モチベーションの波

アイドルの推し始め、熱量がかなり高い時期は、特に何も考えなくても、感覚的に推しのことが好きで、推しのことばかり考えて、ライブ参戦、グッズ購入、ブログ確認等々、毎日が楽しくて仕方がない。

でも、アイドルグループというものは、必ず自分が好きになった瞬間の一番好きだった形からは変化していく。それはパワーアップかもしれないし、あまりこの表現は使いたくはないが、パワーダウンかもしれない。また、それに加えて、自分のものの見方、考え方なども年を追うごとに刻々と変化していく。

この緩やかな変化、あるいは急激な変化の中で抱いた違和感を自分の中で昇華できずにそのままにしていると、ふとした瞬間に我に返ったように冷静になることがある。

恋愛で例えると、もう好きではないけれど、情で付き合っています。みたいな感覚。一度この感覚に陥ってしまうと多くの葛藤が生まれる。熱量を持って応援してる人達に対する引け目。以前と比べて推しの情報を得たときの喜び、楽しさの薄れ。いつまでオタクやってんだろう、そろそろ潮時なんじゃなかろうかという思考。

正直、オタクである以上、必ず一回はこの葛藤を経験して、そのままずっとオタクでいるか、あるいはオタ卒かといった選択を迫られるのだと思う。

こうなったときどうすればいいか、ネット検索の結果、第一の解決策は「一度距離を置いてみましょう」。

ですよね。でも、一度距離を置いてそのままフェードアウトなんてことになったら、好きになったときの自分の気持ちを裏切ることになるな。あと、アイドルオタクじゃなくなったら何も残らないな。それに、ここで知り合った友達と疎遠になるのは嫌だな。

でも、モヤモヤは残したくない。


今、自分はアイドルのファンクラブを4つ抱えている。モチベーションの波が落ち着いているものは、再び波がやってくるまで、一度距離を置いてみるのも悪くないのかもしれない。この長く短い人生の中で、アイドルオタクという行動に固執しすぎないように。



こういうまとまらない気持ちも、ありのままnoteに書いていけたらいいな。

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