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エイゴ

「海外スイッチ」なるものが私にはある。

私は日本人名と、自分でつくったイングリッシュネームで「Thomas」(トーマス)という名前がある。

なんでトーマスかって理由は簡単で、Takujiと同じ「T」であるのと、だれもが覚えやすい超簡単な名前であることだ。

普通に日本で日本人として生活する上では「Thomasモード」にはならないが、オーストラリアにいた時や今のような英語環境のシェアハウスにいたりすると、たちまち「Thomasモード」になり、自分の中に「Takuji」として日本語で思考したり感情を出したり、他者との距離感や会話のリズムと同時に、「Thomas」として英語で思考したり感情を出したり、英語モードでの他者との距離感や会話のリズムをもつ自分があって、これが常時ミックスモードになる。

これが自分の中で海外スイッチがONになっている状態。

一人でいても、「これ英語でなんて言うんだっけ?」とか「こう聞かれたらこう答えよう」「この英文使ってみよう」とか自然と英語脳になっている。

これは自分が今日1日の中で英語を勉強したかどうかに関わらず、ONになっている。

感覚的な部分でいうと、脳やカラダがいつもより1.2倍くらい熱い。

だからこの「海外スイッチ」がONになるとちょっと疲れる。

でも自分の求めていた疲れでもある。

何が言いたいかというと、

「環境」

はとっても大事。

英語を学ぶモチベーションというのは、私の中では「環境」が全てだと思う。

通常の日本人環境で英会話を学ぼうとすると、英会話レッスンを受けたり、オンライン英会話だったり、自主学習だったりいろいろあると思う。

これらを継続することはめちゃめちゃ大事。英語環境にいたって、自分での勉強がないと絶対に成長はできない。これは言い切れる。

でもこれらは「英語」という「勉強」のためにいちいち「目的」を確認したり、「頑張ろう」という意気込みが大事になってくる。そうして自分を奮い立たせて、私は成長してるか、手応えを感じれるかを実感しながら継続していくことになる。

これができる人はいい。そもそも勉強することが得意だったり、脳を使うことが得意だったり、独りで孤独に極められたり、地道にコツコツできるタイプだったり。

はっきりいって私はできない。できなかった。

お金をかけたくなくて、何度独学で「今回こそは!」と思って参考書を手に取ったり、洋楽を聞いてみたり英語学習のYoutubeを見たりするけど、どこかで挫折してしまう。

続かない。続かないことに「あぁ、また続かなかった」と、自己嫌悪状態に何回も何回もなった。

でもそんな自分も「えいっ!」とオーストラリアにいったり、国際シェアハウスにいったりすると、「海外スイッチ」が入った。

モチベーションを継続的に維持させるにはもうこれが一番。

一人で日本で英会話を学ぼうとすると、まずモチベーションを管理することに疲れてしまう。

だから嫌でも英語を使う環境に飛び込む。

そうすると、「いまここでこれ言いたいのに!」とか「あのときこう言えばよかった!」とか「今度からこう言えば良いのか!」とか、わざわざ英語を学ぶ目的ややる気を確認しなくても、今ここで英語で伝えたいという感情が湧き出てきて、それが勝手に学びのモチベーションに繋がる。

昨日きて、英語がただのコミュニケーションツールの1つにすぎないことを改めて実感した。

あと、「英語を話せること」と「コミュニケーション能力があること」は全然関係ない。

オーストラリアで英語を話せるのにシャイな自分から一皮剥けれず、英語でコミュニケーションできない人を嫌というほど見てきた。

逆に英語は話せないけど、「コミュニケーション能力」だけで楽しそうに会話できる人も何人も見てきた。

これはもう才能。コミュニケーション能力って言うのは一朝一夕には磨けない。

言わずもがな一番のベストは英会話も話せて、コミュニケーション能力もあること。

その上に国際的な教養と感覚を持ってること。

こうなると、もう無双モード。

自分の世界視野や楽しめる範囲、思考、行動、仲間etc..

人生の楽しみ方が全然変わってくる。

だから、もしあなたが英会話を勉強しようかどうか、続けられるのかどうか自信がなかったら、ぜひ少しの間でもいいから、「環境」を変えてほしい。

それが一番の近道。

そしてそれと同時に自分の中の固定概念と、日本というマサラタウンにさよならバイバイしてほしい。

そうすれば間違いなく、君はもっと人生は楽しめる。

Do your best.

You can do it.


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