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「バチ」と「徳」のメカニズム

この時代に「バチが当たる」なんて、迷信としか思えない方もいらっしゃるでしょう。でも、これが本当にあるから面白い、いや面白くはないか。

例えば僕は神様とのルールを逸脱してしまうと、いわゆる「バチ」が当たってしまいます。これは結構、痛いことです。

そして実は、バチと「徳」が密接に関係していることも、あまり知られていないのではないでしょうか?

今回、これらの仕組みをなるべく簡単に説明してみようと思います。


恐怖のバチアタリ

まず、バチというものは、自らの力が大きくなればなるほど、それに比例して大きな「お返し」がやってくると考えましょう。

間違えたことをしたり、人を苦しめたり、悔やんでも悔やみ切れない罪を犯してしまった時、人は後悔し、自分を罰したくなるほどの気持ちに陥っていきます。

むしろここでそういう自責の念を持たない人は、またさらに大変な目に遭っていくのですが、それはまたどこかの機会に。

さて、自分を許せない気持ちが無意識の中に入り込んでいくと、どうなるか。

自分自身で「自らを断ずる行為をする」という行為を無意識に課してしまうことになります。

「こんな大変なことをしてしまって、私はなんて悪い人間なんだ! バチが当たっても仕方がない。」

と、自分の細胞たちにわからせるように、何度もそれを思い、口にする。しかも全力で。そうなると、どうしてもバチが当たる方向に進んでいくのは当たり前とも言えます。

そうです。自己暗示にかけているのと同じです。

そうなると、決してバチとは言えないくらいの、どんな小さな衝撃でも、それをバチだと捉えるようになっていき、それが少し続くと、悪い方向にしか考えられなくなり、ああやはり運が下がった。。。と思えてくるから不思議、いや不思議じゃないか。

これがまた「運気が下がった」と思った瞬間に、実際に運気がガクンと下がるようになっているから驚きです。このあたり、恐ろしいほど全自動なのですね。

では、運気が下がると、どうなるか。

みなさまもご存知の通り、お金の回りが途端に悪くなったり、大切な人が自分の元を去って行ったり、信じていた人に裏切られたりしちゃいます。

つまり、自分が思ったこと、考えたこと、感じたことは、細胞の隅々まで行き渡っていくのが人間の仕様となっておるのです。

なので、バチを思えば思うほど、ますますノリノリで芯を捉えたバチが当たっていく流れなのです。

なんだか、怖くなってきましたよね。ごめんなさい。

ちょっと落ち着いて、深呼吸をしましょう。

(深く吐いて)はーーーーー。

(深く吸う)すーーーーー。

バチを脱する方法

さてみなさん、ご安心ください。

不運ステージを脱する方法がありますので、さっそくご紹介します。

まず、不運期からの脱出タイミングとしては、自分の罪を一瞬で良いのでとことん反省し、自らが挽回しようと動き出す時です。そのためには一瞬だけ、ちゃんと落ちまくることが大事です。

そして、挽回のステップにおいては、決して自分に向けてではなく、「被害者もしくは傷つけたと思っている相手に向けてプラスになるような行動をする」ことです。

人は、誰かの喜ぶ顔を作ろうとした時にだけ出てくる力があります。それは、「慈力(じりょく)」と呼べるものです。相手を愛(め)で、慈しみ、自らをも慰める力のことですね。

そして、もう一つ、勝手に湧いてくる力があります。

それは「胆力(たんりょく)」です。ブレずに一つのことをやり抜く力になります。

慈力と胆力を意識しながら、相手のことをよく知り、相手の心にしっかりと寄り添い、それがちゃんとできているかどうかを自ら確認しつつ、強い気持ちでことに当たり、それを継続している自分を労ってあげることができるならば、どんどんバチは消えていきます。

それどころか、消えたバチは化学反応を起こし、あるものに変化します。

「徳」のメカニズム

それは「徳」です。

徳とは、この人生の中で溜められていく、貯金みたいなものです。

自分が失敗したことで、誰かに迷惑をかけたとしましょう。相手にはごめんなさいを何度も伝え、それでもダメで、自分のことが嫌いになってしまう。でも、それでも誰かが寄り添ってくれて、全霊をかけて助けてくれて。それに感謝しまくって、動いて動いて風を起こして、人を巻き込み、動きまくる。

すると、アレよという間に自分の魅力は倍加し、現実もウソのように逆転回し、奇跡すら起こる。しかも何回も。

そしてあなたは周囲に深く大きく感謝されていく。

これが、どんなバチが当たったとしても、それを挽回しようと乗り越えていく挑戦をし続けると、確実にもらえるご褒美となります。

そしてその徳は、生涯消えることはありません。「貯徳(ちょとく)」は一生涯有効ポイントなのです。

でも、さすがに徳を積んだ瞬間から20 年も経てば・・・?

大丈夫です。消えたように見えるかもしれませんが、消えていません。

「積ん徳」は消えず

積んだ徳(積ん徳)は、ある出来事でなくなってしまったように見えていても、なくなることはないのです。それまでなくなってしまったら、生きていられなくなります。人は生きるために存在しているのだから、積んだ徳は一生自分のものになるという、不動の仕組みなのです。

では、こう思う方もいらっしゃるかもしれません。

積ん徳が消えないのは分かった。だけど、その後にまた以前と同じような失敗を犯してしまったらどうなるの?

