オリンピック後どうなる??
こんにちは!
株式会社Origin.の奥平です。
本日(2021.8.8)東京オリンピックが閉会します。
「オリンピック後に日本の経済は衰退する」
これはコロナ騒動の前から言われていることで、いよいよその時が目の前に迫ってきています。
そこで今回は
経済の基礎的な部分を学びながら今後どうなっていくかを考えていきたいと思います。
①GDPと経済成長率
経済視点で考える際に切っても切れない「GDP」について理解しておきましょう。
GDPを日本語で「国内総生産」と言い、国内で生み出されたモノ・サービスの合計金額のことです。
これにより、その国の経済規模が数字で分かります。
現在のGDPランキングはこんな感じ。
日本ってけっこう凄いんです。
中国の成長率もヤバイですよね。
GDPの成長率のことを「経済成長率」と言い、ランキングはこんな感じ。
後で触れますが、ここでも中国が脅威になっています。
では、GDPはどのように算出するのか
簡単な式は
GDP=消費+投資+政府支出+(輸出-輸入)
となります。
2020年のGDPは約50兆円ですが、そのうち消費が約28兆円を占めています。
つまり、国民の消費が落ち込むとGDPは悪化していくのです。
オリンピック後の経済はどうなるかというのは
「我々一般国民がお金を使うのか(使えるのか)どうか」
が鍵になるということです。
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②東京オリンピックで期待されていた経済効果
無観客での実施による損失は約2.5兆円と言われています。
数字にピンとこないかもですが、先ほどのGDPの話を理解できているとそれがとんでもない数字になることがわかると思います。
日本はコロナ前から「インバウンド需要」に力を入れていて、多くの外国人に日本に来てもらい、更に来年以降もリピートしてもらう狙いでした。
しかし無観客での開催となってしまい、経済効果は全く期待できなくなりました。
インバウンド以外では、公共設備などの強化や人材の確保などお金が回っていくことで消費が増えていく狙いもあります。
(権力者が吸い取ってますが。。。)
ビジネス視点で考えていくと、オリンピックで瞬間的に売上を上げても後が続かないと意味がないのです。
本来は日本に来てもらって、日本を好きになってもらって旅行客の増加にしたかったはずですが、それも難しそうです。
ちなみに、損失というのは目標対比としてとらえる方が良いでしょう。
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③開会式を振り返る
オリンピックを経済的な視点で見ていくと、オリンピック後の経済発展にいかに繋げていくかが重要になってきます。
全世界の人々が1番観るのは「開会式」なのですが、その開会式ではけっこう批判が相次いでます。
感情的なものはあると思いますが、開会式を評価する際に大事な視点としては
「今後の日本経済上昇への伏線はあるか」ということです。
今回のオリンピックの目的は「これから日本にたくさん観光客が来てくれること」なので、テレビ越しに見ている世界の人々が「日本に行ってみたい」と思うような演出があったかどうかです。
コロナ禍で非常に難しかったと思いますが、タップダンスで始まった時点でその意図は伝わらなかったですね。
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④北京オリンピックはどうなる?
実は来年2月に行われる北京オリンピックが迫っています。
ここまでの話を踏まえると、中国がどういう戦略で出てくるか興味が出てきます。
中国の成長の大きな要因の1つに「ハイテク技術」があります。
特にAIが進んでいて、日本で議論されている「スーパーシティ」はすでに中国には存在しています。
またコロナの死者数も約5000人と日本の3分の1となっています。
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⑤今後どうなる?
これまでの話をまとめていきます。
・オリンピックを境にインバウンドを強化してGDPを伸ばす戦略は失敗に終わる
・一部の権力者に金が流れてオリンピックは終わり
・むしろオリンピック後に陽性者爆発で中途半端は規制を続け消費悪化
・逆に中国は北京オリンピック後に伸びていく
・GDP2位と3位の差が開き、1位と2位の差が縮まるといよいよ世界が2分して日本が巻き込まれる
今後こういったことが考えられると思います。
今回はオリンピックから経済的視線のみでお伝えしてきましたが、
感情的な部分も非常に大切ですが、「お金」が大きく動いている以上経済的側面で考えていく必要はあります。
今後のGDPの推移、北京オリンピックがどのように開催されるかなど
しっかり見てもらえればと思います。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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