副業を始めて半年経ちました

今年の3月に始めた副業。早いものでもう半年が経過しました。

人の紹介で始めたので早々辞めるわけにもいかず、合わなかったらどうしようかと心配もありましたが、仕事内容も予測の範囲内で一緒に働いている方々もいい人ばかりで始める前の不安はすべて杞憂に終わりホッとしています。

で、何の副業をしているかというと「パチンコ店のバックオフィス」という簡単には想像がつかないかもしれないお仕事。

事務所に詰めて電話応対や業者対応、頼まれたデータや書類の処理、台の異常を知らせるコールが鳴ったらインカムでホールにいるスタッフに知らせたりといった事務処理、スタッフさんに支給されるドリンクのオーダーを取って冷蔵庫に入れたり、お弁当の注文締切を伝えるのも大事なお仕事。時には清掃のオバハンがお休みになった時のフォローとホール接客以外の事はなんでもやっているオッサンと化しています。

社員さんはホールに出ていることが多く、事務所に常駐できる人を雇いたい。しかしながら、専業にできるほどのお給料は出せないけどパチンコの事を知らない人だと難しい。という微妙にニッチな求人に過去にパチンコ店で働いていた自分がずっぽりとはまり込んだ形になりました。

事務所にさえ居れば(常識的な範囲で)何してもいいので、ヒマになったら本を読んだり勉強をしたりプロ野球の途中経過を見て一喜一憂できる大変にありがたい環境のおかげで、副業側の人からも本職側の人からも「仕事を二つ持つのは大変じゃない?」と聞かれても「意外と大丈夫っすよ」と答えられています。

もちろん、物理的に休日が減っているので時には本業と副業が続き体力的に大変と思うことがありますが、副業先の方と違う考え方に触れたり、多少なりとも小遣いを増えたりと悪くはないなーと思いながら半年が過ぎました。

実は、副業は数年前に一度失敗しています。20年近く前も掛け持ちバイトをして両方ダメにした経験があるので、何故今回が上手く行っているかを考えました。社会人で休日にアルバイトを考えている方の参考になれば幸いです。

1、本業とまったく関係ない仕事内容。

私の本業はある分野の機械メンテナンスマン。事務作業はあっても、会社に自分のデスクがあるわけではありません。一方、副業は自分の机で仕事をします。本業と副業が全く関係ない内容のほうがアタマもカラダもすっぱり切り替えができます。

2、責任の軽いゆえのストレスの軽さ。

副業先は「お給料安いから重い責任が生じる業務はなし。判断が必要な場合はすぐ役職者を呼んで」というスタンス。副業先での仕事負荷を本業に引っ張ることが皆無なのはメンタル的に重要。

3、通勤時間があまりない。

副業先へは電車を使いますが、自宅からドアツードアで1時間以内という立地。浮いた時間を有効活用できます。

4、小遣いが増えるモチベーション

安い安いとは言っても月7〜8日勤務しているので、一ヶ月のお給料にするとそれなりの金額になります。追加の生活費として妻に渡す分を抜いても相応な金額が手元に残ります。何に使おうか考える楽しみは無限大。

この4つが維持できている限りは副業を続けていいのかなと考えています。

もちろん、本業先の理解がある(同業他社での兼業は禁止、兼業先と直接の利害関係がないなどいくつかの条件をクリアすれば許可が出る)ことや、副業側の業務内容が私に合っていた、いいタイミングで紹介してもらったなどの僥倖もありますが、一日寝ているだけの休日があればアルバイトするのも悪くないですよ。多分。

このエントリを見たオッサン勢、額に汗して小遣い増やそう。れっつ、ちゃれんじ。

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