セオドア、ガンスリンガーになるの巻



初めましてな方は初めまして、そうでない方はHowdy!!
テディこと、織部セオドアと申します。
さてさて、皆様はガンスリンガーを知っていますか?

グラスホッパーでもドッペルゲンガーでもアーノルド・シュワルツェネッガーでもなく、ガンスリンガーです。
過ぎ去りし西部開拓時代、銃器に熟練した人々を全部ひっくるめてガンスリンガーと呼んでいました。生まれも育ちも職業さえも関係なくひとまとまりにです。

よく分からない人にはカウボーイのようなものだと伝えるのが一番わかりやすいでしょうか。
正確にはカウボーイとガンスリンガーは別物ですが、西部劇の主人公の多くがカウボーイとして描かれているため、そう言った誤解が多いんだとか何とか。
カウボーイは英語でCow boyと表記するように、牛を育てて牛乳を採ったり、牛皮を鞣して革製品を作るような人々がそう呼ばれていました。今で言うところの畜産農家です。

一方のガンスリンガーはギャンブル好きの遊び人や、街の平和を維持する保安官、窃盗や強盗などの犯罪のプロでさえも銃を持っていればガンスリンガーと呼ばれます。中には旅を住処とする流れ者や賞金稼ぎを意味するバウンディハンターまで多種多様な存在がいたんだとか。

ガンスリンガーはこんな感じの人ですね。

カウボーイとガンスリンガーが混同されるのは西部劇の影響なだけであって、この二つはちょっと違うんだよって事を覚えてって下さると幸いに思います。

閑話休題、ここからが大事なところです。

なぜ、テディはガンスリンガーに憧れたのか!

ここが本題な感じもありますし、本題です。
しかし、基本を抑える事も大事ですからね。

あれはテディが米国のエレメンタリー・スクールに通っていた頃のお話になります。ちなみに、エレメンタリー・スクールというのは直訳で初歩的な学校、意訳では小学校と思ってくれて差し支えはないです。7~8歳の頃ですね。
テディの祖父は救いようもないウエスタンマニアでして、テディが祖父の家に行けば毎回西部劇を2人で見るくらいにはテディ自身も西部劇に没頭していました。

Okay,Teddy? Don't forget the frontier spirit anytime.
They are the greatest and proud men than any president.
You'll be a cool man like them.
訳:いいか、テディ? どんな時も開拓の精神を忘れるな。
彼らはどんな大統領よりも偉大で、誇り高い男たちだ。
お前も彼らみたいにクールな男になるんだゾ!

祖父はいつもこう言ってました。
もちろん、子育ての方針を言っている、もしくは孫の成長を一途に願う気持ちから出た言葉なのでしょう。
今思えば、感動するに足りる言葉ではありますが、当時のテディはこんな事を思っていました。

なるほど、ガンスリンガーになってほしいんだ!

極めて純粋ですね、笑いが止まりません。苦笑いですが。
さてさて、そんなテディ。まず最初にどんなことを始めたかと言いますと、最初からレベルが高いことにチャレンジするくらいには頭のネジが外れています。

セオドア、実銃を極める

意味わからん。なぜそうなった。
テディの住んでいた地域は銃規制がそこまで厳しくなく、ある程度の銃の所持は許されていました。
そこで、テディはウェスタンマニアの祖父の指導の元、射撃の練習を始めるのでした。
ものすごい行動力ですよね、テディもそう思います。
最初に撃ち始めたのはコルト・ファイアーアームズの
シングル・アクション・アーミーです。
知る人ぞ知る西部開拓時代を征服したリボルバーです。
別名はPeace maker(ピースメイカー)
日本語で平和を創る者。かっけー!

こんな感じのイカしたリボルバーです。
スマートなバレルと、ほどよいシリンダー、しの字型のグリップが歴史を感じさせますよね。
これを撃ったわけです。

これがまた素晴らしい!
かちかちっとしたスムーズな動きと程よい反動が人によってはかなり癖になります。

しかし、テディは思いました。

違う、違う、そうじゃない!

そうじゃないんです。テディが憧れていたガンスリンガーはこれじゃなかったんです。
ばーんと撃って、くるくるくるーって回してホルスターに収めるあのかっこいいやつがしたかったんです。
実銃は危険なので、そんな事をすれば祖父からゲンコツが落ちてくること間違いなしです。

これじゃないを抱えたまま、2年弱の月日が流れ、テディは両親の都合により日本へと移住することとなりました。
テディはガンスリンガーにはなれない。
そんな残念な思いを胸に抱えながら。
しかし、日本で運命の出会いをするのです!

テディ、来日

お恥ずかしながら、テディは日本に来るまでサムライやニンジャは今もいるんだと思ってました。
空港に着いて、飛行機から降りた瞬間、現実を叩き付けられたような気持ちになりましたね。
しかし、日本は思っていた通り、素晴らしい国だと言っても遜色ありませんでしたよ。

さて、そんなテディの運命の出会い。気になりますよね?
それはもう素敵な人です。
クールで頼りがいのありそうな方です。
彼の名はオセロット。
メタルギアソリッドの知る人ぞ知るイケメン枠。
初登場時にはマカロフと言うオートマチックハンドガンを使っていたのですが、次の登場からはずっとピースメーカーを使っています。

スネークを中心に繰り広げられる物語の中でも、五指に入るほど重要な存在と言っても過言ではありません。
最初の方は噛ませ犬感が半端ないですが。

ばぁん!くるくるくるーっ!
これだ、これなんだよ!
テディがしたかったのはこれなんです!

フロンティア・スピッツ再燃!

調べに調べた結果、モデルガンと呼ばれる実銃を模した発火のできるおもちゃの銃がありました。
これなら、ばぁん!ってやっても、
くるくるくるーってやっても誰も怒りません。

モデルガンに初めて触れたのは15歳の時です。
祖父の言葉から約7年。
かなりの月日が経って再燃したという感じですね。


以上、テディがガンスリンガーを目指す理由でした
NOTEではちょっとしたくだらない豆知識や
何の意味もないうんちくなど、様々なことを
投稿していきたいと思っておりますので、どうぞご贔屓に!

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