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半グレってなに?

こんにちは。
株式会社Origin.の奥平です。

今回のテーマは

「半グレってなに?」

というテーマでお伝えします。

先日池袋で乱闘騒ぎがありましたね。

チャイニーズドラゴンという準暴力団、いわゆる「半グレ」と言われる

組織が乱闘を起こしています。

チャイニーズドラゴンとは、中国残留邦人の子供や孫がメンバーで

地域ごとにコミュニティがあるそうです。
(池袋、新宿、赤羽など)

今回はそもそも準暴力団「半グレ」とはなんなのかをお伝えしていきます。


①     半グレとは?暴力団との違いは?


この30年間で暴力団の組員数は大きく減っています。

皆さんも色々な契約書で「反社会勢力と関わっていないこと」という

文言を見たことがあるのではないでしょうか?

この30年間で国をあげて暴力団を排除してきたわけですが
組員は9万人から2万5千人くらいに減っています。

警察は暴力団員を減らすように動いているのですが

暴力団員は暴力団組織脱退後の生活が大変になります。

脱退後5年間は銀行口座を作れず携帯電話も契約できません。

つまり5年間経済活動ができない状態になります。

(口座や携帯の名義貸しはこのような場合にも使われます。名義貸しも犯罪となるので注意してください)

5年間まともな生活をできないとどうなるでしょうか?

結果的には犯罪を犯しながら生きていくことになります。

そういった人たちが行き着く先が準暴力団と言われる「半グレ」の

組織になります。

半グレ組織は覚せい剤の密輸や詐欺行為などを行って資金源にしています。

暴力団は暴力団対策法の対象となりますので、警察から厳しい監視をされる

ことになり犯罪行為が難しいのですが、半グレ組織は指定されている

団体ではないので犯罪行為が暴力団より簡単に行えます。

つまり半グレとは

暴力団より監視されていない暴力団のような組織

と言えます。
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②     半グレが増える影響

国をあげて暴力団を排除していく流れになっているのですが、

その分半グレに流れ着く人が多くなっています。

半グレは犯罪行為を暴力団より簡単に行えるため、半グレの組織が

大きくなっていくと治安が悪くなっていきます。

国を平和にしていくために暴力団の排除を行っているのに、

また別のところで組織ができ犯罪行為が広がっていくわけです。

これを防ぐためには暴力団脱退後の人たちの支援が必要になります。

仕事先を斡旋するとか、最低限の生活ができるインフラを整えるなどです。

ただし、それを行うには「予算」が必要で、国会で話し合う必要が

あります。さらに

「元暴力団の人の更生に税金を使います」

って政府が言ったら国民はどう反応するでしょうか?

きっと反対意見が多いでしょう。

半グレのような犯罪組織を減らしていくためには国民の理解もある程度必要

だということです。

だからこういったニュースから正しい知識を得ることが重要になってきます。

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③     治安を守るには


今回の半グレの件から、日本の治安を守るにはどうすれば良いか

考える必要があります。

1つ明確な答えは

最低限文化的な生活を営む権利を国民全員が持つことです。

これは元暴力団の人たちへの対応もそうですが、貧困層を作り出しては

ならないということも重要です。

最低限の生活ができない人が増えると治安が悪化します。

食べるものが買えない人たちは当然盗みをやりますし

場合によっては人を襲うこともあるでしょう。

だから貧困層を作らないために政治を行うことは非常に重要です。

日本が比較的治安が良いのは、貧富の格差が小さいからです。

日本よりGDPの高いアメリカと中国は貧富の差が大きく非常に

貧しい人も多いです。

そしてスラム街が生まれ犯罪多発地域ができたりします。

ただし経済を伸ばすためには格差は必要なので、理想は中間層を少し

貧しくして、貧困層を少し引き上げることでしょうか。

経済と治安のバランスも考えないといけませんが、こういった視点から

日々の政治を見ていってほしいと思います。


今回は準暴力団組織「半グレ」を題材にお伝えしました。

半グレのような組織が大きくなると我々の平和も脅かされていくため

今回のニュースをきっかけに平和を守るためにどうすれば良いか考えて

もらえたら良いと思います。

今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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