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ご相談 その12. これからの世界について教えてください。

sangoさんからの神様ほっとライン

これからの世界を生きて行くにあたり何か心に留めておいておくとよい事がありましたら、どうぞ宜しくお願い致します。

sangoさん、骨太なご質問、ありがとうございます!

これからの世界。気になりますよね。

ではわたくし、早速おりられます。

八幡様、今回もどうぞよろしくお願いします。


これからの世界

八幡様:「これからの世界。これは、とても大切な質問になります。」

僕:「これから世界はどうなっていくのでしょうか。」

八幡様:「アニキはどんな世界になっていくと思われますか?」

僕:「え?  えっと、僕にとっての世界は、ごめんなさい。小さいですが、これを読んでくださる皆様方に、さらに素敵な人生を送っていただきたい。その一点です。」

八幡様:「小さくはないです。シンプルで、力強い。この世はそんなシンプルで力強い想いで、人が作ります。つまりこの世は人が作り、育てます。そして、この世は人が壊します。」

僕:「たしかに・・・。」

八幡様:「もしアニキに大切なものがあるとしたならば、それを壊したいですか? それとも守りたいですか?」

僕:「そりゃもちろん、守りたいですよ。平和が一番!」

八幡様:「しかし残念ながら、まだ平和はありません。大切なものなのに、どうしても壊さなければならない場合もあります。いずれにしても、どちらを選ぶかによって、世界が変わります。」

僕:「どうしても選ばなくてはいけないこともあるんですね。。大切な人を守りながら、平和な世界をどうやって作ればいいんだろう。僕は戦争は嫌です。でも、ただ見守って、平和を待っているだけでいいのかしら。。」

八幡様:「良い機会です。さらにアニキに問いましょう。あなたは、この世界をどうしたいと思っていますか?」

この世界をどうしたいか?

僕:「ああやはり来たか。。。はい。この世界がどうなるか、ではなくて、どうしたいか。ですね。」

八幡様:「はい。まず、アニキにとっての、大切にしたいものは?」

僕:「もちろんありますよ。心の中に、絶対命をかけてでも守りたいものがあります。大切すぎて、怖いくらいです。」

八幡様:「ではどうするのですか? この世界を、どんな世界にしたい?」

僕:「・・・そうですね。僕は、音楽でいっぱいの世界にしたいです。」

八幡様:「音楽。なるほど。そう来ましたか。音楽でいっぱいの世界。いいでしょう。」

僕:「え、それでいいんですか!?」

八幡様:「世界というものは、すべて仮のものです。何も決まっていない。これから作っていくものであり、いわばまだ人間の幻想です。音楽もそうです。」

僕:「げ、幻想ですか? いや、十分リアルですけど?」


八幡様:「今、現実に起きていることも、もしかすると実際には起きていないのかもしれない。人間の幻想が生み出したフェイクかもしれない。何が本当で、何が嘘なのか、まるでわからない世界が今です。つまり、仮の世界といえます。」

僕:「うーむ、よくわかりませんが、つまり、この世の辛いことや悲しいことも幻想だってことですよね? 現実には起きてはおらず、泣かなくてもいいことでわざわざ心をつぶす必要はないという考え方、と理解していいのでしょうか?」

八幡様:「そういうことです。幻想ですから、悲しみは幻です。そこに心を費やすのは、一瞬で結構です。もし、その悲しみが続いたとしても、それすらも幻想として捉えることです。その悲しい思いを経験し、次の幻想に向かって歩みを止めずに進みます。

心を何度もリセットしながら、幻想の世界を、新しい幻想で塗り替えていくのです。やがて強くなった心は、どんな恐ろしい幻想にも打ち勝てるパワーを得られます。そこに音楽があれば、百人力です。」

僕:「音楽出た!あ、でもよく考えたら音楽はすでに世界中に溢れていますよね。」

錯覚と利益

八幡様:「それも仮(嘘)です。」

僕:「う、嘘とまで言いますか!?」

八幡様:「その音楽を宣伝によって耳に触れる機会を多くしている人がいて、その音楽がまるで全世界を網羅しているかのように錯覚させて、儲けようとしています。もちろん、それでいいのですよ。商売ですから。

