僕にとっての音楽。

「運動会のかけっこで一等賞取ったら〇〇買って!」
この記事を読んでいる皆さんの中にも、そんな会話をしたことのある人がいるんじゃないだろうか。

かく言う僕もその中の1人だ。
小学5年生の時はwiiを買ってもらった記憶がある。
(一等になった記憶はないのでだいぶ駄々はこねている)

そして小学6年生の時、なぜそれを提示したか覚えていないのだが、僕はipod nanoを買って欲しいとねだっていた。

なんと懐かしい平成の産物だろうか。(ipod nano 第3世代)

当時別に音楽がめちゃめちゃ好きだったという記憶もない。だからより一層これを望んだかも覚えていない。

ただはっきりとこの時も一等になっていないことは覚えている。そして得意の駄々もこねている。

そのプロ級の駄々をこねてようやく手に入れたipod nano。
そうこの瞬間が僕が音楽というものを手に入れた瞬間だった。

ipodを手に入れた特に聞いていたのはthe blue heartsの「TRAIN-TRAIN」だ。正直世代でもなんでもないが大親友の拓馬君がずっと聞いていたので、僕もそれを聞いていた。(音楽を聴く理由なんてそんなもんだ)

そしてこのipodを手に入れたことにより、僕の大好きな槇原を聞くこともできた。(時系列としては、ipodを手に入れた後に槇原を好きになっている)

槇原との出会いについては以下の記事にまとめているのでぜひ。

今も音楽は好きだが、昔からジャンルを問わず「いいな」と思うものはいいと思っていた。

あれは高校生時代、テニス部の試合の帰りだっただろうか。
地元の程近い 泉ヶ丘駅でその日「音ヶ丘」というイベントが行われていた。

ただ帰り道にやっていたただのローカルイベントだったが、
なぜか立ち止まり友人たちと聞いていた。

その時にあるアーティストがオリジナルソングで「hana」という曲をやっていたのだが、その曲をえらく気に入ったのを覚えている。当時は今のようにサブスクやYou Tubeも発達していない時代だ。「この曲は今を逃すともう二度と巡り会えないだろう」と感じ、1500円を払ってそのイベントのCDを買った。当時バイトもしていない高校生の僕にとって決して安い買い物ではなかったが、それほどあのCDが欲しかったんだろう。

また高校生の時、芸術鑑賞の時間が年に一回あった。
何年生の時か忘れたが、アカペラグループ「チキンガーリックステーキ」のステージを聞くために浪切ホールへ行った。

そのステージにひどく感動した。アカペラはこんなにいいものなのかと。
そして家に帰ってすぐitunesでチキンガーリックステーキ(略してチキガリ)の曲をダウンロードして聞いていた。

当時の同級生には若干引かれていただろうがそれでも好きな音楽を聴きたかった。

そして今なお音楽は好きだ。
今までJ-POPやJ-ROCKばかり聞いてきたが、今はインディーロック/インディーズバンド、全く知らない世界だったHIP HOPもごくたまに聞いている。これも聞き出したきっかけはいろいろあるのだがあえてここでは書き伏せる。

そしてそれを機にいろんなアーティストのライブに行くようになった。
今まではセカオワと槇原(実は3回くらいしか行ったことない)一辺倒だったが、昨年の森道市場をきっかけに、大阪城野音で開かれたYOUNG POP CLUB(チケット3,000円はいまだに意味不)や、homecomings、東京でのローラズ、京大熊野寮でのイベント(あの時の浪漫革命のパフォーマンスはまさに革命で人生で一番楽しかった音楽ライブであった。あとpugssにも出会えた)、ホムカミとローラにgoethe、サンデメ、Hwyl、ハク。、藍坊主、ラッキーセベンのストリートライブ。あとcuune オータニのtsumugu、福井の仕事終わりにあんな良い音楽を聞けたのは正直怖い。まさに音楽に浸った一年だった。

音楽が好きだ。特に僕は寂しがりというか音のない空間が苦手で、常に音楽か動画をかけている。長距離運転が苦にならないのも好きな音楽を聴ける空間だと認識しているからだろう。

今年もいろんなアーティストと出会い、いろんな音楽を肌で感じに行くことが楽しみである。

僕にとって、音楽はいつも何気ない日常を少し楽しくしてくれる僕の人生で切っても切り離せない存在なのだ。

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