カズアブディーン3戦目

さてさてまず前回のレースの振り返りと課題から

振り返りとしましては
スタート直後前カットされ後方から、レースを理解出来てないのか前進気勢が無く騎手が促しっぱなしの追走、直線では何回も前をカットされ追い出されたのはラスト50m程から前内有利のトラックバイアスもあり4着
と言った感じでしょうか?

課題としましては

①前進気勢の無さ

②口向きの悪さ


がありましたね
①は追走に関してですね
ルメール騎手が促して促してのレースでしたのでもうすこし自分から動いて欲しいですね

②に関してはオルフェーヴル産駒だと結構見られることですしウシュバテソーロもあまりハミに頼らない走りをするのでしょうがないかも知れませんね

さて今回こそ前進気勢を出して自ら進んでいって欲しい
なんなら掛かるくらいがちょうどいいのではと思います!

レース前陣営のコメント

まだ競馬を教えている過程だし、広いコースで教えていった方が良さそう。それでも馬体には実が入ってきたし、体質面はしっかりとしてきましたよ。


杉山厩舎は割と馬の育成を焦ることなく進めていき最終的に強くなればいいとのスタンスを取ることが多いので例に漏れずカズディーも一つ一つ丁寧に教えて行ってる途中なんでしょうね
馬体に身が入ってきたというコメントなのでなかなか楽しみです


それでは今回のレースを振り返っていきましょ!
今回は7枠15番のオレンジ帽です!

スタート直後

スタートは悪くなかったですね
しっかり出てますしなんならめっちゃ早い!

これは行ける!と思いましたね

しかし

コーナー入る前に中団やや後ろ目を追走する形に

やはり自分から進んでいかないので前の方で位置は取れないのでしょうか?

私は初戦でハナにたった時ソラを使って逸走してしまったからあえて前の方にあえてつけないで後方で馬群に入れての競馬を選択したのかと思います
ルメール騎手がずっと促していないのがその証拠かなと思います
あえて後方の位置を取ったということになります


そこから特に変化のないままやや促されながらレースが進みます
ここでもう少し前進気勢が出て自ら動いてくれるといいんですがレースを理解出来てないのか促さないと追走してくれないんですよね〜
ここはもう日々の調教やレースを通じてりかいしてもらうしかないですね


そして残り800mを通過直後レースが動き出します

腕を伸ばして激しく促すルメール騎手


ペースがやや上がりルメール騎手がカズディーにスパートだよ!と教えてあげていますね
外を回っている影響もあり前との差が少ししか詰まりませんでした

コーナー抜ける時点で前から13頭目といったところでしょうか?
馬場は稍重の内前有利のトラックバイアス
さて突き抜けてこれるか?!

あれ?コレまずいんじゃないか?

残りの200mの標識で前から11頭目なかなか伸びて来れません
あーもうこれまでか...

グーン
グーン
グーン!


絶望的な位置から3着まで押し上げることが出来ました!

なかなかスパート掛けてくれなくてヒヤヒヤでしたけどギアがあがるとやはり素晴らしい末脚ですね

というわけで今回は3着と言った結果になりました

ラップタイムはこちら

上がりは35.2で全体2位タイです
大外回ってのですから正直もっと速いでしょうね
エンジン掛かったのがラスト100手前くらいなので正直もっと早いのは出ると思います


今回のレースでの収穫と課題


まずは収穫から行きましょうか

①折り合い面に心配が無いこと
②スタートが上手であること
③素晴らしい末脚を重めの馬場でも使える事

①はかかる心配がないってことですね
オルフェ産駒は掛かったり力んで直線力を発揮できない子が多くいるのでこれはいいことでもあります

②は①がクリアしてる時点で大外だろうがポジションをとりに行く事が出来るようになるのでこれからめちゃくちゃ大事になりますね
詳しくはスターズオンアースのJC、有馬を見てください
ゲート出るスピードがめちゃはやいのでやはり運動センスがあるんでしょう!

③は決め手があるということです!
誰にも負けない武器があれば展開ハマれば勝てますから凄く大事な事です!
しかも
柔らかい馬場でもしっかり使える末脚→どんな馬場でも決め手がある
ということなのでほんとに素晴らしいと思います


課題について

①気性の幼さ
②口向きの悪さ
③体質


①については前進気勢の無さとスパートの遅さです
すこーし反応が悪かったような気がしますが短期放牧明けの影響もあったかもしれません

直線のラスト100以外ずっとフワフワ走ってるんですよね
というか...

バックストレート
コーナー入口


めっちゃ上に跳んで走ってるんですよ!
バネが凄いのか
上に飛び跳ねながら追走してるんですよね

ちなみにスパート時は

ゴール直前
比較がどちらも同じ画角じゃなくて申し訳ないです

沈み込みながら出来るだけ反発を推進力に変えて力が上に逃げないで走れています
こちらが本気の走りなのでしょう
これで追走できるようになったらエネルギーを無駄なく走れるのでハイペースだろうがなんだろうが最高の末脚を使えるようになるでしょうね


②つきましてはもうオルフェ産駒ですからしょうがないでしょう
リングハミでもつけて操作性上げるくらいですかね?
遺伝的なものなのでこれはほんとにしょうがない


③は今回と言うよりはデビュー戦、2戦目も通してなんですけどレース後に20日ぐらい在厩した後放牧に出たり、短期放牧挟んだ馬なり坂路調教で前走よりマイナス体重出たりしているのでちょっと体質弱いんじゃないかなと思われますね
使い詰めしていいタイプでは無いと思うのですが如何せ気性が幼くレースを理解出来てない部分があるので本当は間隔をなるべく空けないでレースに出したいんですけどね
体質弱いならそれが出来ない可能性がありますよね


今後の展望


一応全部希望的観測から行くと
直線手前替えしてから一気に伸びてきたので左回りの中京を使いたいですね
出来ればルメール騎手がいるであろう高松宮記念の週ですね
ルメール騎手が乗ってくれてるうちにさっさと勝ち上がりたいですね

本当はダービー出て欲しいのですが
さっきも挙げたように体質に不安があるので将来を考えると勝ち上がり後は無理せず放牧が良いのではないかと思います



今回はこんなところでしょうか?
拙い文章ではありますがここまで読んでいただきありがとうございました!
負けはしましたがレース内容は課題と良さがはっきりと見えて今後に繋がる素晴らしいものとなったと思います

また次のレースを楽しみにしています

ありがとうございましたm(*_ _)m

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?