6月から定額減税知ってますか？

こんにちは。
株式会社Origin.の奥平です。

６月から開始されている定額減税について理解していますか？

大きく報道されているので聞いたことあると思いますが、説明できる人は

少ないのではないかと思います。

ざっくり言うと

住民税を1人あたり１万円、所得税を1人あたり３万円安くします

という内容です。

これだけ聞くと「税金安くなるのラッキー」と思うのですが仕組みが

少し複雑なのでポイントを抑えておく必要があります。

簡単に整理していくので最後まで読んでいただけたらと思います。

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①　減税のタイミング

１人あたり４万円税金が安くなるのは分かったけど

「いつ安くなるのか？」

が気になると思います。

答えは「人によって違います」

例として年収４００万の人の場合

月に支払うのは所得税月９０００円、住民税月１８０００円となります。

定額減税を加味すると

所得税は
６月９０００円、７月９０００円、８月９０００円、９月３０００円

と４カ月に渡って合計３万円が減税されます。

住民税は７月から１年間で均等に減税されます。
（システムが追いつかず７月からの１１カ月になります）

７月から５月までの１１カ月間で

１万円÷１１カ月＝９０９円が毎月減税されます。

少し複雑なので簡単にまとめると

６月から３か月くらいは大きく手取りが増える
それ以降は少し手取りが増える

くらいな感じでOKです。

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②　何故定額減税が行われるのか？

今回の定額減税は急激な物価高に対する家計負担の軽減が目的です。

１人あたり４万円という金額は嬉しいですがそこまで家計が改善する金額

ではありません。

政府が考える本当の目的はなんだと思いますか？

減税した分消費に回したいのです。

減税という形でお金をバラまいたと考えてもらえればOKです。

減税した分貯蓄に回されては景気は良くならないので意味がなくなります。

これから夏のボーナス期に各業種が大規模セールを行いますが

イオンは例年の７月からのセールだけではなく６月も大きく売り出していく

そうです。

各業種、小売りが同じように消費を刺激することでしょう。

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③　何も考えていない人がほとんど

定額減税のタイミングが複雑であるが故に何も考えてない人は

手取りが増えたことにさえ気づかないでしょう。

そして気付かない人は日々収支の把握をしていないので無意識に

減税分を使っていきます。

これが「国民がバカのままの方が都合が良い」という話です。

我々が考えなければならないのは年間４万円の臨時収入をどう活かすか

です。

これを機会に投資に回すとか、自己投資に回すとかしっかり使い道を考えていく必要があります。

何も考えず今まで通りお金を使って４万円の恩恵を体感できないことに

ならないようにしていただければと思います。

今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。