見出し画像

承認欲求で大損する理由

 こんにちは!

株式会社Origin.の奥平です。

皆さんの近くに「承認欲求モンスター」はいませんか?

もしくは「承認欲求モンスター」になっていませんか?

承認欲求とは

「他人から認められたい、価値ある存在として認められたい」

という欲求のことです。

この感情は誰しも本能レベルで持ち合わせていますが

求める度合いは人それぞれです。

今回は承認欲求が強いことで大損する理由をお伝えしていきます。

というのも僕自身身近に承認欲求モンスターがいまして

どう対処していいのか日々奮闘中なのです(笑)

そういう日々の中承認欲求について少し勉強してみたことを

皆さんにシェアできればいいなと思っているので興味がある方は

最後まで読んでもらえたら嬉しいです。

---------------------------------------------------------------------------

① 人に嫌われる

これは承認欲求がいきすぎてどうしようもないパターンです。

自分のことを認めてほしいし分かってほしいから自分の話しかしない人

身近にいませんか?

会社の上司なんかに多いかと思います。

こういう人の最大の難点は「自己認識がないこと」です。

相手の気持ちを考えずに自分のことばかり話す人が嫌られるのは

想像にたやすいと思うので、まずは自分がこうなっていないか

確認しておきましょう。

--------------------------------------------------------------------------

② なんでも褒められたら嬉しい


さて、ここからが本番です。

承認欲求モンスターは

褒められたらなんでも嬉しい」のです。

内容ではなく、褒められたこと自体に価値を感じるのです。

これの何が悪いと思いますか?

それは

自分の価値を正確に測定できなくなること」です。

例えば

痩せてないのに痩せたねと言われ嬉しい気持ちに浸ってしまうと

・今のままでいいんだ
・元々太ってなかったんだ

など現状に満足してしまい成長欲がなくなってしまいます。

また、一つ褒められただけで自分の全てを肯定してしまうのも

承認欲求モンスターの特徴です。

自己肯定感が高くなることは良いことなんですが、努力して成果を出した

こと以外で承認されることにより努力を怠り成長せずに人としての

魅力は年齢と共に軽減していきます。

つまり「自分の価値を正確に測定できなくなる」のです。

こういう人の末路は想像に絶やすいと思います。

-------------------------------------------------------------------------

③ 人間関係で風下に立ってしまう

先ほどの「褒められたらなんでも嬉しい」ことからの続きですが

人間関係を円滑にするため、もしくは有利に進めていく為に

意識して相手を承認する人がいます。

つまり「建て前」を思いっきり使ってコミュニケーションを取ってくる人です。

承認欲求モンスターは建て前であろうがなんであろが自分が認められたり

褒められたり、理解してもらえたと思えたら気持ちが高ぶるので相手が

承認欲求を上手く使ってコミュニケーションを取ってくる人だったら

人間関係は一気に風下になります。

承認欲求モンスターはそれにも気付かず気持ちいい状態なので良い人間関係

が築けていると思っています。

しかし実際は相手に主導権を取られている、マウントを取られていて

そのことに気付けてもいない場合が多いのです。

----------------------------------------------------------------------------------

④ 本当の承認ができない


承認欲求モンスターは何でも褒められたり認められたりしたら嬉しくなります。

事実と違うことを褒められたり認められたら嬉しく本当にそう思い込むので

本質が分からなくなります。それが相手への承認にも繋がっていきます。

自分のことさえ分からないので当然相手のことも分からないのです。

とにかく浅い部分でしか相手を承認できなくなります。これは

初対面など相手との距離が遠い状態だと有効なのですが、近くなれば

なるほど「私のこと分かってないじゃん」と評価されるようになります。

相手との関係性がなく距離が遠い時は相手の深い部分は分かりにくいので

目に見えるような分かりやすい部分で承認してコミュニケーションを取る

ことは有効ですが、距離が近くなればなるほど本質の承認を求めるように

なってきます。しかし承認欲求モンスターは浅い部分でしか人の本質が

分からないので、質の高い承認をすることができないのです。

質の高い承認とは

「その人が影で行っている努力や姿勢を汲み取ること」です。

自分が質の低い承認で喜び続けてしまうため相手のことももちろん

分かるはずがない、本当の承認ができないことで近くなった人は

離れていき、搾取しようとする人たちばかりが周りに残ることになります。

-----------------------------------------------------------------------------------

⑤ 自ら新しい人脈を求める


新しく人脈を作っていくことは素敵なことなんですが、承認欲求モンスター

は自らを承認してくれる人を求めて新しい人脈を求めます。

距離が近くなれば浅いレベルの承認はしてくれなくなるため距離が近い人と

いるよりも距離が遠く自分のことを無条件で承認してくれる人のところへ

行くのです。相手が建て前半分に承認していることも理解せずに・・・

結果距離が近い、自分にとって大事な人の優先度を下げてしまい結果

人が離れていきます。

-------------------------------------------------------------------------------------

⑥ 承認欲求を捨てると楽になる


例えば職場で掃除をしたとします。承認欲求モンスターの考えだと

「誰か見てないか?」「誰かに感謝されないかな?」

という気持ちになるのですが、それを

「自分が掃除したことで誰かの役に立った」

という自己満足に考えた方が楽だし自己肯定感が上がるのです。

自分のことを承認してくれるかどうかは相手次第なのに対して

自己満足の考え方だとそれが自分次第になるということです。

相手がどう思うかはコントロールできないので、自分でコントロールできる

範囲で気持ちよくなれる方が人生の難易度が圧倒的に下がります。

(これを課題の分離と言います)

-------------------------------------------------------------------------------------

⑦ とはいえ承認欲求は捨てきれない


ここまでお伝えした内容で承認欲求は無いに越したことはないと理解して

もらえたと思います。

しかしこんな声が聞こえてきそうです。

「頭では分かったけど褒められたいし認められたいのは抑えきれん!!」

そう思った人はスヌーピーの名言を思い出してください。


自分のことを大事にしてくれている人を何より大事にしろってことです。

今回のテーマで言うと

自分の身近な人に対して本当の承認を行おう

ということです。

浅い承認を求めて広く浅い関係性を求めるのではなく

自分のことを大事にしてくれる人を選んでいきましょう。


承認欲求とどう向き合うかは人生を左右するといってもいいくらい

大事なことです。食欲をコントロールできないと不健康になるように

承認欲求をコントロールできないと人との繋がりに大きな影響が出ます。

人との繋がりは幸せな人生を送るための重要な要素の一つなので

承認欲求とどう向き合うかを考えていただければと思います。


今回のブログは以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?