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ご相談 その20. 認知症について

「Apolo」さんからの神様ほっとライン

初めまして。Apoloと申します。

「僕アニ」愛読させていただいておりました。
気づきや教えを沢山いただいて、癒されています。
いつも、ありがとうございます。

今回、質問させていただきたいのは、認知症の人の意識について、それから、延命治療について、です。

私には、認知症の父がいます。

13年ほど前から物忘れが始まり、認知症と診断されてから、困難の連続の日々が始まり、どうしたら良いのかわからず、途方に暮れてしまうこともありました。

でも、そんな中でも、一緒にいられて幸せだなと思える瞬間もあり、面白いことや、不思議なこともありました。

父には、レビー症の症状があり、幻覚が見えたり、悪夢にうなされたりすることがありました。

よく、「そこに誰かおる」とか、「小さい子が来てる」とか言って、面白そうに笑ったりしていました。

そんな様子を見て、私は、「幽霊か何かが見えているの?」と、最初は少し怖かったのですが、父が楽しそうに眺めているので、もしかして、赤ちゃんの頃に亡くなった兄が来ているのかも?と思うようになりました。

それから、前世の記憶(?)が出てきたのか、「僕の羊がいない…」と、家の中を探していたこともありました。

私が「羊!?」と驚くと、黙ってしまいましたが、後日また、母に向かって、「羊飼いのお嫁さんでもいいか?」と、尋ねたことがあったそうです。母が「いいよ〜」と答えると、嬉しそうにしていたとか。

それを聞いて、お父さん、羊飼いだったことがあるんだ!と、驚きました。

そして、父が若い頃に自らクリスチャンになったことを考えると、なんとなく、合点がいきました。

認知症の人に見えている幻覚は、ただの幻覚なのでしょうか?

それとも、霊的な世界と繋がっていることもあるのでしょうか?

そして、認知症の人の意識は、どのような状態になっているのでしょうか?

現在、父は寝たきりになっていて、発語が難しく、会話は出来ません。

ですが、こちらが耳元で伝えることは理解出来ているので、ただ意思表示が出来ないだけで、全部わかっていると思っています。

また、何となく、魂はもっと広い世界(?)と繋がっているように感じていますが、実際はどうなんでしょうか。

※編注:質問はまだ続きますが、次回に掲載します

Apoloさん。僕アニのご愛読、ありがとうございます!

認知症のご家族に寄り添う毎日は、想像ができないくらいの困難に満ちていると思います。

僕が感銘を受けたのは、そんな中で何かしらの喜びや楽しみを探しているApoloさんのお姿。

お父様の思い出が可愛い! と言っては失礼ですが、頭の中で羊さんを飼っていらっしゃったのですね。その風景を想像すると、心にやさしい風が吹いてきます。

今回は認知症についての考え方と、延命治療についてのご質問ですね。

では早速、いまからおりられます。

八幡様、どうぞよろしくお願いいたします。


心臓が動く理由

八幡様:「まず、今回は認知症についてのお話を深めさせていただき、延命治療については次の記事でお伝えいたします。」

僕:「わかりました。よろしくお願いいたします。」

八幡様:「早速ですが、血の流れを止めるとどうなりますか?」

僕:「血が止まったら? 死んじゃいますよね。ってすいません、今回は認知症の方の意識についてのお話だと思うのですが?」

八幡様:「はい、まずは人の体の不思議に迫ります。当たり前すぎて、皆さんが見えていないことがあります。さて、心臓が動いているのはなぜでしょうか?」

僕:「心臓が動いている理由? えっと、それは意思のチカラです。やはり、生きたい! と思うからじゃないでしょうか。」

八幡様:「いいえ。生きたい、と思っていなくても心臓は動きます。」

僕:「あ、たしかに。。」

八幡様:「心臓はそうやって自主的に動いて、働いて、ある程度の時間が経つとだんだん元気をなくしていきます。

もし、人がどうしても死んでしまいたい。と思ったとしても、心臓は強く、なかなか止まりません。しかし、意思のチカラをご飯を食べないという方向に使えば、やがて止まります。」

