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10/31は選挙に行こう!

こんにちは!
株式会社Origin.の奥平です。

10/14に衆議院が解散し、10/19公示、10/31に投開票となりました。

本日は10/20ですが、これから選挙の報道や演説などで騒がしくなってきます。

今回の衆議院選挙は我々一般国民が投票できる選挙の中で最も重要な選挙です。

しかし

「選挙の仕組みが良く分からない」

「政治に興味がない」

「自分が1票入れたところで何も変わらない」

「誰に投票すれば良いか分からない」

という方が多いですがハッキリ言っておきます。


選挙は絶対いくべきです!!絶対です!!

なので今回は

今回の選挙がどういった選挙なのかをざっくり分かりやすく説明をし、

何故選挙に行くべきなのかを解説していきます。

選挙や政治に興味がない人でも、下記の「絶対選挙に行かなければならない理由」のところだけで良いので読んでほしいです。


①今回の衆議院総選挙って何?


ではまず今回の選挙は何なのかを説明します。

超簡単に説明していきますね。


皆さん「国会」って聞いたことがあると思います。

国会とは、税金の使い道や法律の制定など、日本国をどのように運営していくか決める話し合いをするところです。

その話し合いは「衆議院」と「参議院」という2つの機関で行われます。

衆議院は465人、参議院は245人で話し合いが行われます。

今回の選挙は衆議院の465人を選ぶ選挙です。

衆議院の方が参議院より立場が強いので、今回の選挙は最も重要な選挙と位置づけされます。

つまり、日本のルールを決める話し合いに参加する人を決める選挙です。

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②今回の選挙は政権を決める選挙


政権とは、実際に国を運営する組織のことです。

国会で話し合って決めたことを実行することです。

今回の衆議院選挙はその「政権」を決める選挙でもあります。

現在国政政党(国会に参加できる政党)は9党あります。

自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党、日本維新の会、れいわ新選組、NHK党

これらの党から立候補者が出てきます。

今回465議席を争うのですが、1番多く議席を取った政党が「与党」となり実際に政治を行う「政権」を手にします。(実際には過半数が必要)

ちなみに前回の衆議院の議席数は

自民276 公明29 共産12 社民1 維新10 立憲109 国民7 無所属11

となっています。

自民党と公明党は仲間同士なので「連立与党」という形になっています。

今回の選挙では

自民党と公明党は合わせて過半数を取れるか、他の党(野党)は自民党が過半数を割るように少しでも議席を取ることが目的となってきます。

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③選挙の方法


我々有権者は2票持っています。

1つ目は自分が住んでいる地域の立候補者の中から選ぶ(小選挙区)

2つ目は自分が応援したい政党を選ぶ(比例代表)

小選挙区は単純に投票数が多い人が当選しますが、比例代表は選出の計算が少し難しいのでここでは省きます。(興味ある人は「ドント方式」で調べてみてください)
比例代表の票がたくさん集まれば、その党からの推薦者が多く当選する確率が上がります。

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④誰に(どこに)と投票すればいいのか?


誰に投票するか、どこの政党に投票するかを決めないといけないのですが、どうやって決めればよいのか分からない人が多いことが投票率が上がらない一因となっています。

そこで今回は簡単に情報収集する方法をまとめていきます。

①自分の選挙区を知る
これが分からないと誰に投票できるかが分からないので、まずは自分の選挙区を把握しましょう。自分が住んでいる区のホームページで調べることができます。

②立候補者の主張を知る
政策やビジョンなど、立候補者の主張を聞いていきます。
街頭演説に行っても良いですし、WebやSNSから情報が取れるので、自分の選挙区の候補者は調べておきましょう。

③政党の主張を知る
政党ごとに主張が全く違います。力を入れたい政策や問題定義していることなど、政党ごとの主張があります。
これを把握するには、政党の代表が話をしている情報を得るのが1番です。
最近なら「党首討論」が多く放送されていました。各党の代表が集まって記者の質問に答えたり党首たちが議論し合ったりしています。
そこで気になる政党や党首がいたら深堀して調べていけば良いです。

これら情報を取りながら、誰に、どこに投票するか決めていきましょう。

と言いたいところですが、それでも誰に(どこに)投票すればいいのか分からない、支持する人も政党も見当たらないという人は多いのではないでしょうか。

それでも投票には行くべきです。

その理由をお伝えしていきます。

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④絶対選挙に行かなければならない理由


これまで選挙の仕組みや概要をお伝えしてきましたが、理解できなかったり興味を持てなかったりする人もいると思います。

しかし結論は「適当でいいから投票しよう」です!

見た目や雰囲気や政党名で決めてもいいし、サイコロ振って決めてもいいです!!

本来は政策などをしっかり聞いて、自分が応援したい人と政党を決めるのが理想ですが、今の日本ではとにかく投票率を上げることが最優先です。

その理由を説明していきます。

①投票率は年々減少
30年前の投票率は約73%、前回の衆議院選挙(4年前)は約53%と30年で20%も投票率が下がっています。これは良く言えば、政治に関心がなくても安心して暮らせる状態になった、悪く言えば国民の政治リテラシーが下がったと言えます。

②政治に緊張感がなくなる
このまま投票率が下がり続けると組織票の強い自民党が政権を握り続けるでしょう。そして他の政党(野党)の力が伸びないため、政治に緊張感がなくなります。少し間違えても国民が選挙に行かないので、政権が変わることがないからです。だから投票率を上げ国民が政治に関心を持っていることをアピールする必要があります。

③30年後日本は更に弱体化する
今のまま投票率が下がり続けたら、国民の大半が政治に関心がない、政治を知らない世界になります。すると一部の賢い人が圧倒的に有利になる運営をしていくでしょう。
例えば、憲法改正を行うために国民の過半数が必要ですが、それを何らかの手段で改正されてしまい我々にとって不利な状況になってしまうことも考えられます。戦争の放棄や基本的人権の尊重など、我々が平和に生きていける条件が気がついたらなくなっている可能性だってあります。
さらに、国民の大半が政治を知らない状態というのは国民の質が下がっている状態です。
普通に考えて自分の国がどうやって運営されているか分からないのやばくないですか?


つまり、政治に関心がない人が増えていけばいくほど、我々の将来が不安定になるということです。

まずは何も分からなくてもいいので、とにかく投票に行きましょう。

投票に行くことで最初は適当でも少しずつ興味関心が出てきますし、少なくとも政治にプレッシャーはかけられます。

自分たちの暮らしは自分で守ることを少しでも意識できる機会にしていただければと思います。


今回は以上となります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


ライター 奥平俊也(おくひらとしや)
会社2社経営。物販コンサルタント。
会員制コミュニティ「OriginAll.」運営
→https://originall.jp/
Instagram(稼げる副業「物販」について発信)
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Twitter(政治、経済について基礎知識を発信)
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