ご相談 その27. やきもち焼きで困っています(前編)
お久しぶりのお悩みご相談タイム!
今回は前編と後編に分けて、口当たり軽く、読みやすくお伝えしていこうと思います。
たまさん、ご質問ありがとうございます。
僕も彩矢子さんには、いつも大変お世話になっておりまして、あのキュンキュンスマイルに何回も救われてきました。
ここでまたご縁が繋がって、すごく嬉しいです!
↓恒吉彩矢子さんのブログです。ロードムービーのご紹介も嬉しい!!
さて、早速回答に進みたいのですが、八幡様より、「まずアニキの私見を伝えなさい」とのお達しが・・・。
断りきれず、僭越ながら。。。
あくまで僕なりに考えますに、やきもちを焼くという事は、その言葉を変えると「羨ましい気持ち」や、「妬ましい気持ち」になってしまう癖がある。ということですね?
でもそれって、きっと誰にでもあるものだと思います。
自分の能力以上、もしくは全く違う素晴らしさをもつ人に対して、羨ましくて悔しくなる。
どうして自分にはその力が足りないのか。難しく感じるのか。
うんうん。よくわかります。
でも僕の場合、僕以外の人たちは、間違いなく僕以上の能力を持っている人たちばかりなんです。
ですから、出会うと、僕的にはもう、なんといいましょうか。
言葉が難しいですが、「面白い限り」です!
はい、以上が僕の気持ちです。ご清聴、ありがとうございました!
では八幡様にご登場願いましょう。
本日も謹んで、おりられます。
ルール再掲
八幡様:「しばらくぶりのご相談になりますので、軽くこのほっとラインのルールを申し上げておきましょう。」
僕:「はい。」
八幡様:「・・・。」
僕:「ああ、僕が言うのか! ちょっと、そうやって細い目でずっと見つめるの、怖いですよ!
えっと、ご相談におきましては、答えを言い過ぎない。これをモットーにしております。」
八幡様:「そして?」
僕:「そして、ええっと、最近の兆候としては、物語が例え話になっているケースもあったり、なぜか僕の昔話からご理解いただく導線があったり、八幡様独自の見解で広げていく強引な表現もあったりと・・・。」
八幡様:「強引かどうかは分かりませんが、私たちたった2人の意見は、世界の答えからするとほんの一部のものであって、全く参考にならない場合もあります。
それはあらかじめお許しください。もしかすると、全く正反対のことをお伝えする場合もあります。」
僕:「はい、そうなんです。というか八幡様、そういうの、やめた方がいいと思いますよ。正反対のことなんか、言われたほうは大迷惑です。」
八幡様:「ここで皆様に、くれぐれも、申し上げます。
決して盲信することのないようにお願いいたします。
最終的に、皆様自身の信じる道を進んでください。」
僕:「それは大賛成です。でも、正反対となるとやっぱり・・・。」
八幡様:「アニキは、なにが一番大事なのか、まだ分かっていないようですね。」
僕:「いやいや、分かってますよ。質問者さんの人生がうまくいくこと、です!」
八幡様:「そのためには?」
僕:「そのためにはだから、良いヒントをもらうこと?」
自分を信じる気持ち
八幡様:「いくら良い道具をもらっても、それを扱うには技量が必要です。いくら技量があっても、それを繰り出すには自分を信じる気持ちが必要です。つまり?」
僕:「自信を持つことでしょうか。」
八幡様:「はい。たとえ正反対の回答を聞いたとしても、それで『自分には、自分のやり方があるんだ』と気がつけたら、それが一番の力となるのです。」
僕:「ああそうか、そうでしたね。僕もそうやって鍛えられてきたわけですが、でもとにかく最初は腹が立ちます。」
八幡様:「腹が立っていたのですね?」
僕:「ええっ! 逆に! ええっ!! 腹が立っていないとでも? だって、八幡様に試されているってことですよね。いい気分ではないです。」
八幡様:「ちょっと待ってください。
信じて動いて、傷ついて、さらにまた傷ついて、満身創痍でも誰のせいにもせず、まだ人を信じて待ち、どんなに疎ましがられても、私はアニキの光を見続けてきました。
おそらく、アニキも私と同じ気持ちではないでしょうか。」
僕:「う。。。」
八幡様:「アニキのやっていることがたとえ間違っていても、そこにあえて介入せず見守って、案の定失敗して涙している姿を見て、私がそれを嬉しがって見ているとお思いですか?」
僕:「そ、それは・・・。」
八幡様:「人は、選択して生きるもの。自分で選ぶことをやめてしまったら誰の人生になってしまうのでしょう。
アニキは、自分の生きる道を若い頃に見つけましたね。」
僕:「あ、はい、まあ。。。」
八幡様:「それなのに、傲慢になり、人のせいにして、愚痴を言い、自分のできなかったことで不機嫌になり、周りの人たちの空気を悪くして・・・。」
僕:「はいストップ! ごめんなさい!!!!!!!!! 僕もわかってます! わかっているんですが、つい甘えてしまいました。
ロードムービーで大きな気づきを得たはずなのに、油断するとまたこうやって出てきてしまう。本当に僕って困ったものです・・・はああ。」
献体
八幡様:「可愛いのですよ。」
僕:「え?」
八幡様:「人間のサンプルとしては、最高の献体になり得るのがアニキです。」
僕:「け、献体?」
八幡様:「アニキの死後のことです。現実的に、アニキの細胞の歴史を調べると面白いことがわかるはずです。なぜ、重い病気が治癒していくのか。」
僕:「いや、そんなの、調べなくっていいです!」
