森林整備 補助制度(東京都の場合)

今はまだ大々的な整備を検討していないが、いずれ樹木の伐採などを業者に依頼したりすることもあるだろう。民有林は放置されがちなので、国や地方自治体は森林整備の補助制度を用意している。この記事では東京都が用意しているメニューを備忘録的にまとめる。

東京都の補助制度

・補助の対象:植栽、下刈り、枝打ち、除伐、間伐、森林作業道の開設/整備、間伐材の運搬
・補助に必要な規模:0.05ヘクタール(500平方メートル)以上
・補助率等:間伐 58/100、その他 40/100(利用促進出荷事業 7/10)
・補助までの流れ:施業→所有者又は代理者が申請→現地竣工検査→交付決定/金額の確定→交付

造林補助制度のご案内ウェブページの表を抜粋・要約

うまくいけばざっくり半分くらいの費用を負担してくれる。結構太っ腹だ。

補助金申請書に添付する書類の例
1 申請書表紙
2 申請内訳表
3 各種契約書等写し
4 施業箇所総括位置図
5 施業図(実測図)
6 測量野帳写
7 完了写真等
8 搬出間伐材積集計表
9 作業従事に関する調査表
10 誓約書
11 印鑑証明

森林整備補助事業申請書様式より抜粋

普段から図面に触れていない人にとって4~6は準備が難しそうな印象をうける。代理者による申請も可能なので必要な場合は委任するのもありだろう。

その他の補助金

ナラ枯れというのが問題になっている。カシノナガキクイムシが媒介となる病害で感染力が高く、全国的に被害が広がっているようだ。九都県市首脳会議が国土交通省・農林水産省へ要望を実施している。

自治体レベルではすでに補助制度を初めているところもある。
例えば稲城市。

最大20万円までのようだ。


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