#SaveOurLife 5月7日 記者会見 東さゆり(笑えるナースコミュニティ𝐅𝐮𝐧𝐧𝐲)、寺田(保育士)、マーブル 障害児支援事業経営

5月7日に行われた #SaveOurLife の公開記者会見を当日見てつだったのの続きです。アーカイブが公開されて、今更感もありますが。記者会見はちょっと長いですが、是非見てください。
https://www.youtube.com/watch?v=O4igfnXcksc


https://www.dommune.com/streamings/2020/050701/

ありさ22 *リモートでの出演、東さゆり(笑えるナースコミュニティ𝐅𝐮𝐧𝐧𝐲)
「コロナ患者受け入れを最優先にしている医療者の負担はメンタルの面でも体力の面でも厳しい状況にある。コロナに対応するためにほかの患者さんへのしわ寄せが出ている状況がある。また女性の医療従事者が現場に出るために、保育の問題がある。リモートができない職種なので、きちんとした手当を出してほしい。というこの三つの点を特に訴えたい」

「日々押し殺されそうな不安な状況下で仕事をしている。自分が感染媒体になるのではないかという不安を常に感じながら過ごしている。自分の家族に移してしまうのではと不安を抱えながら帰宅している。家族に移すことを怖れるために、自腹でホテルに宿泊している医療従事者もいる。医療従事者もだが、PCR検査を受けることのできてない患者に対応している医療従事者もいる。そういった人には防護服が給付されていない。

防護服がないために恐怖に苛まれる医療従事者もいる。分け隔てなく現場で働く医療従事者に危険手当と防護服の支給など感染防止のための体制を整えてほしい」

「多職種の人が集まってこういった声を上げられることは重要だ。感染防御具すら最低限のものすら足りていない状況で闘っている」

寺田(保育士)*声明文代読
大切な子どもたちの命を預かっている仕事場で働いている。その子たちの親はあらゆる業種で働く人たちだ。
緊急事態宣言中も保育士は働き続ける必要があるので、給与も保証されている。しかしこの社会で生きるメンバーの一員として、声を届ける必要を感じたので参加した。

保育士は濃厚接触が避けられない業種だ。大人がマスクをしていれば、興味を持って剥がそうとしてくる子もいる。子どもから抱っこを求められた時に、感染症が心配だからと拒否することはできない。くしゃみや咳をする際のマナーが普及してきたが、2歳の子にくしゃみマナーは理解できない。

子どもが発達する過程で重要な事柄の中には、感染対策に反することも多い。しかし子どもの健全な発達をないがしろにするわけにはいかない。自分も含めた保育士は、公私の生活すべてで感染リスクを下げることを優先した生活をしている。

マスクや消毒液の流通が少ない中で、政府による支援が全くない中で、保育の現場の人たちは奮闘を続けている。
在宅ワークをしている家庭からも、ずっと家にいなければならないストレスのため子どもが不安定になったという相談が寄せられる。コロナ禍の中で収入が絶たれてしまった保護者や、育児休暇後の職場復帰の予定が流れてしまった保護者も。

保育士には様々な相談が寄せられている。子どものために相談や困っていることを知らせてもらうのは大切なこと。しかし親の住んでいる自治体によって支援策の充実度も違うので、安易なアドバイスはできない。

子どもたちが安心して生きていくためには、まずこの国で生きていくすべての人の生活や仕事に対する補償が必要だ。

マーブル 障害児支援事業経営
障害のある子どもへの通所事業を運営している。合計8名の小さな会社。
小学校に上がる前の子どもたちを対象としている。1日最大10名まで受け入れることができると法律で定められている。

緊急事態宣言中は、自粛の対象外として開所するよう指示が出ている。それでも利用者からのキャンセルが増え、売り上げは62%減った。売り上げが減っても従業員の生活を守らなければならないし、急を要する相談などもあるため開き続ける必要がある。

利用者数によって補助金が変わる仕組みだが、コロナ禍の影響が起きている間は、みなし算定方式で補助金を出すよう政府に求めたい。

開所しろ。でも利用者は自粛しろ。それで利用者が減って売り上げが減ったのに、その分の補償はしない。それでは無理がありすぎる。
持続化給付金の支給条件が50%以下のままならば、多くの事業は救われない。もっと条件を緩和し、回数も増やしてほしい。地方自治体によって、支援の充実度が異なることにも疑問を感じている。

社会福祉事業について、メディアや国会で取り上げてくれないのはなぜなのか。内容は別として、障害者、障害児についての発言が、先日の安倍総理の記者会見の場であったことが嬉しかった。
離職率の高いこの業界では、従業員を繋ぎ止めるために、どの経営者も悩んでいる。このままの状況が続けば、倒れる事業が増え離職者も増えてしまう。その場合、通っていた事業所が無くなってしまった障害者、障害児の面倒は国が見てくれるのか。

※後日動画を見直して手直しするかもです。

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