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年を重ねてよかったこと(ひとり言)

 素晴らしい仕事をしている(ように自分が思う)ひとの姿をみたときに、羨ましくもあり、自分ももっと頑張りたいという気持ちが湧いてきたりする。それは起爆剤にもなるんだけれど、一方でどうして自分はこんなにできないのだろう、あぁそういえば低点のレビューがきた、あぁやはりこんな自分には到底無理なのだ、というような自分を否定する気持ちがじわじわと心を蝕んでゆくことがある。

 今だって時々はそんな否定的な気分になるけれど、年を重ねてよかったことのひとつに、自分という人間を客観的に見て、ときに褒めたり、今のままでも幸せだからそんなに頑張らなくってもいいんじゃない? と声をかけられるようになったことだと思う。

 そういえば、半年ほど前、「飯室さんが話しているときは、小さい飯室さんが話しているようだ。小さい飯室さんが、"飯室さん"という人を客観的に見て語っているようにみえる」というようなことを言われたことがあった。そのひとは、とてもよく見ているなぁ、なんて思いだした。

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