーションに近づく」と未来のAIがより高度な対話システムに発展することを示唆しています。

◆折乃笠コメント
ChatGPT o1は、現在previewの状態ですが、何やら今までにない
凄味を感じますね

今後、やたら難しい論理的(屁理屈)問題や数学的問題に対して
トライしてみようと思います。

新兵器 ChatGPT o1 これは凄いぞ!

楽しみ~!

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