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中小企業診断士を目指す理由

こんにちは、リエゾン担当の太田です。

今回は、僕が「中小企業診断士」を目指す理由を、僕なりの考え方を交えて書きます。

■特にこういう人に読んでほしい
 ・前向きに人生を好転させていきたい人
 ・仕事で成果を上げたいけれど、何となくうまくいっていない人

■結論
 ・僕なりのやり方で、ビジネスの世界で勝負したいから!

【きっかけ】

とにかく追われるように仕事をしていた営業時代。本当に苦しかったし精一杯やっていたけれど、それでも今思えば、営業のことしか分かっていませんでした。
業務への異動が決まってから、当時の営業の上司からは「世の中には営業以外にも仕事があるんだ」と言われましたが、自分の中では営業が世界の全てだったので、全然ピンと来ませんでした。

僕の上司(Tさん)は「中小企業診断士」という資格を持っていました。当時から、普通で終わりたくない、何かしら爪痕を残したい思いが強かった僕は、自己啓発に興味があり、すぐに中小企業診断士の取得を考えました。

最初は、何となく、社長の言っていることもよく分からないし、勉強して少しくらい分かるようになりたいな、、くらいの思いでした。

余談になりますが、実は営業時代にも、Tさんに中小企業診断士の取得を考えている旨を伝えたことがあります。しかし当時は「やめとけ」と一蹴されました。取得に掛かる手間とその先のメリットを天秤にかけたら、割に合わないから、というのが理由でした。
異動してからもう一度Tさんに、ドキドキしながらもう一度チャレンジを申し出ました。「いいじゃないか、取れ取れ」と言ってもらえました。僕の立ち位置が、変わるような予感がしました。

【夢】

今は中小企業診断士を、自分の夢だと捉えています。

2月に受講したUNCOMMONのLTを通して、僕の夢は中小企業診断士になることだと、気付きました。

これまで夢は何かと問われたら、僕はいつも違うことを言っていました。「地球環境問題を解決する。」これも自分の中で心揺さぶられる原体験があり、大切に思っていることではありますが、ただ、その夢は、僕が歩いてきた道とは全く関係がありません。そこに向かっていなかったんです。

シャバのことを何一つ知らない、何もできない僕が社会人になり、成長するために歩んできた道。それが、地元の生産設備メーカーでの営業、業務の仕事です。
将来のことは、色々と考えました。大学に戻って研究するとか、転職とか、、だけど現地点では、ビジネスの世界、経営の世界で勝負することに決めました。
そして僕はどうやって勝負できるだろう。僕にできることは、勉強でした。

【中小企業診断士を目指すデメリット】

多くの労力を投入する割には、中小企業診断士という資格それ自体に、どれくらいの価値があるのか、正直、僕には分かりません。足の裏についた米粒、と比喩されていることも知っています。つまり、取っても食えない、ということです。

【中小企業診断士を目指すメリット:スキル】

確かにそうかもしれません。が、僕はそれでも、合格するまで受験するつもりです。

僕は中小企業診断士を、単なる資格とは捉えていません。ビジネスパーソンとしての生き様、みたいなものです。
現在受講している二次試験の専門校、AAS名古屋の講座を通して、考え方が変わりました。資格を取りたいというよりは、その先、自分の力で影響力を発揮するための「スキル」にフォーカスするようになりました。

■正しく戦略を理解すると、仕事の意味が分かる

まずは自分が今やっている目の前の仕事。仕事は、追いかけたいものですが、追われがちですよね。中小企業診断士の学習を始めてから、自分の仕事の意義が分かり、納得して取り組めるようになりました。地図を手に入れて、いま自分がどこにいるのかが分かった、ような感覚です。営業が全てだったあの時とは、見える世界が変わりました。(自分の営業時代の職務が不遇だったことも分かって、心が痛かったですが…)

■ビジネススキルが上がる

AAS名古屋の講座を受講してから、文章力が上がったと思います。ロジカルシンキングでよく言われるMECEの概念にも通じますが、多面的に見て階層と並列をはっきり示す、因→果で繋ぐ、といった練習になります。論理的にすっきりさせることで、人に納得してもらえる、気持ちのいい文章ができます。これを自分で書いていて実感できます。周りと差をつけることができます。

