めちゃ朗報!日本を救う新技術
こんにちは。
株式会社Origin.の奥平です。
今回は「日本を救う新技術」というテーマでお伝えします。
日本の平和を守っていくためには「経済安全」が必要となります。
経済安全というのは「世界規模で需要があるものを持っているかどうか」です。
日本が戦後経済成長したのは「モノ作り」の技術が世界トップレベルになったからです。
例えば自動車のエンジンは1万個以上の部品で作られているのですが、それは日本の技術でなければ作れない物で、中国が真似しようとして断念した経緯があります。
その技術のみ重ねで「日本車」の輸出台数が増え日本のGDPを上げていきました。
平和を守るためには経済状況を安定させないといけない、そのために世界規模で需要のあるものを持っていないといけないわけです。
日本は資源(石油、石炭、天然ガスなど)に乏しいので、モノ作りでGDP世界第2位まで上り詰めてきたわけです。
しかしここ30年で「IT革命」にて「プラットフォームビジネス」
に完全に後れをとっていきました。これが日本が衰退していくと言われている1つの原因
なのですが、ここにきて日本が世界に通用する技術が開発されています。
それが「メタネーション」という技術です。
今回は日本の未来が明るくなるかもしれない期待を込めて「メタネーション」を解説していきます。
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① メタネーションとは?
メタネーションとは水素と二酸化炭素で天然ガスを作る技術のことです。
2030年には利用開始できるように進めているそうです。
これを聞いて「おー!すげーなー!!!!!」とテンション上がらなかった人、、、
ヤバイです(笑)
日本は資源に乏しい国であり、資源を多くの輸入に頼っています。
絶対に必要な資源を他国に頼っているということは、経済安全面で不利に働くことが多くなります。ロシアがウクライナを強気に侵攻している影には、ロシアが資源大国だという理由があります。
天然ガスは火力発電に使用しますが、石油や石炭と違い「二酸化炭素」の発生量が少ない燃料です。地球温暖化の原因である二酸化炭素の排出量をゼロにする取り組み「脱炭素」にもすごく貢献する資源です。
その天然ガスが日本の技術で作ることができる、しかも作る際に二酸化炭素を使って削減までできる、そんな世界注目の素晴らしい技術なのです。
メタネーションという技術がすごい、そして日本にその権利があると世界の
エネルギ市場のシェアが変わり、日本から天然ガスを世界各国に輸出し日本
が経済的に豊かになっていくかも。
とりあえずここまで認識してもらえたらOKです。
ここから先はメタネーションの課題をどうクリアしていくかを見ていきます。日本の企業の素晴らしさを認識できると思います。興味がある人だけ先を読んでください。
あまり興味が無い人は最初の部分だけ理解してもらえたらOKです。
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② メタネーションの課題① 輸送
オーストラリアにある利用価値のない石炭「褐炭」(かったん)から水素を作ります。
褐炭は安価で大量に存在しているのですが、輸送が難しいのが難点です
そこで褐炭を液化水素にして運ぶのですが、液化水素を運ぶことができるのは
世界で「川崎重工」が開発した「すいそふろんてぃあ」という船だけです。
輸送の問題は日本企業の技術で解決しそうです。
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③ メタネーションの課題② コストが高い
メタネーションで作られた天然ガスは通常の天然ガスの10倍近いコストがかかってしまいます。
これを改善するには安く「褐炭」と「二酸化炭素」を入手することと、大量生産できる設備(合成メタンプラント)が必要になります。
「東京ガス」や「日立造船」が実証実験をスタートしていますが、現状の1000倍以上の生産能力が必要で、まだ課題解決とはなっていません。
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④ メタネーション課題③ 二酸化炭素回収
水素は褐炭から抽出できますが、二酸化炭素はどう集めるのでしょうか?
これは自動車部品大手の「デンソー」とトヨタグループの「豊田中央研究所」との共同開発で「CO2循環プラント」という二酸化炭素回収技術の実験を進めています。
また「東芝」が米国企業とも回収技術開発を進めています。
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⑤ まとめ
今回の「メタネーション」という新技術に関してまとめると
・日本のエネルギー資源がない問題を解決できる
・メタネーションの各課題を日本企業が中心となって開発を行っている
・世界に天然ガスを売れるようになるかもしてない
といった素晴らしい可能性に満ちています。
我々が平和で生きるためには「経済安全」が必須で、世界から需要があるものを作り出す必要があります。今回紹介した「メタネーション」以外でも日本が世界をリードする可能性がある技術はたくさん開発されています。
そんな日本の技術を作り出している企業に是非頑張ってもらいたいですね。
投資(株)などやっている人はそういう目線で企業を見てみてください。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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