不断の努力のせかいで

noteを書いてみようと思ってから3年たちました。
自分の予想通り、全然投稿していない。
三日坊主め。むしろ三日坊主でもないぞこれ。
坊主になるための剃髪すら全部剃りきってないくらいだぞ。

言い訳させてもらうと、書こうとはしてたんです。
下書きもあるんです、4つくらい。すくな。
でもなんか、色々なことを考えてるうちに、思考を世界に開示することが怖くなっていました。

もうどんな出来事か忘れてしまったけど、ある人がある役職に任命されたけど、過去の発言が問題視されて、結局その役職から離れることになった、みたいなことあったじゃないですか。確か2回立て続けくらいで。うわ、これをちゃんと覚えてないあたり、すごく嫌だな。なんか人の人生を消費してはすぐに忘れていく日本人って感じがして。

まあ、何が言いたいかというとその時に思ったのです。
今の時代、過去の発言を探して掘り返すのなんてめちゃくちゃ簡単で。でも過去の発言は過去の発言なんです。そこから時間が経過していくうちに、多くの物事を経験したり、新たな知識を得るなかで立場や思想は変わることがあるんです。それ自体はごく当たり前に起こることだと私は思います。
でも過去の発言の一部分が切り取られて、その発言があったということが、今の自分にめちゃくちゃ大きく影響してしまうの、めっちゃ怖くないですか。だったら今の自分の思想や立場を表明せず大人しく黙ってる方が賢い生き方で、そうする人が多いのもわかる。まさに「沈黙は金、雄弁は銀」みたいな。私も黙ってたいなって。

でもなんか、こうやって生まれた「沈黙」は、金じゃない気がしてきました。なんか上手く言えないけど、世の中全体が不幸な気がします。論理的じゃなくてごめん。

多くの学問、視点があるから、どんだけ勉強しても勉強不足であると私は思ってます。
今でも勉強不足なのに、過去のもっと勉強不足な発言を指摘されても、どうしようもなくないですか。いやもちろん、立場上それが許されない人がいるのもわかります。
ただそれを全員に求めてる感じが最近してきて、なんかそれは違うな。って思います。
ひとつ断っておきたいのは、だからといって何でも発言していいとは思ってないです。
もちろん配慮と、間違った時には謝罪と反省が必要です。反省を示すってめちゃくちゃ難しいことだとは思います。

まあ、だからというわけではないけど、もう一度、心にうつりゆくよしなしごとを、
ちゃんとそのとき思ったことを、記しておきたいと思います。
あとで見て、甘いな。ここは良くないな。でもこの思考があったから今の自分があるなと思うために。