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熱いレースは今週も続く!CC7事前座談会!

※当記事の収録はエントリー締め切り以前に収録しておりますので一部選手情報等、不正確な部分がある点をご了承ください。非公式記事です。

プログラムが公開されています。

皆さんこんにちは、全日本は想定以上の盛り上がりで、やる気に満ち溢れている選手も多いのではないでしょうか。オリエンテーリングに絶好のコンディションのこの時期、ビッグレースはまだまだ続きます。今週末はクラブ日本一を決めるクラブカップ7人リレーが開催されます。

全日本で活躍を見せた選手がその実力を発揮するか、それとも思わぬ伏兵の活躍が矢板の地を盛り上げるか、注目ですね。

そんな中で行われたレース展望座談会の様子をお届け。ぜひ読んで今週もワクワク感を高めていってください!!昨年のレース結果記事(OK-info様)を合わせて読むとより楽しめるかもしれません。

無題




A:いよいよ、CC7が迫ってきましたね。
コロナ禍で、開催が危ぶまれていましたが、無事緊急事態宣言も解除されましたし、無事に開催できそうですね。

B:ほんとですね。油断せずに、感染防止対策は万全にして、大勢で盛り上がりたいですね。今日は、CC7をより楽しむために、有力チームの展望などを話しながら、CC7の優勝・入賞争いの展開などせればなと思っています。応援する側も、事前情報があって盛り上がったらなと思います。

C:ほとんど飲み会の与太話の延長みたいなものですので、目くじら立てないで、気軽な気持ちで読んでほしいですね。


B:間違いないですね笑。責任を問われても困る笑。昨年度入賞チームを中心に、各クラブの展望など、語っていきたいと思います。それぞれ所属するチームの内情は話せないので、その部分は他の2人で語っていきましょう!

ES関東C


昨年度メンバー:寺嶋 謙一郎 高見澤 翔一 橘 孝祐 伊藤 樹 加藤 弘之 中村 茉菜 宮川 早穂


A:昨年は、4走伊藤選手の活躍で、11年ぶりの優勝でした。クラブ全体の盛り上がりが羨ましかった...。

C:近年関東の学生からの人気が非常に強いクラブといった印象で、今年も学生選手の補強が目立ちます。残念ながら、各大学で走る選手も多いでしょうが。

A:やっぱり伊藤樹選手、橘選手の強さが際立つクラブですねえ。ただそれに次ぐ走者選びが難しいチームの印象。昨年度1走で大活躍の寺嶋選手は受験年度で来れないのかな?

C:小暮選手や加藤選手などのベテラン選手か、パークOでの活躍の目立つ千葉大の伊地知選手など学生選手の新起用があるか。はたまた高見澤選手、大竹選手などインカレをわかせて間もない選手達が調子を整えてくるか。いやー誰で来るかわからん。


A:もし、寺嶋選手の出場があったり、阿部悠選手や長瀬選手など学生トップレベルの女子が大学で走らずこちらとすれば...相手チームとしては想像したくもないですね。今年も、優勝争いだろうなあ。


B:ふふふ、どうなりますかね。今年も楽しく競えるチームになっていると思います。

入間市OLC


昨年度メンバー:新 隆徳 川名 竣介 清水 俊祐 佐藤 遼平 小泉 知貴 高野 由紀 猪俣 祐貴

B:昨年度、過去最高の2位でしたね。新選手、高野選手を制限選手に起用し、男性6名を配置して、7走での逆転劇を演じました。
今年は、高野選手が、東京OLCで走る年でしょうか(高野選手は、東京OLCと交互に出場しているケースが続いている)。すると、メンバーの変更が予想されますね。


C:しかし、女性選手としてはインカレで活躍してきた世良選手、片岡選手が加入してるんですよね。大幅な戦力ダウンはなさそうですし。今年も上位を争うんじゃないでしょうか。

B:昨年は、ファームチームも上位に食い込んでますし。男性選手も豊富にいますよね。以前の入間を考えるとなかなかな選手層...。昨年ファームを走った粂選手、西村選手などもいますし、どんな布陣になるのでしょうか。
エース佐藤選手の走りだけじゃなく、盤石の布陣だなと感じますね


トータス


昨年度メンバー:和田 康次郎 堀田 遼 大石 洋輔 結城 克哉 伊佐野はるか 高橋 友理奈 有賀 裕亮

A:昨年度3位はこのチーム。当初予定していた増澤選手が出走できなくなり、伊佐野選手が起用されましたね。毎年、新加入選手が驚かせてくれますが、今年はどんなサプライズがあるでしょうかね?


