一生忘れない大切な日

2019年12月25日

あれから今日で2年が経ちました。
いつからか「卒業後の2年縛り」が無くなったのでもう関係はなかったけれども、NMBのヲタクにとっては卒業後の2年って色々な想いがあるヲタクが多いのでは…と勝手に思っています。

ありがたいことに2年前は卒業コンサートも卒業公演も入ることができて最後の姿をしっかりと見送ることが出来ました。
とても楽しくて、すごくキラキラしていて本当に応援出来て良かったって心底感じました。

その推しメンは今でも舞台やラジオ、それに大好きな野球の仕事と今でもずっとずっと頑張っています。

かっこいい女性になりたいと永遠の憧れである宮澤佐江ちゃん
度肝を抜くようなパフォーマンスで魅了された高見奈央ちゃん(ベイビーレイズJAPAN)
今、夢中になっている村山彩希ちゃん

それぞれに好きなところも真似したいって思うこともたくさんありました。

でもその推しメンからは真似することがひとつもなかった。
逆に負けてたまるか!!と闘争心に火を付けてくれる存在でした。

だから一方的ではあるけども"切磋琢磨出来る推しメン"だったのかな。

あれはもう何年前の握手会になるんだろうか。
かつて自分がとりあえず就職したところを思い切って退職し、夢だった幼稚園の体育の指導者になった。それを報告した時、推しメンは誰よりも喜んでくれた。誰よりも応援してくれました。

「え!!!おりがずっとやりたかったことやん!!!がんばれ!楽しめ!!」って。

何回通ったか分からないほどの握手会でも数回しか言ってないはずなのに、たくさんいるヲタクの中の1人の夢を覚えていてくれた。そして応援してくれた。
それが本当に嬉しかったし、自分にとっての何よりの原動力であり起爆剤でした。

仕事で握手会に行けなくても、うまくいかないことがあっても、今日もきっと推しメンはどこかで頑張っている。だから負けてらんない。次会える時に胸張って会えるようにっていう気持ちでずっと頑張ってこれました。

本当に遠距離ポスターの歌詞そのまんまです。
ベッドの右の壁にポスターは貼ってなかったけど。


卒業後もその気持ちは揺るがないだろうと思ってました。

卒業してからコロナ禍だった中で初めての舞台のお仕事。
すごく楽しみにしていて今日も元気貰って明日から頑張ろう!って思っていました。

その日舞台に立つ推しメンはキラキラしていたし、ずっとずっと頑張っていたし、普段の推しメンとは真逆の人格の役柄をしっかりとこなしていました。かっこよかった。

でもなぜか、本当になぜか、、
ああ、もうアイドルの時みたいには気軽に会えないんや…
って思ってしまい、自分でも訳わからないくらい本当に本当に突然プツッと糸が切れてしまいました。

自分はここまでなんや、、と落ちるとこまで落ち、適応障害になりました。

2年前の2月末、推しメンが卒業して2ヶ月後の出来事でした。
それが推しの卒業と関係しているのかって言われたら、違うのかも知れないけど少なくとも自分の中では本当に本当に大きな出来事でした。

今思うと、アイドルではなくなって、女優、タレントとして活躍して会える暇もないくらいになって欲しいって気持ちはその当時からあったはずなのに、何故か受け入れられませんでした。

なんでだろうね、今でもそれはわからないけど。


でもこうして振り返ってみると、卒業の時、最後にあの服に刻んだ"夢を捨てるな"という言葉を思い出しました。
新たに旅立つ推しメンへの激励と自分を奮い立たせるようにという意味を込めたなあと。

その言葉が今の自分にすごく突き刺さります。かと言って今の夢ってなんだろうか。そこから探さないといけませんが。

2年経った今、こうやって振り返ってみることが出来るようにもなりました。
本当に自分の中で推しメンってすごく大きな存在だったなって実感します。

今日が本当のヲタクとしての命日になるかな。笑

推しメンは東京にいるけれど、何だか当時の気持ちもあの時の思い出も全部全部忘れたくない。そんな気持ちがあるからきっと地元でもない「大阪」っていう街が、地元なんかよりも大好きなんやと思います。

ありがたいことに自分の周りの人たちにたくさん助けてもらって今普通に仕事も出来ているし、またAKBに夢中になったりして楽しく過ごせています。

あなたを推せたことはきっと自分の人生を語る上では絶対に外せない。
まあ、誰に語ることもないですが。


最後に、いつも自分を奮い立たせてくれて本当にありがとう。
これまでもこれからも“推しメン“って呼べるのはあなただけです。
いつかまた会える日が来たら、あの時みたいに「おり〜〜〜!!」って名前を呼んでください。

陰ながらずっと応援させていただきます。
これからもあなたがたくさん笑えますように。

2021年12月25日

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