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本当に悩んでいるから「相談」という行為もハードルが高い:暮らし派FPの家計カイゼン日記248日目

カーラジオから、尾木ママの声が聞こえてきて、ハッとしたんです。「僕ね、思うんですけどね、周りの誰かに相談してって言うけれど、本当に悩んで辛い思いをしている人って、誰かに”相談する”ってこと 自体、とっても苦しいのよね。思うようにいかなかった自分を受け容れなきゃいけないんだもの。 相談って、何かに失敗した人がするような、とってもネガティブなイメージがつきまとってると思うの」って。

いま、実家帰省中で、母の車だから、たまたまチューニングがNHKラジオ第一で、普段は考えなかったテーマについて、そうだ、そうだと聞き入ってしましました。

この聞いていたラジオは、
悩める若者たちへの応援歌っていう番組でした。

コロナ禍で子どもや若者たちの自殺が急増している。番組では、失業や精神的な不調が原因で自殺未遂をした体験者の話をうかがい、若者たちを助けるために何が必要かを探る。

引用:NHKラジオ第一 HP


お金とパートナーのことで悩める”女性”に
置き換えて考えてみた。

ファイナンシャルプランナーとして、関わっていくことになるクライアントさんを、わたしも相談者さんと読んだりするのですが、”相談”のハードルの高さを思いました。


そうだよね、相談ってネガティブな響きだなーって。

わたしもお金で悩んでいた真っ最中は
誰にも相談できなかった、ひとりじゃんと。

自分では周りに相談も出来なかったくせに、
気軽に「相談してくださいね」という言葉を使ってました。


よくなかった。


わたし自身も周囲に相談できなかった理由は何だったんだろう?

まず、自分だけでは解決できなかった、という無力感。


自力ではどうにもならないから相談するわけで、


それって、自分で、自分の”負け”を認めないといけない。


負けを認めることは自分を見放すような感覚。

これが苦しい。


自己で回復できる力を、まだ信じたいという気持ち。

なんとかなる、がんばれ、やるしかない。

いや、もうお手上げた。無理だ。投げ出したい。


ポジティブとネガティブの2つの気持ちが
いったりきたり。抜け出せない。


だから、相談する行為は、簡単じゃない。



力を借りたらいいとわかっているけど、割り切れないんだ。


そんな気持ちでいるひとに、
わたしはこれからどうやって、
確かな関係をつくれるのかな?

うーん、クライアントさんが
そんな苦しいときに、
どうぞ相談してくださいって、言っていいのかな。
微妙に違和感がある。

わたしが願っているのは、
クライアントさんが、わたしと話してもらうことで
”明日の元気が湧いてくる”ような感覚を持ってもらうこと。

そこまで悩んでいる問題を解決することは、簡単なことじゃない。
アドバイスしたから、あれよあれよと解決できることじゃないともおもう。

でも、話してもらったあとに、
気持ちがほぐれたり、
孤独感がやわらいだり、
ほんのすこしだけ、将来にむかって何かを決めようと思ったり。

そんな悩める瞬間に、寄り添い続ける友人のようになれたらって思います。

開業FP1年生、 つたない話し相手ではありましたが、
来年もお金に向き合い、
より良く生きたいと思っているあなたの
悩めるときも、健やかなるときも、
信頼の置ける友人になれるように、
がんばりたいと思います。

来年も良い年になりますように☆いや、なる!!



FPよーこ@家計チューンナップ!コーチ
***いつも読んでくださって、本当にありがとうございます***
FPよーこの家計と暮らし方、起業ほやほやの日々のこと。
毎朝5:00更新。

今年もたいへんお世話になりました(^^

記事を読みにきてくれて、
めっちゃ、うれしかったでーす!!!