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イギリス 鉄道ストライキ

こんにちは。
株式会社Origin.の奥平です。

今回は「イギリスで鉄道ストライキ」についてお伝えしていきます。

経済が崩れると生活が崩れていくという実例なので

日本でも同じことになる可能性もあるので関係ないと思わずに

関心をもってほしいと思います。

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①     鉄道ストライキとは?


イギリスでは物価上昇が10%を超えていて、国民の生活がとても苦しくなっています。
(ガス代95.7% 電気代54.0%など)

10月からは電気、ガス料金はさらに上がる見通しで、ますます生活が厳しく

なっていくと予想されます。

そんな中賃金は上がっていないため、鉄道関係の労働者が鉄道会社に対し

賃上げを要求しましたが、物価上昇分には及ばないUP額を提示されたため

納得できずにストライキを起こすことになったのです。

そのためイギリスでは一時鉄道が動かず国民生活に大きな影響が出ています。
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②     諸刃の剣

こういう状況を他人ごとと捉えず、俯瞰して考えていきましょう。

今回の「ストライキ」対「希望通りの賃上げをしない」というのはお互いに

「諸刃の剣」になります。

労働者は「職を失う」「罰を受ける」などのリスクがあり

企業側と国は「インフラを失う」「国全体に不安、不満が高まる」

という相互に大きなリスクを背負ってるのです。
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③     国が崩れていく流れを理解する

今回のストライキから学ぶべきことは「国が崩れる流れ」です。

先日スリランカが国家破綻し国民生活が大変なことになっています。

スリランカは「旅行」と「農業」が主産業ですが、コロナ禍で旅行収入が

大きく減少し政府の政策ミスで農業が衰退、そこにウクライナ戦争で

エネルギー価格高騰が起こり、国全体で圧倒的原油不足が起こり

国民が生活できないレベルになりました。

その結果大統領宅に国民が押し寄せ大統領は逃亡するという大惨事になっています。

今回のイギリスは労働者の不満がストライキに発展していますが、

国民生活が厳しくなればなるほどこういった活動は広がっていき、普段の生活ができなくなっていきます。

日本で最も可能性がある崩壊へのシナリオは「台湾有事」でしょう。

憲法が改正され、日本が戦争に参加しなければならなくなったらデモ行為が

起こる可能性が高いです。

*台湾有事が分からない人は絶対勉強してください。今の平和な生活が一変する可能性がある大事なことです。
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④   自分に置き換えてすべきことは

先進国のイギリスでさえ「鉄道」という当たり前のインフラが止まってしま

う事態になっています。同じことが日本で起こったら大変なニュースになると思います。

他人ごとではなく明日は我が身と捉えてほしいのですが、具体的に何をすべきかを2つ挙げます。

・選挙に行くこと

投票率を上げることで政府に「緊張感」を与える必要があります。

政治で失敗した時に暴動を起こすのではなく。失敗させないように日頃から

「国民が見ている」という緊張感を持って仕事をしてもらう必要があります。

そのためには「国民が政治に関心がある」状況を作らなければならず、それ

が可視化されるのが「投票率」です。

国民の生活レベルを保つために政治に関心を持つことは非常に重要なのです。


・収入を1つの会社に依存しない

今回のストライキでは、労総者達は「職を失う」ということが最大のリスク

で結局は企業側の言い値で働くことになるでしょう。

そこで他の収入口があったらどうでしょうか?

もしクビになっても打てる手がある状態になります。

鉄道会社で働く人たちは専門職で一見将来安泰に見えますが、逆に他に働く

ところがなく会社へ依存してしまうという状況なのです。

超大事なことを言います。

収入的にもメンタル的にも我々は何かに「依存」して生きてますが

その依存を「分散」しておく必要あるのです。

(今回は収入面での話ですが、メンタル面でも依存の分散は重要です)

投資の考え方と同じで、「卵は分けてカゴに入れる」ということです。

今回のイギリスのストライキから考えるべきことはたくさんあります。

有事に対応するには日頃からの「準備」が必要となります。

意識を高く持ち日頃の行動が少しでも変わるきっかけになってもらえたらと思います。

今回は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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