ただ、人間の感覚で言うと『溢れているような現実』を見せられています。実際には、音楽を聴いている余裕のない人々の数の方が多いのです。

もし本当に、世界が音楽でいっぱいになったとすると、どうなると思いますか?」

僕:「みんな、よく眠れると思います!」

八幡様:「ははは。面白い。たしかにアニキが音楽を聞きながら鼻ちょうちんを揺らしつつ、スヤスヤ眠る姿を見ていると説得力しかありません。」

僕:「僕にも人権をください。」

八幡様:「世界に溢れ流れる音楽のシャワーは、もっとみんなが笑顔になり、もっと気持ちが沸き立ち、もっと心躍り、もっと胸弾み、もっと体が動き出し、もっと共感がはじけて、もっと涙があふれて、感動が世界を包み込み、やがて平和が訪れる恵みとなるでしょう。」

僕:「いいですね! そう。みんな、音楽の恵みが足りてないんです。僕は、もう、仮でも幻想でもいいと思います。幻想だって、人間が作り出していますし、その幻想によって音楽をさらに欲するのであれば、それでいいと思います。

毎日の不安な思いだったり、自分の欲求のためだったり、お金儲けのためだったり、我が子の命を守るためだったり、人生をかけてひとつのことを成すためであったり。

皆が抱くあらゆる幻想は、もしかすると、少しずつ現実のものになっていく可能性を秘めているかもしれないな、と思うんです。」

八幡様:「その通りです。この世界が仮であることをよしとせず、幻想を打ち砕き、仮説を定説にしていく気概も必要なのです。」

僕:「気概、か。強い気持ちが必要なんですね。」

八幡様:「嘘ではなく、幻でもなく、自らが楽しみ、実際に自分で動き、自分で考え、人を喜ばせるために自分が働き、世界のために自分の力で、力の限り走ること、それがリアルな世界を作っていくのです。」

僕:「あ。そうだ。音楽でいっぱいの世界に、もうひとつ加えてもいいでしょうか。」

八幡様:「いいでしょう。何を付け加えますか?」

僕:「法律です。」

僕が欲しい法律

八幡様:「ほう。それは興味深い。どんな法律を付け加えますか。」

僕:「損得なしで生きていこう!」

八幡様:「はははは。これもまたアニキらしい。なぜそんな法律を付け加えるのですか?」

僕:「だって、この世は損か得かで動いてるじゃないですか。損すると悔しいし、得すると嬉しいし。得をしている人を見ると、うらやましいし。損をしている人を見ると、なんだか心が暗くなります。

競争することも、頑張ることも、人間の成長にはとても大切だと思うんですが、それで損をしたとか、得をしたとか、誰かと比較して、あっちよりダメだ、いやこっちよりダメだって、もう考えるだけで苦しくなります。

僕みたいにできることが少ない人間が、この世界で生きていこうとすると、実は辛いことも多いのです。できる人は得をしてるなって思うんです。正直、うらやましいんです。

自分なんかがこの世で生きていると、たくさんの人に迷惑をかけるんじゃないかって、僕のせいで、みんなが損をしてるんじゃないかって思ったりもします。。」

八幡様:「今の世は、みな、損得勘定でうまく回っているのです。今これを壊してしまうと、暴動が起こり、人がたくさん死んでしまいます。特に、お金と言う存在は、この世界に充満しています。そのお金をなくしたくない人たちと、そのお金がいらないという人たちが争いを繰り広げてしまいます。」

僕:「なるほどそうか。いや、僕は、お金の損得のことを言っているのでは無いんですが、結局はそこにつながってしまうんですね。人間が作ったルールは、変えられませんよね。。」

ルールは変えられる

八幡様:「いいえ。人間が作ったルールは、人間が壊せます。

そのためには誰かが覚悟をして、改善することを決め、勇気を持って壊します。壊す前に、仲間を募り、メリットを伝え、デメリットも伝え、未来に起こるであろうシミュレーションをし、過去にどんな災いが起きたかを伝え、実行に移した後予想される問題点を考え、それをまとめ、トップに打診し、チーム全体で検討するのです。」

僕:「うーん、でも、それで本当に全員が納得するでしょうか?」

八幡様:「はい。そこには必ず反対者が生まれます。それでも、やらなければ人が滅んでしまうかもしれない、という危機感をプレゼンすることができれば、お金が存在しない世界ができるかもしれません。一気に世の中を変えてしまえるかもしれません。」

僕:「実際、お金の価値がなくなる時は来るんでしょうか?」

八幡様:「絶対に来ないとは言えません。

お金を使わずに、やりたいことがやれて、受けたい教育を受けられて、知りたい情報が得られて、服があって、靴があって、ご飯が食べられて、屋根の下で眠れて、遠慮なく遊べて、お酒も飲めたりして、しかもちゃんと働けて、バッチリ休みも取れて、ストレスのない状態で生きていくことができれば、幸せなことだと思いませんか?」