僕:「はい。母がそうでした。最後は何も食べられなくなって、最後は心臓が止まって、息も止まりました。」

母:「そうなのよ、おにいちゃん。」

僕:「お母さんっ!」

母:「あたし、食べたくなくなっちゃったのよねえ。あんなに食べることが大好きだったのにさ。」

僕:「えっと、お母さん。せっかくだから一つ聞いていい?」

母:「 良いけど、一つだけね。あんまりたくさん聞かれるとわかんなくなっちゃうから。」

僕:「わかった。一つだけ。あのね。どうしていつも僕のそばにいてくれるの? 天国には行かないの? 向こうの世界は大丈夫なの?」

母:「そっか。おにいちゃんもその辺はまだ知らないのね? あたしもやっとこっちの世界のルールがわかってきたんだけど、実はなんでもOKみたいでさ。」

僕:「なんでもアリ?」

母:「ああ、おにいちゃんが幼稚園のときにさ、公園の砂場にしゃがんで一生懸命眺めてたわよね。大行進。がんばれーって声かけて。あたしはそんなあなたが可愛いって、ずっと眺めていたわ。」

八幡様:「・・・美しき思い出話の途中で申し訳ありませんが、アリ違いかと思われます。」

僕:「お母さんっ!恥ずかしいよ! 僕が言うのもなんだけど!」

母:「あらごめんなさい。この世界のルールのことだったわね。

途中で自分の命をおろそかにしなければ、かなりVIPな待遇になってくるみたいなの。ほら。遊園地でも即座に乗れたりする優待チケットってあるでしょう?」

僕:「ああ、アトラクションのなんでもパスポートみたいなやつね?」

母:「うん。あれ!」

八幡様:「『プレミアアクセス』とか、『エクスプレス・パス』など呼ばれているものですね。」

僕 & 母:(顔を見合わせて)「ふう〜ん。」

僕:「それがあるってこと? お母さん」

母:「みたいな感じね。ちゃんと頑張って生きてきたな〜って人にはね、笑顔色の目印が付くの。ほら。遊園地に入ったら手首に巻く色付きのテープがあったりするでしょう。」

僕:「あ、あれね! 薄いビニールの特別な腕輪だ!」

八幡様:「リストバンド、ですね。」

僕 & 母:(顔を見合わせて)「へええ〜〜〜。」

母:「でね。あたし気づいちゃったのよ。それって、光る電気なの。その電気をあたしたちはそれぞれ身につけていて、身に纏ってる感じ。でも誰もそれを使おうとしないからもったいないな〜って思うの。」

僕:「その電気の使い方は簡単?」

母:「簡単だよ! おにいちゃんに会いたかったら、おにいちゃんが持ってる電気を探せばすぐに見つかるの。その電気にあたしの電気をぶつけてみると、急にブワ〜っと周りが光ってきて、こうして急にお話ができるの。」

僕:「光るんだ!」

八幡様:「プラズマのような感じですね。さて、とっても良いヒントが出揃ったと思います。お母様、ありがとうございました。」

母:「どういたまして。(にっこり)」

僕:「ありがとう! またね!」

電動心臓

八幡様:「そうです。心臓が動く理由は電気です。」

僕:「ああ。それは聞いたことがあります。」

八幡様:「心電図は、どうやって測りますか?」

僕:「ふっ。ミスター病院とまで言われた僕をナメないでくださいよ。心電図を測るのは、もちろん吸盤です。」

八幡様:「さすが堂々たる早とちりですね。答えは、心『電』図という名の通り、電極です。」

僕:「んきゃっ!」

八幡様:「人間には、お母様のおっしゃる通り、微弱ではありますけれど電気が流れています。心電図はそれを測るのです。」

僕:「えっとすいません、じゃあ、その電気ってのはどこから来るのでしょうか?」

八幡様:「その電気は静電気と同じように、体を動かすこと、つまり細胞を使うことによって生まれていき、電池のように溜まっていくのです。」

僕:「帯電ダンス、大事だ。。。」

八幡様:「ぜひやってくださいね。

心臓には、ペースメーカーのような機能で組織を動かしてくれる細胞があります。その細胞はほんの少しですが優秀です。

緊張すると鼓動が速くなったり、リラックスすると鼓動が遅くなったり、自動的に神経とつないで電気信号を送っています。」

僕:「心臓って、なんて不思議な臓器なんだ。。。たしかに心臓に命令した事はありませんが動いてますし、なかなか止まりません。あ、でも時折止まりそうになったりはしますね。」

