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おりおりいっぴつ #016

これは武器じゃない

木を切る道具だよ


道具には、それぞれ役割があります。

応用することを得意とする日本人は、様々な道具を作り、その道具で驚くようなものを作ります。

知恵を働かせ、複数の使い方ができるアイデア商品も世の中にはたくさんあります。

しかし、やってはいけないこと、到達してはいけないことが道具作りにはあります。

人を殺めるための武器を作ること。

それがこの世のルールです。

いくら自分の国を守るため、自分の家族を守るためだとしても、作ってはいけません。

今あるものを、工夫して、武器に変えることも、もってのほかです。

その道具に対して、まず敬意がありません。

人を殺めることも、敬意はゼロです。

相手を敬う気持ち、尊敬する気持ち、愛する気持ちがあれば、人の命を奪うことに想像力を働かせることはありません。

ではなぜ、人は武器という道具を作るのでしょうか?

それは、恐怖感からです。

自分を脅かす存在に対し、消えてもらいたいと強く思えば、簡単に武器は誕生します。

道具ができると、人はそれを試したくなります。

昔、日本刀が作られた時も、試し切りという言葉が残っているように、人を切ることで、その性能を確かめた時もあります。

なぜこんな恐ろしい話をするのかというと。

今一度、考えて欲しいのです。

あなたが持っているその道具は、誰かを傷つける道具になっていませんか?

誰かを貶める道具になっていませんか?

今、1番身近な道具といえば、スマートフォンです。

簡単に言葉のやりとり、動画のやりとり、画像のやり取りなどができます。

だからこそ、使い方を間違えると、致命傷を与えることのできる道具になります。

どうせ使うなら、相手を喜ばせるために使いましょう。

褒めて、ねぎらい、感謝する。

それだけで人は、パワーがみなぎります。そして動き始めます。

今日も、あなたに幸あれ。


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