僕のステップアップ計画☆Part 2
Part 1 はこちらです!(↓)
八幡様:「おはようございます」
僕:「あ。おはようございます。素敵な秋の朝。窓から吹いてくる風が心地良いです」
八幡様:「前回の続きをしようと思った昨晩ですが、疲労感を理由に今日の朝になってしまいましたね。疲れは取れましたか?」
僕:「昨日はすみませんでした。はい。すっかり取れまして、今日も全開で参ります!」
八幡様:「よろしい。それでは、早速質問いたします。7月20日。これはなんの日でしょう」
僕:「7月20日。えーっとここは、富山ですね! 富山でパペットカウンセリングの講演。楽しかったーっ!」
八幡様:「そうですね。その前に、この日は特別な日です。アニキにとって、なんの日かを教えてください」
僕:「ああ、この日は・・・なんて言えばいいのかな。愛が・・・生まれた日、と言えばいいのかしら。僕にとってはすごく大切な日です。今でも鮮明に思い出せます。この日のことは」
八幡様:「1995年のその日、アニキはたまたま和歌山にいましたね」
僕:「はい。営業の仕事をやめ、教員になるために通信大学に入学し直し、昼は人形劇をしながら、夜は工事現場の誘導や、建設現場のバイトをしていた時期で、その日は和歌山の有田という場所にいました。泊まり込みで、ビルの工事現場に石膏ボードを運ぶ業務です。ポケベルが鳴りまして、慌てて見ると忘れもしません。49106。つまり、暗号ですね。至急TELという意味です。もうこれでわかります。子どもが生まれるってことです」
八幡様:「公衆電話で病院に電話して、やはりそうだった訳ですね。そこからどうしましたか?」
僕:「親方に、小さな声で謝りました。途中で仕事を抜けると、石膏ボードを12階まで階段で運ぶ人足が減ってしまい、先輩方の負担が増えてしまいますから、恐縮しちゃって」
八幡様:「厳しい親方でしたからね」
僕:「はい、なのに親方はにっこり笑って、こう言ってくれたんです。
『おおそうか! すぐに行け。急いで行け。タクで行け!』
なんとタクシー代も渡してくださって、僕はありがとうございますもそこそこに大きく頷いて走り出したら、後ろからまた聞こえるんです。親方の大声です。
『おいみんなーー! 仕事の手を止めろー!! 鈴木に赤ん坊が生まれるぞ。祝えやー! 祝えー!!!』
って」
八幡様:「あれは壮観でしたね」
僕:「はい。ビルの中で作業をしている方々が、まだ完成していないベランダに次々と顔を出してくださって、下で立ち尽くしている僕に向かって口々にお祝いの言葉を叫んでくれました」
「おめでとうー!」
「お前に似るなよー!」
「嫁に花持って行けー!」
「走れー!」
「ばんざーい!」
「ばんざーい!」
「ばんざーい!」
「はよういかんかーー!!!」
「転ぶなよー!」
「車に気をつけろ!」
「ばんざーい!」
僕:「万歳の大声援がこだまする現場で、力が抜けて膝をついて泣いてしまった僕が、土下座して皆さんにお辞儀をしていると、親方が『もうええから早く行け』とジェスチャーで急かします。頷いて立ち上がり、皆様にもう一度頭を下げて、回れ右。ちょっと泣きながら、駅まで走りました」
八幡様:「ちょっとどころではありませんでしたよ。仲間への感謝と、子どもが生まれてくる喜びで、結構な声をあげて泣いていましたね」
僕:「あ、はい、だって、いつもは厳しい現場の皆様が、笑顔で大声で祝ってくれたのが感動で・・・。そして和歌山から電車に乗って、到着した大阪の駅から、親方にいただいたお金でタクシーで急ぎ病院まで。息子が生まれました。7月20日。彼が生まれた日の感動は、仲間たちの笑顔をたっぷりいただいた日になったのです」
八幡様:「そんな記念日の富山講演です。一言でいうと、どんな公演になったか教えてください」
