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珈琲があれば、毎日が特別な日💛

私の珈琲好きはいつから始まったのだろう。初めて、自分でお湯を沸かしてインスタントコーヒーを作ったのは高校2年生の頃だったと思う。テスト勉強を理由にして、夜遅めの時間にキッチンを占領していた。

母が、遅くまで起きている私を心配してくれていたのを思い出す。あの頃が、とても懐かしい。母は自分の部屋に居て、きっと私の気配を感じながら過ごしていただろう。

さて、珈琲にはカフェインの作用で目が覚める、眠れなくなる、などと雑誌やテレビでも耳にする。実際のところ、私自身も効果を感じていたと思う。ようやく珈琲の味にも慣れてきて、調子に乗って5~6杯も飲んでしまった時には、胃が痛くなる事があった。

珈琲を飲めない、苦手だという人が私の友人にいる。珈琲を飲めない人の理由は、苦くて味が好きじゃないとか、匂いは好きだけど見た目が嫌だとか。好きな人だけじゃなく、苦手な人がいても何も不思議ではない。両面あるのが当たり前だと思うから。

私が珈琲を楽しむ時は、時間と場所にこだわらない。休日に自宅で過ごす時には、その日の気分で挽いた珈琲豆をハンドドリップする、環境を変えたい時には、落ち着く喫茶店やカフェを何件か探してお店の味を楽しむ。

この記事を書きながら、今度の休日は何処にいこうかな?誰を誘いたいかな?と考える時間でさえワクワクしている。また、よくお店で流れる音楽は、聞き逃さずチェックする。今日の気分に合っているな、とか、この曲はお店の雰囲気に合っているな、とか。普段、聞かないような曲でも気になって仕方ない事があるから面白い。

そして、珈琲に欠かせないのがカフェや喫茶店のフードメニュー。私の定番メニューは、ホットケーキやシナモントースト。苦味や酸味のある珈琲に、ほんのり甘いメープルシロップが合う。あまりにも好きすぎて、自宅でそれっぽい味にならないかチャレンジしてみたが、なかなか難しい。

20代の頃から、お気に入りカフェや珈琲専門店を見つけては通っていた。でも、30代、40代と年齢を重ねるごとに珈琲の楽しみ方が違ってきているように思う。自宅で珈琲を淹れたいと思い、珈琲教室に何度か行ってみたり、目の前でハンドドリップしてくれるお店に通ってみたり、と興味は尽きない。好きな事を考える時って、飽きないし時間が経つのを忘れてしまいそうになる。

40代になった今も変わらず、珈琲は楽しみの一つであるとともに、最近は健康志向にも関与している。1日2~3杯の珈琲を飲む人は、癌の発生リスクを低下させる、とか。大好きな珈琲を飲んで、病気のリスクが減らせるのであれば一石二鳥である。

私には、いつか叶えたい夢がある。アウトドアの知識には、まだ乏しいが眺めの良い場所にテントを張って、朝日を見ながら珈琲を飲むこと。ロマンチックだと言われても、実現させたい!その日まで、珈琲を飲みながらアウトドアの本を読み漁りたいと思う。