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都知事選挙振り返り

こんにちは。
株式会社Origin.の奥平です。

小池氏の圧勝で終わった都知事選挙ですが、4年前の選挙より大きな

動きがあった選挙となりました。

今回は当たり障りのない簡単な部分だけざっとまとめていこうと思います。
(細かい部分は主観も入ってくるので週末のFBライブでお話します)

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① 選挙結果



今回の結果
2020年の結果


投票率推移


これを見てお気づきでしょうか?

圧勝したと言われる小池氏の票が大きく減っていることに。

投票率が5%上がっている、つまり70万票分母は増えているのに

前回より70万票減らしている。

その理由を二つ挙げていきます。

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② 国民の政治不信


小池氏は与党側と言われ、政治の真ん中にいるイメージの国民が多いです。

自民党の裏金問題とは関わっていないとされていますが、政治の黒い部分に

関わっているイメージを持たれているわけです。

公開討論で

「外苑の再開発の事業者からパーティーチケットの購入とか受けてませんよね?」

と蓮舫氏に質問された際

「法律にのっとった形で公表させていただいております」

と返答しております。

こういった業者等への忖度ある繋がりが今の政治にはあるので、それを

よく思っていない国民が多いのでしょう。


小池氏の基礎票(組織票)は約250万と言われてしましたが、基礎票以外が

伸びていないのは数字を見れば明らかで、これは小池氏の評価というより

現状の政治不信が数字に出た形かと思います。

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③ 投票に行かない50%が動くとどうなる?


前回より投票に行く人が増えた70万票の行方ですが、これが石丸氏に

大きく流れたと思われます。

石丸氏は選挙後のテレビ対応で賛否ありますが、地盤の基礎票がない中

160万票を得たことは異常事態で、今後の日本の勢力図が変わっていく

可能性を秘めた結果になりました。


・投票に行く人がたった5%増えただけで新しい人に支持が集まる
 つまり投票率が上がるほど新勢力が台頭する。

・SNSを駆使すれば投票率が増えていく
 これは前回の参議院選挙で参政党が議席を取ったことにも言えます。


つまり、SNSを駆使して投票率自体が上がった場合、上がった投票数は

そのままSNS発信している候補者の票となる可能性が高い

ということが言えます。


「投票に行く人が増えると今の日本は変わるぜ」

となりますが、今の日本の勢力図が変わることが良い方向に進むのかは

別問題です。


また今回の都知事選挙は分かりやすい選挙なので投票しやすいのも

関係してきます。

国内で一番大規模な衆議院総選挙は意味が分からない人が多くなり投票数が

上がることも考えにくく、そう簡単に新勢力への台頭にはならないと考えます。


今回の選挙をまとめると

・投票率、投票数が伸びた分小池氏(既存)が落ちていった
・その理由に国民の政治不信がある
・SNSを駆使し新規票を集めることができる
・新規票は既存ではなく新勢力に票を入れる
・投票に行かない50%が投票に行くと勢力図がひっくり返る可能性あり
・でもそう簡単に残り50%は選挙に行かない
・新勢力の台頭が日本にとって良いことかは別問題

と言ったところでしょうか。

今回は簡単なところのみ振り返っていきました。

もっと深い部分をインプットしたい人は情報収集してみてください。


今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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