国会議員は１日で１００万円もらえるの？？

こんにちは！
株式会社Origin.の奥平です。

最近の報道で

「国会議員は１日で１００万円もらえるのか？」と話題になっています。

これに対して最初に異を唱えたのは「日本維新の会」ですが、それに対して賛否がでています。

そこで今回は、１日１００万円もらえることの経緯と世論、そして僕の見解もお伝えしていきたいと思います。

できる限り分かりやすくお伝えしていきますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

①１日１００万円もらえるとはどういうことか？

では、今回の１日１００万円もらえるという問題はどういうことなのか説明します。

10/31に衆議院選挙が行われたのですが、20時に投開票が行われ当選者が決まっていきました。
当選した人は10/31をもって国会議員となりました。

国会議員は給料と別に「文書交通通信滞在費」（以下文書交通費）の名目で毎月１００万円支給されます。
（文書交通費は公的文書の発送日や交通費に使うためのものです。）

今回当選した国会議員は（正確には新人議員）10/31の１日しか任期がなかったのに、１ヵ月分の１００万円が振り込まれていたのです。

この文書交通費は領収書の提出義務はないので、実際何に使ったのか分かりません。

この問題を、実際に１００万円が振り込まれた日本維新の会の小野泰輔議員が問題視したのです。
それに伴い橋下徹氏が発言したことで各政党が対応を迫られました。

「立憲民主も国民民主もれいわも共産も起きてまっか？山本太郎さんも４時間で２００万円相当の収入を丸取りでっか？丸取りならあんたらの言うこと信用ならんで！」（橋下氏Twitterより）

そもそもの仕組みがおかしいと訴えた橋下氏、これに対しての国民は各党の反応を見ていきましょう。

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②国民と各党の反応

我々国民の一般的意見としては、今回の１００万円は貰いすぎなので返還すべきだという声が多くなっています。一般国民の感覚からすると１日で１００万円貰えることはおかしいと捉えるのは自然だと思います。

維新の会はこの問題に対して、党でお金を回収して寄付する方針です。

では他の政党はどうでしょうか？

・自民党→該当者へ返還を求める
・公明党→寄付
・立憲民主、国民民主→日割り法案提出
・共産→見直し必要
・れいわ、NHK→必要なことに使うべき。維新のパフォーマンス。

れいわ、NHKの２党は問題ではないとの意見です。

みなさんはどう思いますか？？

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③寄付することは正しいのか？

維新の会は「寄付する」としていますが、それが正しいのかどうかを議論する必要があります。

公職選挙法では個人や団体にお金を配ることは禁止されています。

票をお金で買うことを防ぐためです。

では今回の「寄付」はどうでしょうか？

生活困窮者や災害の被災者などの寄付するにしても、寄付された側はとても感謝するので、次回の選挙以降寄付してくれた政党に投票する可能性が高くなりますよね？

この視点だと「公職選挙法違反」となります。

寄付するなら匿名で行ったり、分散して目立たないようにするなどの工夫があれば納得できますね。

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④まとめ、見解

今回は日本維新の会が「１日しか在職していないのに月額の１００万円が支給されそれを受け取るのはおかしい」

と指摘したことから、他の政党がそれに反応しています。

多くの政党が
「党でまとめて寄付をする」「今後法案を作って仕組みを変える」と声をあげていますが、

「国民に対するただのパフォーマンス」「政治にはお金が必要なのでしっかり使うべき」

と意見が分かれています。

僕の見解としては、そもそも正しく使われていないという認識があるから１００万円受け取るのはおかしいという議論になっていると思います。

１００万円がいかにも国会議員の懐に入るという仮定で話がされているので、そもそも正しく使っている人が少ないんだろうなと感じています。

領収書が不要な経費なので、領収書を出すべきとの意見もありますが、領収書を出すことで経理の人件費が余計かかってしまうので、国会議員に選ばれた特権として１００万円の経費の自由度はあっても良いと思います。

ただし、国のために一生懸命仕事をしている人と、経費を自由に使えることをいいことに私利私欲で仕事をしている人を我々国民がしっかり見ていかないといけないと思います。

むしろ世の中に１００万円をどんどん流して消費を活性化させてほしいです。

この問題は賛否あるので、皆さんはどう思うか是非考えてみてください！

今回のブログは以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。