八幡様:「あと、あちらの界隈的に、人間として生き切り、人とのご縁で苦労し、人としての喜びを得て、人としての生をまっとうした魂として重宝されます。」
僕:「あちらの界隈的に・・・。」
八幡様:「はい。そういう人間たちを私たちは『可愛い』と思います。」
僕:「そ、それはありがたい・・・のでしょうか。死んでからの価値がある、ということかな?」
八幡様:「もっと詳しく説明しましょうか?」
僕:「イヤ! もう十分です! えっと、でも可愛いと言えば、今日のご質問のたまさんも可愛いくないでしょうか? やきもちですって。」
八幡様:「可愛いですね。(ニッコリ)」
たまさんのやきもち分析
僕:「でも、やきもちって、みんなが持ってる人間らしさのひとつですよね?」
八幡様:「その通りです。だから人は成長できます。」
僕:「ああやっぱり。でもたまさんは、それが行き過ぎていて悩んでいらっしゃいます。」
八幡様:「私が思うたまさんの場合のやきもち焼きの特徴は、もう一人の自分を、相手の意識の中に作ってしまおうとする能力があるところです。」
僕:「・・・えっと、日本語で言ってもらっていいですか?」
八幡様:「私はあなたしか見えない。
私はあなただけが欲しい。
私はあなたのために頑張るから。
私はあなたが見てくれているから生きられる。
という気持ちが、深層にあるということです。」
僕:「深層。というと、気づいていない場所ですね?」
八幡様:「はい。その気持ちを、相手にどうにか分かるようにして、自らの存在を認めてもらい、もう一人の自分が、相手の気持ちの中に永遠に存在できるようにしている、もしくはそうしたいのです。」
僕:「・・・ええっと、これ、読者さんはご理解できていますかね? 僕はもう一人分の脳みそが欲しいです。」
八幡様:「それでも足りないかもしれません。」
僕:「知ってます! 失礼な!」
八幡様:「では、クイズです。
相手に、自分の存在をわかるようにするため、もしくは、好きになってもらうために、アニキならどうしますか?」
僕:「僕? えーーーっと、僕の存在を認めてもらうためには、当たり前ですが、まあ、自己紹介からでしょうか。」
八幡様:「自己紹介だけでいいのですか?」
僕:「うーん、足りないですか。
相手のことが大好きで、自分のことも好きになってもらうためにすることですよね?
たぶん僕は、相手のことをもっと知りたいから色々聞きまくって、それを一つ一つ共感していくと思います。」
八幡様:「そうですね。相手に対して、自分の存在を強制的に押し付けることはしませんね?」
僕:「あ、それはしません。っていうか、できないです。
僕をもっと好きになって欲しい! と思う前に、僕はこの人の役に立てるかどうか、という気持ちが先に立ちます。」
八幡様:「やきもちを焼くということは、相手を独占したい、というよりも、時間をかけて、自分を相手の中に入れてしまいたい、という欲求の現れです。」
僕:「ふむ。僕の場合は、相手の中に入れるというよりも、相手の横に立って観ているだけかもしれません。羨ましいと思うよりも、やはり見ていて面白がるというか。」
人は新しい出会いを求める
八幡様:「アニキらしい考えですね。
もちろん、自分が相手の中にずっと居続けることが、相手にとっての幸せになる場合もありますが、人は、ひとりの時間を大切にしたい動物です。
そして、ひとりの人間に縛られずに、新しい出会いを求めていきたい動物です。
それによってますます人間力が高まっていき、魅力が増大していく仕組みになっています。」
僕:「新しい出会い、大事なんですね。」
八幡様:「しかし、あまりにも相手が可愛かったり、素敵だったり、自分にとって最高の存在である場合、そこから変化してほしくなくなったり、成長していくことが許せなくなったり、寂しくなったりしてしまいます。」
僕:「ああ、なるほど。それはわかります。子猫を見ているとそう思います。」
八幡様:「しかし、人は成長して変わっていきます。その変化を楽しむために、人生には限られた時間があるのです。」
僕:「人生は、成長を楽しむための時間・・・。」
八幡様:「やきもちを焼くことは、相手のその大切な時間と、自分が経験する時間を止めようとしていることと同じなのです。」
僕:「・・・ええっと、また脳みそが。」
八幡様:「3人分ほど足りませんね。
つまり、やきもちという餅を焼くなら、焼いてから相手に渡し、食べていただいて終わりにすればいいのです。
一緒に焼く餅を眺めながら時間を一緒に過ごすのは、相手の時間を奪おうとしている、ということです。」
僕:「ああたしかに、誰かとお餅を焼いて、それを見ているだけで食べさせてもらえなかったら、僕なら言いますね。『それ食べたいです!』って。」
八幡様:「堂々とそう言う顔が目に浮かびます。」
僕:「でもすいません、やきもちを焼くことが、なぜ相手の時間を奪ってしまうことになるのでしょうか?」
八幡様:「ふむ・・・。では、譬え話をいたしましょう。
登場人物は、ご質問者のたまさんとは全く違いますので、あらかじめ悪しからず。」
僕:「ああ、それは助かります! お願いします!」
〜次回、八幡様による超短編小説! どうぞお楽しみに〜
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「僕のアニキは神様とお話ができます」「サイン」の著者、アニキ(くまちゃん)が執筆。天性のおりられ体質を活用し、神様からのメッセージを届けま…
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