見出し画像

廃業寸前の町工場を立て直せるのか#2

ハローワークで求人したり、助成金や公的な支援を受けるためには、まずは会社を法的に問題ない状態にしないといけないということで、就業規則を作成して提出するところから始めました。

就業規則を改めるための社員代表が決まらなかったので、候補順に説得をしていきました。
怖いとか、責任を負いたく無いとかの理由で断られていたのですが、やっと了承してくれる方が現れました。
多分中身は理解してもらってなかったようですが、まぁいいですよ、みたいな感じでしたね。

次に就業規則をゼロから作るのは大変そうだったので、社労士にお願いできないかと思い相場を調べてみました。

ネットの情報だと20万〜30万くらいでした、その当時はとてもそんなお金はありません。
とりあえず労基署に提出すればよかったので、厚労省のHPからサンプルをダウンロードして作りました。

今でもそうだと思いますが、有給や勤務時間等、法的にきっちりルールを守ると中小零細企業は大変ですよね。有給なんかは特に人的に余裕のない会社では死活問題です。
今では法律で取得が義務化されたので指定した日に有給として休んでもらっています。
売上が厳しい時なんかは明るい気持ちにはならないことが多いです。

私の会社は田舎なので同業他社なんかの話を聞くと、義務化されても取得させない会社の方が多いように思います。

そんなことを考えながら、ネットで調べながら就業規則を作成して、社員代表の同意をもらって監督署に提出することができました。
中身を確認したりするのかなと思ってたんですが、受け取られただけでしたね・・・
監督署は独特のなんかどんよりした雰囲気を感じました。

次はハローワークでの求人です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?