#SaveOurLife 5月7日 記者会見 奥田知志(ひとりにしない支援 NPO抱樸/牧師)、Nakayama Yoshiko(非常勤講師)
5月7日に行われた #SaveOurLife の公開記者会見を当日見て、つだったのの続きです。アーカイブが公開されて、今更感もありますが。記者会見はちょっと長いですが、是非見てください。
https://www.dommune.com/streamings/2020/050701/
奥田知志(ひとりにしない支援 NPO抱樸/牧師)*リモートでの出演
今私たちが見ている風景は、コロナ禍によるものではなく、これまでの社会にあったもの。これまでの格差や脆弱さがはっきり目に見える形で表れている。
コロナに対応すると同時に、これからの社会をどう作っていくかを考えていく必要がある。
労働者の約半数が不安定な雇用のもとで働いている。その方々の中には、雇用と住宅が一体になっている雇用形態もある。経済がある程度回っている時には便利な雇用形態だった。しかしこういった社会危機が起こると、仕事と住居を同時に失う人が表れてしまう。
仕事を失っても住居は失わない。そういった社会を作っていく必要がある。
住居と仕事を同時に失った人たちに、住居を提供するためのクラウドファンディングを起こしている。
大家さんが忌避しがちな人と、大家さん両方がウィンウィンで居られるようなパッケージを作りたい。
今回のことをきっかけに、新しい社会を作れないだろうか。困窮しても考えて、人と出会って、社会を変えていきたい。ステイホームではなく、フロムホーム、家にいながらできることを考えていけないだろうか。
Nakayama Yoshiko(非常勤講師)*声明文代読
3つの勤務先を持つ非常勤講師。
生徒に教えなければ給与はもらえない。非常勤講師への給与を払っている学校もあれば、払わない学校もある。
収入が絶たれてしまった非常勤講師がたくさんいる。オンライン授業に対応するための経費はほぼ講師の自腹。オンライン授業のやり方も学校によってことなり、それぞれの方法をマスターする必要がある。その上で質の高い授業を行わなければ、来年の契約は更新してもらえないかもしれない。
非常勤講師だけではなく、多くの非正規雇用者が教育を支えている。その全ての人への十分な給与補償が必要。
※後日動画を見直して手直しするかもです。
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