八幡様:「その件でアニキに言いたいことがあります。水風呂には、体を温めてから、ゆっくり浸かってください。」

僕:「えっ! 見てたんですか!?」

八幡様:「入る順番に気をつけましょう。普通は、サウナからの水風呂です。服を脱いですぐ水風呂はやめてください。体を温めてから、お願いします。」

僕:「うわあ、嫌だなぁ、お風呂とか、僕のそーゆーの、見られてるの嫌だなぁ。」

八幡様:「見ていてハラハラするのも嫌なものですよ。気を付けましょう。なんと言っても、病気の根源ですからね。」

僕:「こ、根源!?」

病気の根源

八幡様:「心臓が動いてくれている間、そこに意識をしないのが人間です。そして、見えない臓器のことを考えることも普段はしませんね?」

僕:「あ、はい。。調子が悪くなって初めて、気にします。」

八幡様:「そして調子が良くなるとまた、気にしなくなります。ましてや、自分の血管のことなど、全く気にならないはずです。」

僕:「あー、こういう話も嫌だなぁ。カラダを気にしないこと、完全に僕に向けて言ってますよね。」

八幡様:「はい、アニキに向けて言っています。

心臓が動いているのは当たり前だから、血管を血が流れるのは当然だと、働いてくれている細胞たちに何も気遣うことなく、感謝のない生き方をしていると、それは積もり積もって澱(おり)になります。」

僕:「そして病気になってしまう、と。。。」

八幡様:「はい。もうミスター病院の称号は返上しましょう。

すべての病気の根源は、血液の流れに集約されます。」

僕:「え、根源は、血液ですか?」

八幡様:「そうです。原因が複雑に絡み合い、明確な理由がわからない病気もありますが、なってしまってからそれを改善させるためには、血液の循環を最高レベルに高めなくてはならないのです。

積もり積もった疾患は、かけた年月よりもさらに積み重ねて元に戻すしかありません。一気に治そうとしても、生活が変わらなければ、治りません。

それと、一度壊れてしまったものを修復するには、相当時間がかかります。認知症も、時間がかかります。残念ながら、治る前に命が尽きてしまうかもしれません。」

僕:「な、なるほど。。」

八幡様:「私たちはお医者様の領域に踏み込むことは致しませんので、具体的なことは何も申せませんが、血の流れがどこかで止まってしまうと何が起きるかをお伝えして、想像していただこうと思います。」

僕:「血の流れが止まると、どうなるか。なんか怖い。。」

八幡様:「血は、流れ続けています。新鮮な血が呼吸によって生まれ、全身をめぐって細胞たちを元気づけ、勇気づけ、生かしています。その流れが、どこか一部で止まってしまうとどうなるでしょう。

栄養が運ばれなくなった場所は、死んでいくしかありません。

人間の体の機能は指令を出す脳に集約されます。そこが死ぬと、もう体は動きません。壊死(えし)と言います。

壊れてしまったものを立て直す方法は、

  1. 地道に準備して治るのを待つ

  2. 新しいものと取り替える

  3. 諦めて死を待つ

  4. 覚悟して死を待つ

の4 択となります。」

改善&予防

僕:「血の流れが根源だということ、理解できた気がします。。。」

八幡様:「認知症も原因は様々ですが、血の流れが正常ではなかった結果だと考えられます。食い止めることができるかどうか、で言えば、現状では難しいでしょう。」

僕:「でも、よくある認知症防止のための脳トレとか、体操とか、食生活の改善とかは?」

八幡様:「それらはもちろんとても大切なことですが、それだけでは血の流れは改善しません。

もともと持っている体質もありますし、住んでいる環境の食習慣、海の近くだったり、山の麓だったり、暑かったり寒かったり、高かったり低かったりで、食材の栄養価も変わってきますし、体調も変化します。」

僕:「確かに、複雑ですね。。。これといった解決法はないのですね?」

八幡様:「ありません。しかし、認知症が予防できる素敵な手法はあります。」

僕:「素敵な手法?」

八幡様:「Apoloさんのお父様にも効果的です。寝たきりになってしまい、脳が働いていないように見えますが、実は動いています。動かしたくてうずうずしています。しかし、加齢のこともあり、体も動かしづらくなってきました。しかし、頭の中はファンタジーでいっぱいなのです。」

僕:「ファンタジー?」

八幡様:「ファンタジー妄想のお手伝いをしてあげるのです。これで、予防までできてしまうという、優しい手法になります。」

僕:「ぜひ教えてください!」

八幡様:「最近物忘れが出てきた。という瞬間が普段の生活の中で、突然訪れたとします。

あなたがもし、そうなってしまった時、きっと焦るはずです。もしかすると自分は認知症かもしれない。。。と怖くなるでしょう。そしてまずは、その怖さをすぐに取り去りたい! と思うはずです。」

