Zero-sum equalityと企業価値評価モデル(2)
結論から示せば、今回議論する4つのモデルの位置付けは、下記図の黄色ハイライトに相当する。
今回は、前回に続きZero-sum equalityから導かれる種々のモデル、特にAEGに時系列的仮定やCSRを導入したモデルについて議論する。前回はこちら。
Ohlson and Juettner-Nauroth[2005]モデルAEGモデル式は、2期先以降の将来異常利益成長$${\tilde {AEG}_{t+\tau}(\tau ≥2)}$$が毎期一定成長(成長率:$${g}$