はい。たとえ、その後にまた同じ失敗をしたとしても、それは決して同じではないのです。これまで徳を積んだ量によって、その失敗はあっという間に「学び」に置き換わっていきます。

後悔ではなく、即座に「反省と検証モード」に入ります。

そうなると、さらなる「対策」に変化していき、大きな改善を見せていくことになります。

つまり、人間は成長していくのです。しかも、徳は積めば積むほど人のご縁が広がり、倍々でお金も増えていくという、嬉しいオプションももれなくついてきます。

でも、ここでまたこう思う方もいらっしゃるでしょう。

「失敗を挽回するほどの徳を積むのは大変そうだ。。。」

お気持ち、よく分かります。

たしかに、どんな苦労を伴うひどい状況になっても、希望を失わず、今までの自分を超えるくらいの行動をするには、相当なメンタルパワーが必要になりますよね。

でも実は、「徳」は普段の暮らしでも積めるものでもあるのです。

いわば「ポイ活」ならぬ、「徳活」ですね。

「徳活」の方法

それは、「感謝を示すこと」です。

どんなことにも、自分に関わるものや、関わっていそうだと感じたものや、これから関わるであろうそのものや、もっというと、「なんとなくそこにある存在」にでも感謝すること。

自分に揃っているラッキーとハッピーに気づくことです。

この世の中を知らない人は、自分の幸せも知りません。

ですから、本気で観察しましょう。この世は、感謝してもし切れないほどの素敵なもので溢れています。

小さなことで感動できる心を持っている人は、ストレートに神様に愛されます。そして実はその行為こそが、徳積みの基本でもあるのです。

逆に徳が増えず(消えはしませんが)運がさよならしていくパターンもあって、僕自身としてはそれが恐ろしかったりします。

なぜなら、運が去ってしまう行動もとてもシンプルで、ヒトがやりがちなことだからです。ちなみにそれは僕だって経験があります。

それは、「自分が絶対正義」になってしまうことです。

つまり、自分以外の誰かを貶めたり、騙したり、怒鳴ったり、相手の失敗や、自分にとって正しくない考え方を否定し、相手が更生するまでと信じ、懸命にいじめてしまう人は、徳は積まれるどころか、因果応報として自分に同じ量の苦しみが返ってきてしまうのです。

人は離れ、お金も離れ、やれることも減っていってしまいます。

そして孤独に陥り、そうなると自分を孤独にした周りを恨むようになり、元に戻るには時間がかかります。

でも、もしそうなったとしても、諦めることはありません。明日からできることがあります!

それは、自分の正義ではなく、相手の正義を認めること。

そんなことできるはずがないよくまちゃん! という声が届きそうですが、大丈夫です。そんなとき、大変使えるオススメの言葉があるのです。

オススメ言葉 パート1

男性脳のあなた →「たいしたもんだ」
女性脳のあなた →「すごーい!!!」

という言葉です。

これを使う時はどんな時かと言えば、相手の何かに、惹かれている。凄みを感じている。自分にはできないことができている。そんなときですよね。

さらに男性脳向けの「たいしたもんだ」の場合、この言葉の中には、自分が立場が上であることが少し残っているニュアンスがあるので使いやすいはずです。

謙虚でいつつ、笑顔で相手に向かって、「オヌシもなかなかやるのう!」と言えていることになります。

そう言えるなら、自動的に徳は積まれるのです。そして、その間は、人も、お金も、脈々と増えていきます。

相手を褒めるだけで、運気はあがり、人を蔑むだけで、運気は落ちていく。なんてシンプルなのでしょう。

しかし! しかしです。

どうしても相手を落とさなければ気が済まない場合もあったりするのもニンゲンです。

怒りが収まらないことも、そりゃあるものです。

そんなときは?

じっと耐え忍ぶ?

いいえ。

そんな時は、怒ればいいのです。なんなら、どかーんと爆発させちゃえば良いのです。

我慢してしまっては、それこそ自分の細胞にダメージを与えることになってしまいます。

徳を積むなら良い人でいなければならないということはないのです。

怒りを一気に爆発させて、相手に自分の本当の気持ちを伝えてみましょう。

ただ、それが伝わる根底になくてはならないのは、「相手を信じる気持ち」と、「自分の愛を相手に与え尽くす勇気」です。

皆様もおわかりの通り、怒りのパワーは絶大で、一瞬にして頂点に進むものです。

で、その後、恐ろしいほど自分が憎くなったりもします。さらに、こんな自分にした相手も憎くなります。

では今回、そこで使えるオススメ言葉もご紹介しましょう。

オススメ言葉 パート2

それは、

「まいっか」

です。男女脳ともに使える言葉ですね。

誤解なきように言いますが、これはけっして諦めている言葉ではありません。

相手も自分も、仲裁している言葉です。つまり、許す言葉なのです。

禍根を残すことなく、明るく終わらせるための魔法の言葉。これを使い始めると、あまりにもさっぱりと怒りが治まっていくので驚かれることと思います。

注意点は、「心の中だけで唱える」こと。

相手に聞こえるようには言わなくて良いです。相手に「まいっか」という言葉が聞こえてしまうと、自分だけが正当化され、相手はますます怒りが湧いてくる存在になり得てしまうので。

心の中で静かに落とし前をつけ、心を正常値に戻し、自分の怒りを許し、相手の性格や環境の不備などに目を向けて許し、まいっかと笑い飛ばす。

そうすれば、品性を失うことなく、怒り飛ばせるようになっていき、逆に人が集まってきて助けられ、徳がますます積まれていき、それが利益となって返ってくるのです。

言葉には、あらゆる力が入り込んでおり、その使い方によって運勢も上がったり下がったりするものなのです。

以上です。


おわりに

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

長くなりましたが、バチと徳のメカニズムをご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

ぜひコメントでご感想をいただけたら嬉しいです。

これからも何事にも感謝して、一緒に「徳活」していきましょうね!

まだ書き溜めた分がありますので、明日の朝6 時に神ングアウトさせていただきます!

それではまた、お愛しましょう〜♡


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