衆議院選挙総評
こんにちは!
株式会社Origin.の奥平です。
今回は日曜日に投開票を迎えた衆議院選挙の総評を行います。
選挙や政治があまり分からない人でも理解しやすいようにできるだけ分かりやすくお伝えしていきますのでよろしくお願いします。
①今回の「衆議院選挙」とは
今回の選挙は「衆議院」という、国会での話し合いに参加する代表(議席)を決める選挙です。
465人の代表を選んだのですが、その中でどの政党がどれくらい議席を取るのかが重要視されます。
国会では税金の使い方や国のルールを決めるのですが、最終的には多数決で決めます。その時にたくさんの議席を持っている政党の意見が通りやすくなるのです。
また、衆議院で一番議席を持っている党を「与党」とし、与党は実際に政治運営も行っていきます。
現在の与党は「自民党」で、それ以外の政党(野党)は自民党の議席を減らして自分の政党の勢力を強くしていきたいのです。
それでは今回の衆議院選挙で議席がどのように推移したか見ていきましょう。
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②今回の「結果」
選挙前 選挙後
自民党 276 261 -15
公明党 29 32 +3
立憲民主党 109 96 -13
共産党 12 10 -2
日本維新の会 11 41 +30
国民民主党 8 11 +3
れいわ新選組 1 3 +2
社民党 1 1 0
NHK党 0 0 0
このような結果となりました。
今回の選挙での注目されていた点は
自民党の議席がどれだけ減るか
でした。
もし自民党よりも議席数が多い政党が出てきた場合は
「政権交代」となり、岸田氏が総理大臣に就任したばかりなのに総理大臣が代わることになるところでした。
結果、自民党は議席を減らしたもののダントツでトップの議席数を確保しました。議席を減らしたことに対して賛否はありますが、過半数をしっかり守り抜いたという点で自民党の圧勝と捉えて良いでしょう。
逆に「政権交代」を目指して選挙戦に挑んだ「立憲民主党」は自民党が議席を落としたにも関わらず議席を減らしてますので、代表の進退問題に発展しています。
数を見ると「日本維新の会」が圧倒的に議席を増やしてので、大きく勢力を伸ばしたといって良いでしょう。
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③ベテラン議員の惨敗
今回の衆議院選挙の大きな動きで言えば、ベテラン議員の落選です。
皆さんも聞いたことのあるビッグネームも並んでいます。
甘利明氏、石原伸晃氏、小沢一郎氏、辻本清美氏など
比例で復活当選した人もいますが、過去選挙で勝ち続けた人も国民からの支持を集められなくなってきています。
こういった世代交代は大歓迎ですね。
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⑤今後の展望
今回の選挙結果を踏まえ政治をどう捉えるかなんですが、
最も大切なことは「与党と野党の戦力均衡」だと考えています。
自民党の一強政治では、緊張感が低下し1つ1つの問題に対して適当に議論される可能性もあり、有事の時の強力なリーダーシップが取れないでしょう。(今回のコロナで分かったと思います)
その中で敢えて注目点を挙げるならば
・自民党がどのように党全体を強化していくか
・立憲民主党の改革がどう進められていくか
・今回大きく議席を伸ばした日本維新の会が今後どう勢力を伸ばしていくか
・他野党でどう政治に絡んでいくか
各政党ごとに注目ポイントはありますが、まずは上記に注目して日々の動きを見てもらえたらと思います。
来年6月には参議院選挙もありますので、引き続き多くの国民が政治に関心をもつようになればと思います。
選挙に参加することで政治リテラシーが上がってき、幅広い知識のインプットにもなっていくのでこれからも積極的に勉強していきましょう!
今回のブログは以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ライター 奥平俊也(おくひらとしや)
会社2社経営。物販コンサルタント。
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