【中小企業診断士を目指すメリット:仕事】

■成果に結びつく

正しくは、成果に結びつく可能性が高まる、でしょうか。

せっかく必死に働くのであれば、少しでも大きな成果を出せた方が、いいですよね。現場レベルで解決できない問題もあります。経営に近いところにアプローチして、根本を解決し、好循環を生み出したい。もちろん、一社員の立場であれば経営的にものを言うと逆に迷惑になってしまいます。だから僕は、社長さんに助言できる立場を目指します。
(もしそんな立場に無かったとしても、経営を理解して意見を持ち、自分に出来ることをするのは非常に価値があると思います。)

結果はコントロールできないものですが、それでもやはり、執着してしまいます。ビジネスで成果が上がらないことは、本当につらいことです。誰も幸せにならない。命を削った結果、やらない方がよかったなんて、そんなことありますか?
僕は、頑張って働く人々を助けたい。そう思います。

☆いつからでもチャレンジできる!

これ非常に重要です。社会人人生の中で、新卒とか、最初の段階で方向性が大きく決まってしまうものですが、中小企業診断士という選択は、いつからでも始められる。50代や60代で資格取得される方もいらっしゃいます。思うようなキャリアを歩めなかったけれど、普通で終わりたくない、圧倒的な成果を上げたい、という思いを、ぶつけられる選択ではないかと思っています。

【実務での原体験】

僕の上司のTさんは、中小企業診断士であり、経営視点で考える人です。会社方針はとにかく売上向上、売上向上のためには、ともすれば利益率の高い事業を置き去りにしている現状に、一石を投じました。僕はTさんと一緒に、社内オペレーションを少しずつ変えていきました。

そして、10年前、利益0の年もあるくらいだった当社は、利益ベースで100億円を稼ぐ会社になりました。その要因として、Tさんの考え方が浸透してきたことが、けっこう大きいんじゃないかと思っています。営業時代、当時の上司ですら、この会社はもう先が無いかもしれない、、なんて言っていたのが嘘のようです。
Tさんのその意図、考え方には、学ぶことしかありません。誰も幸せにならない仕事を追い、「それでもお前は営業か」と詰められてきた僕は、異動し、中小企業診断士を志すことで、上司の価値観に共感できるようになりました。

幸いにも自分は今、会社の一部分ではなく全体に関われています。だからこそ、視点を上げることの重要性を理解できます。経営について勉強することは、視点を上げることに繋がります。

【社会人になってからの勉強】

あと、これは本当に思うところですが、大人になって、勉強しない人が多すぎる。何も分からずに、文句ばかり言っている人が多すぎる。
僕は好循環を生み出したいと思っているので、もう変われなくなってしまった人を見ると、絶望を感じてしまいます。これは価値観の問題だと思います。
恐れてはいけません。変化や、新しいもの・知らないもの、ひいては自分が無知であるという事実を、否定したくなる気持ちは分かります。自分自身への戒めも込めて、少しずつでも、常に、新しいものを吸収しましょう。
分からなかったことが分かるようになる、出来なかったことが出来るようになるって、楽しくないですか?僕はこれが人生で一番楽しいです。「人生は勉強ですよ」と親戚の前で言ってドン引きされたことがありますが、これ本気で思っています。
最近では、何も小難しい本やテキストを読むだけが勉強ではなく、検索すれば、非常に分かりやすく面白く解説してくれている動画もたくさんあります。素晴らしいことですよね。

僕は、夢や目標を持って、前向きに人生を好転させようとしている人が、大好きです。
僕は、学び続けます。学び続けることで、ビジネスの世界で、勝負してやろうと思います。

最後、ちょっと熱くなってしまいましたが、中小企業診断士に興味を持ち、目指してみようかな、と思う人が増えてくれたら嬉しいです。

皆さん、一緒に頑張りましょう!

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