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NISAって何?分かりやすく解説!
こんにちは!
株式会社Origin.の奥平です。
今回は「NISA」について解説していきます。
聞いたことあるけど何なのそれ??
という人は多いと思いますw
資産運用を考えている人には必要な知識ですのでしっかり押さえていきましょう。
①NISAとは?
NISAとは一言で言うと
「株式投資にかかる税金を非課税にする制度」です。
日本語で言うと「少額投資非課税制度」と言います。
通常投資での利益に対して約20%の税金がかかりますが、
NISAを利用すると税金が免除されます。
NISA=投資商品ではなく、NISAという口座を持ちその口座の中で購入した商品の利益が非課税対象になると覚えておいてください。
2014年1月から開始されたのですが、何故このような制度が始まったかというと、
貯蓄する割合が多い日本で、少しでも投資へのハードルを下げて投資に興味を持つ人を増やしたいという理由です。
最近は特に若い人に人気の資産運用です。
②NISAと積立NISAの違いは?
「積立NISA」というワードもよく聞くと思います。
積立NISAとは、積立に特化したNISAのことで、一般NISAの反省点を踏まえて2018年に新しくできました。
一般NISAは長期投資に向かない設定となっており、さらに選べる商品も多すぎて初心者へのハードルが高すぎたことから、その問題点を解決したのが積立NISAです。
ここでは「NISA」と「積立NISA」を比較していきます。
〇年間投資上限額
一般NISA 120万円
積立NISA 40万円
〇非課税運用期間
一般NISA 5年
積立NISA 20年
〇選べる商品
一般NISA 株、投資信託、ETF、REIT(数千の商品)
積立NISA 投資信託、ETF(商品が厳選されている。約200商品)
〇購入方法
一般NISA 一括or積立
積立NISA 積立のみ
上記を踏まえて一般NISA、積立NISAそれぞれの特徴とメリット、デメリットを解説していきます。
③一般NISAの特徴
・年間投資額(非課税枠)が年間120万円と大きいのはメリット
積立で購入しても良いし、一括で購入しても良いです。購入に自由度があるのが魅力です。しかし、120万円の枠は翌年に繰り越しできないので注意しておきましょう。
・非課税期間は最長5年間
商品購入から5年間は非課税ですが、5年を超えると税金がかかる口座に自動で移動されます。なので5年の間で利益が出る商品を選ばないといけないので、長期投資というより短期から中期向けになります。
・投資商品が豊富にある
商品が豊富にあることはメリットのようで投資初心者にはデメリットとなります。投資知識がないと商品判別ができないからです。
個別の株式だと株式投資の知識が必要で、投資信託も幅広くあるので良くない商品もたくさん混ざっています。
④積立NISAの特徴
・年間投資上限額が40万円と小さい
月の積立額はマックスで33000円程度になります。(40万÷12ヵ月)
一般NISAに比べ額は低くなりますが、その分リスクは低くなるので初心者には取り組みやすいです。
・非課税期間は最長20年
長期の資産運用を行うなら積立NISAが良いという理由はここにあります。
毎月少額をコツコツ運用していく形なので、ローリスクミドルリターンくらいを狙う投資になります。
・投資商品が厳選
積立NISAは優秀な投資信託200弱銘柄に絞られています。
選ばれている銘柄の条件として
販売手数料ゼロ
信託報酬が低い
信託期間が20年以上
など、優秀な投資商品に限られているので、どれを選んでも大きく損をする確率が極めて低くなっています。
・積立解約はいつでもできる
20年間非課税と聞くと、
「20年間ロックされるの?」
と思ってしまいがちですが、引き出しは自由にできるのでそこは安心ですね。
⑤注意点
・一般NISAと積立NISAの口座を同時に持つことはできません。どちらか一つした選択できません。1年に1度どちらかに変更はできますが、購入している商品の非課税期間が新しく作った方の期間(5年or20年)に移行されます。
・一般NISA,積立NISAともに「投資」ですので「元本割れ」のリスクは当然あります。
どんな投資にもリスクはあるということを念頭に置いておきましょう。
⑥結論
初心者は「積立NISA」から取り組むのが良いでしょう。
投資は短期よりも長期の方がリスクが低くすむことと、
積立NISAは商品が厳選されていることからかなり安心して投資ができます。
もちろん厳選されているからといっても該当商品は200弱はあるのでそれなりに勉強は必要です。
投資は目的によってどの手段を選ぶのか変わってきます。
・生活を良くしたいのか
・労働を減らしたいのか
・将来の支出に備えたいのか
・老後に備えたいのか
ただとりあえず投資に取り組んでみたいと考えている人は、
まず積立NISAから取り組んでいくのをおススメします。
手軽にできリスクが低く、投資の勉強にもなりますので、資産運用の1つとして是非検討してみてください。
本日のブログは以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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