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天外者(テンガラモン)に恋して

五代友厚という人物を知るきっかけになった、天外者(テンガラモン)という作品に出会った。タイトルからも想像できるが、使われている方言は私にとっては馴染みのある言葉だ。主演は、今は亡き名俳優の三浦春馬。

映画の予告編を見た時に、今この映画を見たい!と直感的なものを感じた。自分でもよく分からないが、三浦春馬の演技や侍役の立ち振る舞いなど内容が気になって仕方なかったからだ。

歴史上の人物で有名な人といえば、坂本竜馬や伊藤博文がピンとくる人も多いだろう。恥ずかしながら、今回の主役である五代友厚を全く知らなかった。日本の生活様式や文化が大きく変わる、きっかけを作った偉大な人であるということを。

三浦春馬に関しては、以前から時代劇が似合うと個人的に思っていた。思っていた通り、侍役や刀の扱い方など完璧に見えた。しかし、彼の演技は想像以上の感動を私に与えた。感情の波が、どんどん押し寄せてくる。これは、演技だと頭で分かっていても五代友厚という人間性をもっと知りたくなる。

五代という偉人を支えた、彼の周りにいた人達も同じように心が豊かで熱い感情を持った魅力のある者ばかりだった。人と違うことを考え、それを信じてやり遂げようとする人は、時に人の心が分からなくなる事があるのかもしれない。でも、それは先の未来を見据えた大きな夢を描いていた、彼にしか見えない景色があったからこそだと思う。

私達に必要なことは、まず夢を持つこと。何かを始めたいと思ったときがチャンス到来!初めの一歩を踏み出せる勇気や行動をとること、じゃないかと思う。新しい自分に出会えるかもしれないし、何でもいいから前に進んでいけるような気がする。

私やあなたの行動が自分自身のため、大きく言えば誰かのためになるかもしれない。自分の信じたもの、応援してくれている人達を信じて恐れずに、未来に進んでいって欲しいと思う。もちろん、私もそうありたいと決意する。