もしトラからほぼトラへ
こんにちは。
株式会社Origin.の奥平です。
アメリカ大統領選挙が11/5に迫っています。
現職のバイデン対元大統領のトランプの構図でしたが先日バイデン氏が
大統領選から撤退すると発表しました。
その前にトランプ氏銃撃事件もあり色々な意味で盛り上がってきている
アメリカ大統領選挙ですが、トランプ氏が大統領になった場合我々日本国民
の生活にも大きな影響がある可能性があります。
そこで今回はトランプ氏が再選したらどのような影響があるのか考えて
いこうと思います。
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① もしトラからほぼトラへ
「もしもトランプ氏が大統領になったら」
と言われてきたのですが、ここにきて
「ほぼトランプ氏が再選するだろう」
という「ほぼトラ」に変わってきています。
バイデン氏の健康不安、それによる失言などが頻発
トランプ氏銃撃事件後のパフォーマンス
バイデン氏撤退
この流れで一気に「ほぼトラ」に近づいたわけです。
大統領選は国民投票なので、熱量を生み出した方が一気に有利になります。
これは先日の都知事選挙の石丸氏の結果を見て分かったと思います。
現時点でトランプ氏再選は60%とも言われていますが、もしトランプ氏が
再選したらどうなっていくのでしょうか?
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② トランプ氏の考え方
トランプ氏は「アメリカファースト」です。
世界のバランスを考え政治を行ってきたバイデン氏と違い、アメリカ優先で
政治を行っていきます。
世界の足並みをあえて乱すことも多くあります。
例えば
地球温暖化対策の国際的な枠組みである「パリ協定」から離脱
世界保健機関(WHO)から脱退
など、世界との足並みを乱すとも言える行為をガンガン行っていきます。
「私が大統領ならウクライナ戦争は1日で終わらせることができる」
と発言したのも有名ですが、忖度なしの思い切った行動を取れる人物と
いうのは間違いないでしょう。
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③ 移民問題
アメリカはメキシコから年間1000万人ほど不法入国されています。
トランプ氏は
「移民が安い給料で働くことで国内の雇用が奪われている」とし軍隊を
派遣し移民を徹底排除する方向性です。
アメリカとメキシコの国境は約3000キロあり、取り締まりは難しい
のでそこに予算と人員を使うことになります。
海外に派遣している軍隊をメキシコとの国境に配置すると発言しているので
そうすると派遣先の戦力が落ちるわけです。
移民政策することで世界情勢にも影響があると思われます。
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④ 輸入品の関税
輸入品に対して関税をかけるということは、アメリカ国内での販売価格が上
がることになります。
中国からの輸入に対して60%の関税をかけると発言しており、現在の
20%から60%になると120万の商品の価格が160万になります。
すると中国製の商品が売れなくなりますよね?
その分アメリカ製品が売れるということになります。
アメリカ国内の産業を発展させて雇用を増やしていくのが目的です。
これを他国目線で見ると、今までアメリカ向けに作っていた商品の量が
減るわけです。日本のような輸出がGDPに大きく影響する国の経済が
一気に下火になる可能性があります。
そういった世界のバランスを守るために「WTO」という世界の貿易のルール
を決める機関があります。世界にはそういった機関がいくつかあり均衡を
保てるようにしているわけですが、トランプ氏は以前からWTOから脱退した
いと言っており、強引にも脱退する可能性があります。
脱退すると世界のルールに縛られなくなるためアメリカファーストの貿易を
行っていくことができるわけです。
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⑤ 円安から円高に
アメリカ国内で製造し国内で消費することを優先するために、他国からの
輸入品が高くなるようにしたいのですが、そのために現在の円安基調を変え
て円高に持っていく可能性があります。
円安だと日本製品が安くなりアメリカ国内で日本製品が多く売れることにな
ります。それを避けるために円高にもっていくということです。
日本目線で見ると原材料費の高騰が止まったりメリットも大きいのですが
外貨が稼ぎにくくなるというデメリットがあります。
日本の経済を成長させるには外貨を獲得していく必要があるため、中長期
目線だと日本にとって円高は良くないのです。
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⑥ まとめ
ほぼトラによる影響はまだまだたくさんありますが、長くなりすぎるので
これくらいにしておきます。
9月頃には自民党総裁選もあり、日本でも総理大臣が代わる可能性があります。
ほぼトラは総裁選にも影響があるでしょう。
2024年の下半期は世界、日本が変わるイベントが多いので注視していきましょう。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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