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1. 農業と緑化では自動潅水の考え方が違う

農業と緑化では自動潅水の考え方が全く違います。なぜなら農業は生産を主として緑化は維持が目的なので、ただ水をかけるということに関して全く意味合いが違います。

もっと細かく言えば農業はいかにコストパフォーマンスが高く作業のオペレーションの中に無駄なく組み込んでくれているかになりますが、緑化では製品自体が緑化に溶け込んで見えなくなおかつ管理する人が触らなくても自動に永遠に壊れないでいてくれるかという考え方なのです。

もちろん例外もあると思いますが、大体こんな感じで2つに分けられます。

その二つを商売として考えるとどうしてもどちらかが主になり両方の業務を行うというのは難しいのですが、弊社は両方業務として行っている珍しい会社かもしれません。

それが良いか悪いかは別として、そもそも50年もやっていれば潅水の歴史をそのまま見てきたのでそのまま業務として取り組んでいかざるを得なかったのかなと思います。

ただ一つ言えることは両方のメリットデメリットを熟知しているのでトラブルになることがあまりないのです。

どういうことかというのは企業秘密的な話になりますのでここでは控えますが、自動潅水は原水と対象物の二つを考えないといけないのでそれのバランスを計るのが仕事と言えます。ただ設備すればいいというわけではなく目的が一致しないと使い物にならないということになってしまうのです。

たまに設備したけど設計のせいか業者のせいかわからないけど使いものにならないと聞くことがあるのです。

農業と緑化では考え方が違いますが、原水と対象物のバランスを考えないといけないというのは同じであると言えます。

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