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石破氏手のひら返しの件

こんにちは。

株式会社Origin.の奥平です。

先週の金曜日に自民党総裁選が行われ石破氏が勝利し新総裁になり

総理大臣となったわけですが

「総裁選の時と言ってることが違うやん」

と話題になっています。

それは

「解散総選挙を10/27に行う」と表明したことです。

「総裁選の時は国会で予算を出し野党との論戦を通して国民の信を問う」

と言っていたのに対して、そんな判断材料もなくすぐに解散総選挙を

行うとしたのです。

これに対して「手のひら返し」と言われているわけです。

ポイントがいくつかあるのでみてきましょう。

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① 何故手のひら返ししたのか?


これは僕の憶測ですが、選挙には分析するプロフェッショナルがいて

このタイミングで解散総選挙を行うのが最も勝率が高いという分析が

されたのではと考えています。

自民党の立場からすると総選挙でも負けは絶対許されないので

手のひら返ししてでも強引に選挙に日程を決めたのではと思います。

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② 手のひら返しの影響


今回国民の中に

「石破さんなら自民党を変えてくれるんじゃないか」

という期待が高まっていたのは事実だと思います。

石破さんは過去党内でも忖度せずに自分の意思を通してきた人なので

そういった期待は自然と高まっていました。

党内に敵を作るタイプなので今まで総裁選に立候補しても当選しなかった

背景もあります。

今回の手のひら返しは

「結局今までの自民党と一緒かよ」

と国民に感じさせる可能性が高いです。

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③ 今後のシナリオ


岸田氏が総裁選に立候補せず退任したのは裏金問題で悪化した自民党の

イメージを一新するため、そのために石破氏が選ばれたわけですが

「手のひら返し」によりイメージ一新にはならない可能性があります。

つまり10/27の解散総選挙で自民党が大きく議席を減らすことが考えられます。

「議席を減らす→総裁の責任は重い」ですので、石破氏は早速やり玉に

挙げられるでしょう。

解散総選挙の結果次第では超短期政権の可能性もあるので、今後の動向を

見ていきましょう。



今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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