見出し画像

僕のステップアップ計画☆Part 10

前回の記事はコチラです(↓)

八幡様:「2024年9月2日、広島県の世羅町での公演が終わったのが、夕方の5時半でしたね。6時には、そこを出ました。長野県の飯田に着いたのは、何時でしたか?」

僕:「夜中の1時過ぎです。翌朝1番で飯田人形劇フェスタに出演させていただくことになっていたので、急ぎました」

八幡様:「この辺りの体調はどうでしたか?」

僕:「良かったですよ。とはいえ、長距離移動と睡眠不足と準備などの段取りに労力を割いていたので、相当疲れていたことは間違いありません。でも、大好きな人形劇に携わっていること自体が楽しくて仕方がないので、心はずっと元気いっぱいでしたね」

八幡様:「飯田では、何回ほど公演したのですか?」

僕:「合計で4回と、おまけ的にプラスで何回か。嬉しかったのは、他の人形劇団や、パントマイムや、紙芝居など、素敵な公演をいくつも見れたことですね。そして今年、完全まともな開催は5年ぶりということだったので、人もたくさんいて、大盛況でした。人形劇はまだまだ元気だな〜と、再確認しました」

八幡様:「人を喜ばせようと日夜努力しているパフォーマーの皆さんが、この飯田の地に集まってくるエネルギーは想像を超えています。では、ここで大事な質問をします」

僕:「大事な質問、いやです。怖いです」

八幡様:「まあ聞いてください。アニキは今回、ある決意を持って、この飯田人形劇フェスタに臨んでいましたね」

僕:「うっ! やっぱりそれですか・・・でも、それはあくまで僕個人の決意なので、ここで言うつもりはありません。すいません」

八幡様:「そうですか。しかし、その決意があったおかげで、またファンが生まれましたよ」

僕:「えっ? ほんとですか?」

八幡様:「その方々にとって、この長い人形劇の歴史の中で、アニキのパペットカウンセリングを基本にした人形劇は、はじめての体験だったはずです。観客に質問を投げかけて、それに答えていくだけではなく、暖かい空気感の中、質問した方々を巻き込んで、参加者を増やしていく人形劇は、おそらく誰もできません。しかも、一瞬で魂の声を引き出し、前向きにさせ、今まで自分がやってきたことを認められ、これからやろうとすることの背中を押され、もうちょっと頑張ってみようかなと、心の中に安心感と、希望の潤いが生まれたわけですから、ファンにならないわけがないですよね。どうしました? 背中をかいて」

僕:「いやすいません、褒められちゃうと、背中がこそばゆーくなるんです。あの、嬉しいんですけど、それは言い過ぎだと思いますよ。ホント僕はまだまだです」

八幡様:「なるほど。では、今回特に評価の高かった山本鉄男さんのパペットカウンセリングシアターの感想を一部、読んでみましょう。ここに真実があります」

・鉄男さんと子どもたちの素直なやりとりがとても楽しく、有意義な時間でした。心が温かくなりました。

・会場の人も交えて劇をすることがとてもよかったです。

・また、飯田に来てください!

・会話しながらの人形劇が初めてだったので、楽しかった。

・とっても癒されました。ゆっくり時間をとって聞きたいと思いました。新しい対話型でよかった。

・心打たれました。

・1人語り。よかったなぁ。

・不思議な世界に引き込まれました

・お話しすべてがポジティブ。心がほっこりしました。

・人に添う人形劇。素晴らしかったです。心が和み笑顔になれました。ありがとうございました。

・とても優しく穏やかな紳士ライオンくん。語りも、会場一体、面白く引き出し上手。福井のバーライオンにもお邪魔したいわ。いろんなところでがんばってくださいね。

・最高でした!全体がポジティブな空気に包まれていました。あたたかい言葉がけ、共感、心の後押しをいただきました。感動を貰いました。ありがとうございました。またお会いできる時を楽しみにしています。

・深い哲学を持っていないと続いていかないと思います。大変ありがとうございました。

僕:「あうう。何回読んでも嬉しい・・・」

八幡様:「もうこれでわかりますよね? パペットカウンセリングシアターとは、会場のお客様を巻き込んで成り立つ、全く新しい対話型で、哲学を持った一人語りで、共感できるポジティブな言葉のみを使って、人の心の後押しをすることで感動を生む人形劇ということですね。そして『また来年も来てください!』というお声をいただいています。他のアンケートを読んでも、毎年、アニキの人形劇を楽しみにしてくださる人が大勢いらっしゃいます」

