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何故ガソリン価格は上がり続けているのか?
こんにちは!
株式会社Origin.の奥平です。
昨日会員様から
「ガソリンがとうとう200円超えたみたいです」
と連絡があり、東京ではまだ180円なので調べてもらったら
石垣島で200円を超えたとのことです。
200円はいかないと予想していたのですが超えてしまったようですね。
今回はガソリン価格から皆さんに政治を知る必要性を感じてもらうのが
目的でブログを書きます。
できる限り簡潔にお伝えしますので少しでも知識を増やして国民が政治に
関心を持たなければならない理由を理解していただければと思います。
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① ガソリンが上がり続けている理由
これは皆さん知っていると思いますが復習しておきましょう。
理由は「需要>供給」だからです。
順を追って簡単に説明します。頑張って読んでください(笑)
2020年にコロナが流行し世界中の移動がストップしました。移動しないということは燃料を使わないということなので世界的に原油が余りました。
原油産出国は原油を保存できなくなったので「原油価格マイナス」が起きます。つまり「お金払うから買って」という状態になりました。
需要が減ったので原油の産出量を減らしていきます。
そしてコロナが明けてきて原油の需要が一気に上がって一時的に
「需要>供給」になり原油価格が上がります。
そこで更にウクライナ戦争が勃発し、ロシアから天然ガスが手に入りにくくなります。天然ガスが手に入らなくなると原油に需要が更に集まり価格が上がっていきます。そこでアメリカを中心に石油産出国に原油の増産を打診しますが少しずつしか増産を了承しないため原油が上がったままになっています。何故増産しないかというと、供給を増やしたら価格が下がるので高く売るには供給を抑える必要があるのです。原油は世界の人々の生活にかかせないものなので「OPEC」という組織が需要と供給を管理しているのですがその隙間を狙って石油産出国が儲けようとしているのです。
超ざっくりですがこのような流れで原油価格が上がり、ガソリン代や電気代が上がっていってるのです。
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② 何故トリガー条項は発動しないのか?
トリガー条項とは
「ガソリン価格が上がりすぎたら国が価格を調整しますよ」
というものです。
すでのガソリン価格は上がりすぎていて困っている人や会社はたくさんあるのに何故発動させないのでしょうか?
それは「減税したくないから」です。
どういうことかと言うと、レギュラーガソリン180円の内税金が70円くらいなんです。トリガー条項というのはガソリン代の中から税金を減らしてガソリン代を下げますよということなんです。
つまりガソリン代を下げることは「減税」になる、政府の「税収」が下がるのでやりたくないのです。
岸田総理の言い分としては
「トリガー条項を発動すると買い控えが起きてしまうから」
とのことです。
例えば9月10日からトリガー条項発動が決定するとこの数日間ガソリンが買われなくなり、保管や移動が難しくなるということだと思います。
なんやそれ?と思いますよね笑
今後ガソリン代を政府がどう対応するか注目していきましょう。
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③ 税金の使い道に文句を言おう
今回は
「税収を減らしたくないから国民でガソリン代を負担してね」
ということだと思います。
税金というのは
「国民が安全安心に暮らせるために使うもの」
です。
今回のガソリン代高騰で国民の負担が大きくなることで税収を確保しているのですが、その税金がどのように使われているか気になりませんか?
我々の生活が厳しくなっている原因が税金で、その税金がどのように使われているか関心を持つことは当然だと思います。
全てを把握するのは難しいですが、先日の自民党女性議員のフランス研修なんかは不満を持つべきです。
それを選挙の結果に反映させて政治家に日々の言動を改めさせる必要があると思います。
フランス研修は分かりやすい例として出しましたが
「私たちが苦労して収めている税金を正しく使ってくれよ」
という気持ちをもっと持とうというのが今回の結論です。
国民が関心もないし、知識もないので政府が税金をたくさん集めるし政治家が自分の欲のために税金を使うわけです。
実際ほとんどの人がトリガー条項を知らなかったと思います。
政治が悪い=国民の意識が低い
必ずしもイコールではないですが、国民の意識が低ければ低いほど政治家が
好き勝手することを理解していただき、政治に関心を持ってほしいと思います。
少し小難しかったと思いますが理解できましたか?
皆さんの知識や考えに少しでも役に立てれば嬉しく思います。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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