僕:「で、すぐ病院にいきますよね。」

八幡様:「そこで案の定、認知症と診断され、ショックを受けます。」

僕:「そりゃもう、完全にショックです。。。」

八幡様:「そこからあなたは、物事を忘れないようにするために様々な工夫を始め、家族への協力もお願いすることになり、やがて訪れる家族への負担を思うと、やりきれなくなりながら、どうしようもない症状の拡大に恐れ慄き(おののき)、その恐怖を忘れたいがため細胞たちは、記憶をさらに消していきます。」

僕:「ちょ! 記憶、さらに消しちゃうのですか?」

八幡様:「細胞は、忠実です。あなたを早く楽にさせようと躍起になってくれます。やがて何もわからなくなり、不安は解消されます。」

僕:「・・・認知症が始まると、自分自身の細胞がそれを加速させていく、ということでしょうか?」

八幡様:「全部がそうではありませんが、そうなる可能性もあります。細胞たちは意識したことを純粋にやり遂げようとしてしまうので、このままでは認知症になってしまう、とイメージしてしまうと、そこに集中してしまいます。そこで、その反対をイメージできる手法を使います。」

僕:「そ、それは!?」

八幡様:「名付けて、『養老の滝作戦』です」

僕:「しぶっ!!! 全国チェーンの居酒屋で一杯ひっかけるという?」

八幡様:「いいえ。昔話をひっかけてみました。」

「養老の滝」作戦

僕:「昔話! あれですね! 親孝行の息子が父の病気を治したいと思って山に入って道に迷い、喉が渇いて滝の水を飲んだらすごく気にいって、お父さんに汲んで帰って飲ませたら酒だった! みたいな話ですよね?」

八幡様:「加えて言えば、お父さんの悪かった目も見えるようになり、白髪も黒髪になり、弱かった体も元通りになったというお話です。」

僕:「なんとなんと! 現代の薬機法なら即NGでしょうが、すごい効果が出たもんです!!」

八幡様:「その水は、ミネラルと水素の含有率がとても多かったのだと思います。」

僕:「栄養価が半端なかったのですね?」

八幡様:「そうです。」

僕:「つまり、水を飲めと?」

八幡様:「いいえ。そこではありません。その後の親子の物語が大事です。もちろん、ミネラルと水素のお水は、たくさん飲んでください。体の細胞が活発に動いてくれますので、認知症にも良いでしょう。それよりも、」

僕:「それよりも?」

八幡様:「元気になっていく父親は、息子に対し、今のうちにやっておかねばならないと考えました。危うく死んでしまうところだったのに、養老の滝の水を飲んで復活したことで、死生観が変わりました。」

僕:「メンタルも滝のぼりだ。」

八幡様:「父は、息子のために家系図を作り始めたのです。」

僕:「家系図、ですか?」

八幡様:「はい。なぜ、今自分がここにこうしていられるのか。そして自分がこの世に生きた理由を書き留めました。忘れていることもたくさんありましたが、周りと会話しながら、書き進めたのです。自分の生きた証を探したのです。」

僕:「なるほど。自分の生きた証を探すことで、生まれてきた理由が見えてきますよね。」

八幡様:「そうです。自分の生き方や、在り方をどんどん認められていく過程になります。それは、人生の振り返りと、先祖への感謝の作業になります。それを記録して、残す作業を始めることを" 養老の滝作戦 ”と言います。」

僕:「・・・まだしっくり来ませんが、認知症には、人生の振り返りをする時間を持つことが重要だということですね?」

八幡様:「そうです。これは心を熱くする作業です。自分が生きてきた物語を書くこと。それを誰かに読んでいただくこと。そうすれば、上がっていきます。」

僕:「何が上がるのですか?」

八幡様:「自己肯定感です。」

僕:「自己肯定感が上がると、何がいいのでしょう。」

自己肯定感の効果

八幡様:「自分の実績を再確認できることで、この社会に役に立っていることが認識できます。さらに、役に立てている自分を誇らしく感じます。

覚えていることを忘れないうちに書き切ると決意することで、細胞たちを数珠繋ぎでスピードアップ(活性化)させることができます。

頭に汗をかくことで、神経を司る部分の動きが活発になり、認知症の進行を遅くできるようになります。しかも、その記録は後世に残り子々孫々大切にされるものになります。」

僕:「なるほど、たしかに、いいことだらけの作戦だ。でも、もう喋られず、聞くだけのお父様に対してはどうすればいいのでしょうか。」

八幡様:「お父様の功績を、耳元で語って差し上げるのです。どれだけあなたが、この世の役に立ってきたか。家族の誇りだったか。あなたにとってのヒーローだったかを、語るのです。