僕:「本当にありがたいです・・・」

八幡様:「パペットカウンセリングに興味を持ってくださり、この飯田でも講座をやっていただきたいという依頼も頂戴しましたね。ある人形劇人(にんぎょうげきじん)の方は、興味津々で人形の構造や、操作方法を知りたいとのことで、じっくりと学んでいかれましたね。メイン会場では、昨年NHKさんに密着取材された映像をエンドレスで、しかも大画面で、流してくださっていました。アニキの人形劇は、飯田では安定した出し物として認められ、何も宣伝しなくても観客が集まる劇団として認知され始めました」

僕:「そうなったら嬉しいです。僕はとにかく、やっていて楽しかったです」

八幡様:「3日の夕方のアニキのライオンの人形劇を見た男の子が、もう一度見たいとお母さんに伝え、翌日4日の最終公演も、連日かぶりつきで見てくれたことを覚えていますか?」

僕:「はい。覚えています。オレンジの帽子の男の子でした」

八幡様:「なぜ赤鬼ゴンちゃんではなく、ライオンの山本鉄男さんだったのでしょう」

僕:「え? なぜ? って、やはり面白かったから。でしょうか?」

八幡様:「面白さでは、赤鬼ゴンちゃんの方が子ども達には喜ばれます。笑いもたくさん生まれます」

僕:「たしかに・・・。でも、なんでだろう?」

八幡様:「思い出してください。彼とのやりとりを」

僕:「ああっ!! わかりました。彼はきっと、会話がしたかったんですね」

八幡様:「その通りです。彼は特殊な能力を持っていて、自分が感じたこと、気づいたことをいつでもどこでも即座に発信できます。しかし、会話はうまく成り立ちません。実は、お母様はそれをとても不安に思っていらっしゃいます」

僕:「はい、でも僕は、そこが彼の良いところだと思うんですよね」

八幡様:「そのとおりです。息子さんが、またあのライオンさんに会いたいと言ったことで、お母さんがもう一度、山本鉄男の人形劇を観に来る気になりました。それは、どんな言葉でも、たとえとんちんかんな会話になったとしても、しっかり拾い上げて会話にし、それを観客全員の話題に変換し、伝える力をアニキが持っていたからです。ゆるぎない哲学をもって、全てを受け取って、それを全員に共有し、あたたかい笑いに変えることができる。そこにお母さんは、小さな希望を見出したのではないでしょうか」

僕:「そうか。それで・・・。翌日、お母さんと男の子にとっては2回目の鉄男さんの人形劇が終わった後、お母さんと10分ほど喋りました。息子さんのことをとても心配されていましたが、僕は可愛い男の子の無邪気な言葉に、昔の自分を見ていました。だから、大丈夫ですよと、強く言えました。やがて、言葉を使った仕事ができる大人になっていくという意味を込めて伝えたんです」

八幡様:「あの言葉に、お母様は救われたと思いますよ。そして来年も、待ってくれていると思います」

僕:「はい。ありがとうございます。僕も、来年が楽しみです」

八幡様:「さて、冒頭の決意の内容ですが、ここで伝える気になりましたか?」

僕:「・・・ごめんなさい。ちょっと、1日だけ待ってください。言うべきかどうか、しっかり考えます」

八幡様:「わかりました。待ちましょう」

八幡様はいつもそうですが、僕が隠しておきたいことを人前で全部出してしまおうとします。

ただ、このお話は、僕が所属する組織や、今まで頑張って支えてきてくれた方々に対し、失礼にあたる気がして躊躇しています。

話すなら、言葉を尽くして出し切りますが、もう少しだけ、心の準備をいただければと思います。

僕にとっては、一大決心だったもので・・・。

では今から、東京のとあるパーティーにて10分間のオリジナル人形劇に馳せ参じます。山本鉄男さんの登場です。行ってきます!

今日もあなたに、幸あれ!!


<お知らせ>

今後のイベントはこちらをチェックくださいませ♪

https://www.instagram.com/kumasan.honpo/?hl=ja

ご支援ありがとうございます。このnoteはサポートのお志で成り立っております。メッセージにお名前(ご本名とご住所)も入れていただけると、感謝とサチアレ念をダイレクトに飛ばさせていただきます。