B:強い選手が魅力を感じるクラブだからなあ。注目の新戦力としては、今年トルコで活躍した入江選手ですね。抜群の走力で、駆け抜けてくれそうです。が、直前に来年のWOCのトレーニングキャンプでデンマークに遠征しているということなので、隔離期間などで参加は難しいでしょうか。エース結城選手は、怪我をしていたということなので、本調子ではなさそうな気もしますね。とはいえ、トータスは、昨年、ファームチームが全体の8位ということで、選手層が厚いですからね。

C:ジュニアの育成にも定評があるし、誰が出てきてもこわいチームになりそう。今年も、ニューヒーローがトータスの躍進を支えるんじゃないですかね。


A:増澤選手が全盛期のスピードを取り戻しつつあり、また風のうわさでは、補強選手を活用してのチーム編成とも聞きました。侮ると差してくる、そんなチームだと思います。嫌だなあ...笑。


東大OLK


昨年度メンバー:高橋 英人 小林 尚暉 伊藤 元春 朝間 玲羽 田中 琉偉 世良 史佳 長瀬 麻里子

A:続いては昨年は、途中まで2位を快走するなど活躍し、4位入賞を果たした東大OLKです。

C:学生クラブは、卒業に伴って、戦力が、毎年目まぐるしく変化しますが、今年も強そうじゃない?

B:高橋選手、世良選手が卒業しましたが、それ以外のメンバーはここ最近絶好調の朝間選手、姫木ミドル優勝の伊藤選手含め5人が残っています。それ以外にも、男子選手では既にインカレで実績のある本庄選手や、JWOCでも活躍した金子選手などいますよね。
女子も、地域クラブチームとの兼ね合いで出場が読めませんが、WOC日本代表の阿部選手がいますし、どの走区も十分な戦力が期待されますね。


A:阿部選手たちの出場次第では、優勝候補筆頭といっても過言ではないんじゃないですかね?唯一の不安点は男子5番手のメンバーでしょうか。
ここ数年、東大男子のインカレでの好成績が続いていて、毎年、CC7でも、優勝候補に挙げられてますよね。今年は、強力な女子選手も加えて、本年こそは優勝が見られるかもしれませんね。


OLCルーパー


昨年度メンバー:落合 公也 松井 健哉 菅谷 裕志 谷川 友太 南河 駿 前野 達也 落合 志保子


A:一昨年の大会では、優勝を果たしたルーパーですね。昨年度も5位入賞を果たし、落合夫婦を制限選手に起用し、落合(公)選手を1走で起用する戦略でしたね。

B:今年は、インカレチャンプの伊部選手の新加入によって、制限選手も女子2人になるでしょうか。伊部選手はかなりの補強だなあ...。

A:でも絶対的エース谷川選手のクラブ脱退はさすがに痛いんじゃないですか。


B:えっそうなの!それは、クラブ的には、大きな痛手ですね。。。。
とはいえ、経験豊富な選手たちがそろっていますし、菅谷選手、伊部選手、松井選手などが崩れる姿は想像がつかないですね。7人がレースをまとめてこそのCC7。じわじわと順位を上げての女子区間で一気に1位なんてことも十分あり得るんかないかな

C:2年前の望郷の森での優勝の時も、各クラブがミスを重ねる中、安定した走りで優勝しましたし、侮れないでしょう。

KOLC


昨年度メンバー:阿部 遼太郎 鈴木 京佑 津田 卓磨 江野 弘太郎 羽田 拓真 松田 千果 清野 幸


A:CC7巧者の学生クラブといえばKOLCでしょう。2017年度には2位に入り、昨年も安定した走りで6位入賞したことには驚かされました。


C:そうですよね。私、最近の学生事情を知らなかったので、学生クラブといえば、東大、東北大などが強そうだなと思っていて、KOLCは、完全にノーマークでした。


A:ちょっと熱く語らせてください笑。今年も個人的には推せるクラブなんです。失礼ながら日本トップレベルの選手こそいませんが、堅実なメンバーが揃っています。昨年度の全日本でも高順位のエース阿部選手や女子もインカレ入賞レベルの実力を持つ岩崎選手、栗山選手の2枚看板。脇を支える選手も成長著しい伊藤頌選手羽田選手など、入賞を争う1チームだと思います。

C:確かに女子2枚のレベルが高いのは期待できるな。

B:学生クラブは、伸びる時は一気に伸びますし、侮れないんですよね。

京葉OLクラブ


昨年度メンバー:宮本 樹 稲毛 日菜子 尾崎 弘和 寺垣内 航 根本 啓介 池 陽平 柳川 梓


A:昨年度は、惜しくもペナでしたが、3走までトップを走るなど、優勝争いをけん引していました。


B:昨年度は、エース区間が大変でしたね。そこでES関東に前に出られてしまいましたが、寺垣内選手は、今年もバリバリトレーニングしてみるみたいですし、昨年の雪辱に燃えているでしょうね。