自己肯定感を上げることができた人は、力が宿ります。一瞬で最強になります。試してみてください。」

僕:「ぜひ。アゲてアゲましょう!」

八幡様:「そしてやがて、嬉しい気持ちが重なると、血流も良くなります。そして、電気エネルギーがどんどん溜まっていきます。」

僕:「充電もできていくんだ! で、心臓も動くから、血の流れも良くなっていくのですね?」

八幡様:「はい。しかし、それだけではダメです。以前にも申し上げましたが、睡眠と食事はマスト。認知症の場合は、血栓撲滅が大切です。」

僕:「血栓といえば、血の塊が血管に止まってしまい、血の流れが止まって、細胞が死んでいくあれですね?」

八幡様:「そうです。血が止まると、脳梗塞を引き起こす可能性が高くなります。血栓が大量にできてしまうと、溜まりやすくなります。血栓を撲滅していかなくてはならないと認識しておくことが重要です。血液をサラサラに保つことです。」

僕:「お薬ではダメなのでしょうか?」

八幡様:「それも必要ですが、納豆を食べてください。あとはサバ缶。ブロッコリー。玉ねぎといった、巷でよく言われている血液サラサラの食材を遠慮なく摂りましょう。」

僕:「血液と髪の毛のサラサラ、憧れるう〜!」

八幡様:「髪の毛はそろそろ諦めて、血栓をなくしましょう。撲滅するのです。動脈が加齢によって固くなっていくと、血栓が流れにくくなります。つまり、溜まってしまいやすくなります。そこに違和感があればわかりますが、違和感なく溜まっていき、ある日突然壊れます。そうなってからでは遅いのです。」

僕:「怖い。。。わかりました。食生活に気をつけて、しっかり眠って、自己肯定感を上げることで、認知症の予防や、認知症になってしまった方々の勇気に変わっていくのですね!」

八幡様:「はい。あとは繰り返しますが、血栓の?」

僕:「撲滅です! 僕も頑張ります!」

幻覚について

僕:「あと八幡様、認知症の人に見えている幻覚は、ただの幻覚なのかどうか、この点はいかがでしょう?」

八幡様:「霊的な世界と繋がっている結論でも、血管の詰まりで脳が壊れたという結論でも、どちらも当てはめて良いと思います。

認知症とは、死へ向かうための準備です。

忘れていくことで、死の恐怖は消えていきます。さらに、まだ先まで生きることへの畏怖感を和らげ、心を平穏にしようとする表れだと思われます。」

僕:「死への準備。。。でも認知症になると、人によっては性格が変わってしまうと言いますよね。。。」

八幡様:「はい、人によっては口が汚くなったり、今まで抑圧されていたことが放出されたり、理性の脳が侵食されて感情的にしか話せなくなったり。蓄えられた電気エネルギーは、思うようにならない感情から怒りに変わり、それが言葉汚い場面にも変わります。

しかし、それでも命のパワーにもなっていきます。」

僕:「そうか。認知症と一言で言ってしまえますが、その人の生き方や、食べ物や、考え方や、信じるものや、血管の異常や、血の流れ方など、さまざまな要因が組み合わさって、それぞれの症状にあらわれてくるのですね。」

八幡様:「その通りです。しかし、どんな状態であっても、その人が生きてきた軌跡というものは、脳にとっては喜びです。認知症になってしまったから何もわからないのではありません。

感じることもできますし、記憶の中に残っている燃え上がった瞬間の熱さや、痛みは覚えているものです。そこを刺激してあげることで、呼び覚ますことが可能です。そのために、養老の滝作戦を実行してみてください。」

僕:「よくわかりました。ありがとうございました!」

おわりに

実は僕も、お世話になった方が認知症になっていく過程が辛かったのを、子ども心に覚えています。

小学生時代の書道の先生でした。

ある日教室に行くと、先生は僕のことを忘れてしまっていました。僕は驚いて、嫌われてしまったのかと思ってしまいました。あれが先生の認知症の始まりだったことは後でわかったことです。

その後、寄り添うこともできず、悲しくなってしまい、自分から遠ざかってしまったという苦い思い出があります。

もしそれが実の親だったと考えると、さらに切なくなります。

今回、Apoloさんのご期待に沿うような記事になったかどうかはわかりませんが、少しでも参考になれば幸いです。

それでは次回、Apoloさんのご質問の続き、延命治療についての考察です。

またお愛しましょう♡

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