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おりおりいっぴつ #036(八幡様とニコイチ)

八幡様と

共に

往く


なんだかんだいって、八幡様は僕に対して厳しい言葉遣いのくせに、優しくて、でもやっぱり厳しくて、広くて、深くて、いつも斜め後ろに静かに控えていてくれます。

つまり、もしもの時は力を授けてくださる、頼りがいのある御仁です。

でも僕はすぐ心がへし折れて、もうダメだー! となってしまいますが、結局、精神的に限界まで達するものの、不器用なりに、なんとか決着します。

思い返せば、全てがとんとん拍子にいったことなどはありません。もし、うまくいったと思っても、後からちゃんと落とし穴が待っていて、さらに面倒な手順を踏むことも多々あります。涙ながらに振り返れば、そんなときも斜め後ろにいてくれる存在。

今までに何度も、大きな失敗をしまくった僕です。八幡様がこんな僕に関わり合っていると、恥ずかしい思いをたくさんしてしまい、パッと見捨てられるんじゃないか・・・と思いもしましたが、捨てられるどころか、ますます絆が深くなっているような気がしてなりません。

先日、久しぶりに帰ってきた自宅の机でパソコンを広げ、記事の入力をしていた時です。キーボードに手を置きながら、うつらうつらとしてしまいました。

椅子に座って寝てしまう時は、決まって首が痛くなります。さらに、変な体勢になってしまうために、腰も痛くなります。

はっとして、目が覚めました。頭に何かが触れたのです。明らかに僕の右後頭部にトントンと優しく、

「起きなさい」という言葉はなかったのですが、柔らかいタッチで2回トントン。

目を開けて意識がはっきりしたその後、窓の結露防止策として和紙を2枚垂らしているのですが、その和紙がパン! と叩くような音がしました。

最初僕は、母が僕の頭をトントンと叩き、目を覚まさせてくれたと思ったのです。しかし、パソコンの画面を見て驚きました。入力した覚えのない文章が書いてあったからです。

全部をここに記しておきます。

お前が倒れてしまっては、私達の計画は無に帰す。

たまには休みを取り、お前の大好きな映画を見たり、バイクで旅をしたり、
おいしいご飯を大切な仲間たちと食べる時間を作りなさい。

大笑いをしながら、心から楽しめる時間を作ることが必要だ。

私は、お前と共に行く。

お前はどうしたい?

そう言われて、しばらく動けませんでした。

が、僕にできることはやる、と決めて始めたことですから、当然やります。そして、八幡様と共に行くと決めたことですから、当然一緒に行きます。こんなポンコツな僕ですが、どうぞよろしくお願いいたします、と改めて頭を下げました。

共に行くということは、一緒に映画も観るし、お気に入りのカフェにも行きます。おお。楽しみになってきました!

ということで、みなさんも、どうぞ楽しい時間を過ごしましょう!

今日も、あなたに幸あれ。


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