僕:「夢みたいな素晴らしい世界です。でも僕の気持ちを正直に言うと、それは幻想だと思います。」

幻想を実相に

八幡様:「その通り。今はまだ幻想です。その幻想を、実相にしていきましょう。

誰かが損をするから、誰かが利益を得て得をする世界ではなく、誰も損をしない、誰も大きく得をするのではなく、毎日小さな得が生まれてくるような、小さな幸せが舞い込んでくるような、それを大きく喜べるような、そんな世界を作っていくことができれば、誰もが生きやすくなると思います。」

僕:「いいなぁそれ。音楽がいっぱいで、損得のない世界を、僕は作りたいです。」

八幡様:「作りたい世界がイメージできたら、心に留めおかねばならぬことがひとつあります。」

僕:「えっと、心に留めおくとは、ずっと思い続けていなくてはならないということでしょうか?」

八幡様:「そうです。必ず、心の中に置いておかなくてはいけません。それは、この世がどんな世界になったとしても、あなたはあなた。無理に合わせる必要はありません。あなたが、こう行きたい。こうありたい。と思ったことを実行できる世界。それが一番大切です。」

僕:「できないことはできなくて良いとでも?」

八幡様:「良いです。誰かに言われたからといって、それができなければ、できませんと素直に言えばいいのです。そのかわり自分の得意なところでお手伝いをすればいいのです。

心に留めおいておいていただきたいのは、あなたは、あなたのままで良いと言うことです。つまり?」

僕:「え? 努力しなくても良いってことですか?」

八幡様:「いいえ。他人も他人のままでいい、ということです。誰かを変えようとするのではなく、その誰かの能力を借りてしまいます。自分が苦手とするところを、その人に代わってやってもらえばいいのです。その努力をしましょう。」

僕:「そっか。自分はこのままでいい。他人もそのままでいい。なんだか気が楽になりました。

でも僕は、贅沢かもしれませんが、もっともっと成長したいです。もっと楽しいことができるような気がしています。それが幻想だとしても、チャレンジしてみたいと思うんです。

もしかすると、ふとした拍子に、ひょうたんからコマになるかもしれませんし。」

八幡様:「ちなみに、いまアニキの脳内でひょうたんが勢いよく回っていますが、独楽(こま)ではなく、『駒』が正しいです。」

僕:「脳内の閲覧も人権違反です!」

八幡様:「アニキの予測不能な発想から果たしていったい何が生まれるか。これからに期待しましょう。」

僕:「いやいや、期待されるのはダメです! 僕は期待されると全然力を発揮できないタイプなんです。遠くから見守っておいてください。お願いします。」

八幡様:「わかりました。アニキらしく、アニキのままで進んでいきましょう。」

おわりに

sangoさん、いかがだったでしょうか?

実は僕、いつも心の中が晴れません。ドキドキしています。

理由は、現実が怖いからです。何が起きるかわからない世界に、いつも戦々恐々として生活しております。起きもしないことを想像しては、起きもしない事件を頭の中で作り上げて、恐ろしがって眠れない日もあるくらいです。

人の想像力はたくましいですし、時折邪魔です。

そんな人間の弱さを、八幡様は「幻想」と呼びました。よくわからない概念で、いまだによくわかりません。きっと、この世界に生きる意味など、どうせ幻想なんだから、使命だとか宿命だとか言って重っ苦しく生きるなよ。と言いたいのかな〜と勝手に考えました。

だから僕たちはもっと軽やかに生きて良い。どうせ幻想なんだから、思い切りやっていいじゃん! くらいの動きで良い気がします。

肩肘を張らず、自分のままで、できないことはできなくてもいい。気楽に行けばいいってこと。

僕はそう解釈しました。

もちろん、今回の記事を読んだみなさんそれぞれに解釈があるでしょうし、深い意味を見出せない方だっていらっしゃると思います。そんな時は、3 年後にもう一度お読みください。

解釈が変わっているかもしれません。

なぜなら、この記事すらも、仮のものですから。

みなさんが、これからまた成長し、本物を知り、ここに戻り、また新しい何かに気づいていただける日が来るような気がしています。

そのとき、幻想が幻想ではなかったことを証明しましょう。

僕たちの生き様で、それを証明しましょう。

唯一の真実は、自分が今、ここに生きていることなのですから。

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「僕のアニキは神様とお話ができます」「サイン」の著者、アニキ(くまちゃん)が執筆。天性のおりられ体質を活用し、神様からのメッセージを届けま…

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