僕:「これは一言でお伝えするのは難しいんですが、主催の方並びに、運営している実行委員の皆様の心の熱が、僕を燃えさせた会になりました」
八幡様:「そうですね。富山のチームは、何ヶ月も前から準備をし、アニキの話を聞かせたいお友達やお客様を見事に集めて臨まれました。プログラムの中にも、観客の皆様を参加者として体験できるような素敵な催しをしたり、見た目にも心が躍る衣装や小道具、映像や芝居、遊びを入れたり真面目に学びを入れたり、お客様が飽きないようなオリジナルの趣向を凝らしていましたね」
僕:「まさに、おっしゃる通りです。そんな皆様の思いやりと情熱に感動しながら、パペットカウンセリングで向き合わせてもらったことが、僕にとってもとても勉強になりました」
八幡様:「このとき、参加者の皆様からたくさんのご感想をいただいたと思いますが、ひとつご紹介してください」
僕:「え? ここで発表するんですか?」
八幡様:「そうです。ひとつ紹介するだけで、この記事をお読みになっている方はどんな講演内容だったのかの想像がつきます。では私が選びましょう。【 11番 】を掲載してください」
僕:「はい。仰せのままに」
八幡様:「さて、パペットカウンセリングを伝授することは、ずっと提唱し続けているアニキにとっては難しいものではありませんね?」
僕:「はい。パペットカウンセリングの考え方自体がシンプルで簡単ですので、難しくはありません。やってみると、皆さん簡単にハマっていかれるので、お伝えしている僕も楽しいです」
八幡様:「そうですね。お客様と面と向かって相対するとき、目を見て、心を込めてお伝えすることで双方向のやり取りが可能になり、これがパペットカウンセリングの真髄になる訳です。これを体験された方は、自分の中にある『当たり前のなにか』に気づきます」
僕:「当たり前のなにか? って、なんですか?」
八幡様:「それは、根源的な魂の叫びです」
僕:「根源的な魂の叫び・・・それです。まさに」
八幡様:「ありがとうございます。アニキがいつも、相談者の方々に直接お話をしていますが、実を言うと、あれは下ろされた言葉ではありませんね。私の言葉でもありません。その方の中にある、魂の声を聞いているのです」
僕:「うおっ・・・それをここでお伝えする、ということは、もう、あの秘密を明かしても良いということでいいんですね?」
八幡様:「どうぞお伝えしてください。すでに気づいていらっしゃる方もおられますね。パペットカウンセリングとは、自分の魂との会話になるということです。ずっとその人に寄り添ってくれている大きな存在であるすべての記憶を持つ魂が、パペットに乗り移ってあなたと話をしてくれるという仕組みです。ただそれを大々的に言ってしまうと、途端に怪しくなりますから、公には言っておりません。実はしかし、皆さんは、自然にそれをやっているのです」
僕:「はい。それも言っちゃっていいんですね?」
八幡様:「いいでしょう。アニキの方から説明をしてあげてください」
僕:「かしこまりました」
八幡様:「しかしこれは、Part 3に回しましょう。もう3000字を300字ほど超えてきています」
僕:「八幡様には文字カウント機能もあるんですね・・・」
八幡様:「アニキのドジをカウントする機能だってありますよ。でもそんなことより、約束のミッションの時間が迫ってきました。ガソリンを入れていく時間も見込んで行動しましょう」
ということで、また途中ですみません。次回に続きます。
今からミッションに行って参ります。
また次回にお愛しましょう!
今日もあなたに、幸あれ!!!
今後のイベントはこちらに掲載しております♪
ご支援ありがとうございます。このnoteはサポートのお志で成り立っております。メッセージにお名前(ご本名とご住所)も入れていただけると、感謝とサチアレ念をダイレクトに飛ばさせていただきます。