C:何より、稲毛選手の動向が気になりますね。稲毛選手一人で、勢力図が大きく変わってしまう、そんな選手だけに、京葉で出場しないということになると大きく編成が変わりそうです。
とはいえ、宮本(和)選手もいますし、抜けても、十分な戦力なんですけどね。昨年のチームに比べるとインパクトは落ちますが、それでも十分優勝争いを繰り広げそうです。

A:戦術稲毛がないだけで安心してしまいそうになりますが、決してそんなことはないチームだ...。


B:尾崎選手は、隔年でトータスと京葉で出場していますね。尾崎選手もデンマークのトレーニングキャンプに参加しているようなので、いずれにせよ、参加できないのかな。とはいえ、京葉もファームチームが強かったし、昨年一軍のメンバーから、入れ替わっても、十分強いよね。


A:ほんとそう思います。今年も優勝争いの一角を担うのは間違いないでしょうね。


その他


B:昨年度、入賞チームを中心に振り返ってみたけど、他に気になるチームはあるかな?練馬OLCとかかな。女子も山森選手が加入しているし、もともと男性陣は十分な強さがあるしね。

A:昨年度よりも調子を上げている選手が目立ちますね。前中選手、新田見選手、殿垣選手などの名前を耳にすることは最近多いです。

B:静岡OLCも、昨年度小泉選手がトップ集団に食い込み、盛り上げたよね。今年も序盤ではトップ争いを繰り広げそうかな。

A:大橋選手、小泉選手、長縄選手の3枚看板は抜群ですよね。


C:ほんと、その三人強いよね。村越さんや、田濃さんなどを制限選手で起用したりしたら、ほんとに強いチームになりそう。若手男子が数人入ったら手が付けられないチームになっちゃうね。

A:私の一押しを紹介させてください。本年度のダークホースとなりうるのはときわ走林会だと思っています。エース小牧選手が作ったリードを十分に守れる選手が揃っています。谷野選手、八神選手などのもそうですが、永山選手、大栗選手など学生選手がこちらで出走となれば、優勝の可能性も見えてきます。

C:うわっ、いいメンバーだ。

B:確かに、そうですよね、圧倒的エースの小牧選手が加入して、チームの核ができましたからね。こうなると、人が集まってきて、チーム全体のまとまりが出てくるケースはよくありますし、楽しみですね。

A:関西のクラブでいうと、朱雀OKはエース森河選手がここ最近、各所で活躍を見せています。加納選手、佐野選手と女子は揃っており、男子の残りメンバー次第で上位を窺えます。


B:確かに、関西の雄、朱雀も強いですよね。関東開催ということで、メンバー集めが難しいかもしれませんが、糸賀選手など、もともと有力選手が多いですからね。

A:京都OLCにも山根選手、松下選手など注目選手が多く見られ、我々は関西事情に詳しくないのですが、本年度の補強によっては上位の目がありますね。

B:あとは、学生チームとかかな。東北大、京大、名古屋・椙山など、どうかね。

A:二俣選手、平岡選手の2枚看板の京大は注目ですが、全体的に他の学生チームは層の厚さの面できびしいでしょうか。とはいえ何があるかわからないCC7、スピードのある若い選手の活躍が見られるかも?

C:勢いのある学生クラブが怖いのは、毎年のことだからね。


まとめ


B:ざっと、話してきましたが、あっという間でしたね。


A:今日はありがとうございました。より一層、CC7が楽しみになりました。それにしても、全体的にクラブのレベルが上がって、優勝争い・入賞争い共に、拮抗した争いが期待されますね。楽しみです。

C:各クラブ、いろんな事情がありますし、それぞれにドラマがありますからね。当日の戦いが楽しみですね。

B:日本一のクラブを決める大会ですから、応援するほうも楽しんでいきたいですね。自分が走って楽しむだけじゃなくて、チームメイトを応援する、クラブメイトを応援する、そういうのが、CC7の大事な楽しみ方ですからね。


A:今日は、CC7の優勝・入賞争いにフォーカスして、語り合いましたが、ファームチーム争いだったり、ベテランクラスの争いもありますからね。
それに、結果を争うだけじゃなくて、一年に一度、全国のオリエンティアが集まるお祭りですからね。良い大会になるといいですね。

B:CC7を楽しみつくしましょう。今日は、ありがとうございました。




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