新・Malifaux普及への道(1)

いきなりタイトルが「新」ですが、実は検索すると出て来ますが過去に同様の内容を書いたサイトが有りました。ただしその内容は古く、Malifauxというゲーム自体がシステムの版上げを行い、内容がかなり変わって来ている為、ここに現行2版ベースで再構築しようと思ってます。

自分が始めてやったミニチュアゲームがこのMalifauxです。他のミニチュアゲームではお試しレベルはまだしも、実際の世間の通常プレイに混ざるにはそれなりのモデル数が必要になる物も多いですが、このゲームの場合現国内プレイヤーの方々の通常プレイの平均ポイントコスト帯(26~50コスト)で遊ぶ場合、必要なモデル数が少ないのでお安くはじめられます。

ちなみに現在のシステムでの公式トーナメントがコスト50なので国内で遊ばれてるコストが少ないわけではありません。 

ただ日本ではTwitterとかblogとか探してもどうも現役でMalifauxで遊んでいる人があんまりいないみたいなので、ちょっと普及の為の紹介を数回に分けて書こうと思います。 

最初にMalifauxが世に出てから既に5年近く経ってるっぽい(BoardGameGeek.comの初代ルールの登録が2009年だった)のですが、2013年より大規模なシステム変更が有り、現在の2版( 2nd Edition、2Eと呼ばれる(以降2E))になりました。そして2014/9(日本国内には10月頃入荷でしょうか)に2Eで過去のモデルが特殊条件モデル(アヴァターと呼ばれる変身モデルのみ)以外が全て使用可能になります。全モデル数となると400体程出ていますが、2Eと同時にメタルミニチュアからプラ化しているのでまだ欲しいモデルが手に入りにくい場合も有ります。 

5年前からと言う後発ゲームなので偉大なる古株ゲームなどに対して特長を付けようと頑張っているので、ルールが荒い部分もあるがなかなか面白いです。

まずは紹介初回なので、ゲームに必要な道具の準備の話。 なにはなくともルールブックですが、現時点で 

Malifaux 2E Core Rulebook(基本ルール、2013/9発売)

Malifaux 2E Rules Manual(2014/2頃発売、ルールのみに絞ったB5サイズのミニブック)

Malifaux 2E: Crossroads(拡張その1、2014/9発売予定)

の3冊(上から発行順)が現在までに出ている2E本となります。(全部英語のみ)お店によっては1版時代の本も数種扱いが有りますが、このゲームは実は本国では物語としても人気で、ルール本の半分近くが物語部になっており、そこを読みたいファンがまだ買いますが、ゲームとしてはいりません。 

とりあえず2Eを始めるにはルールマニュアルまたはコアルールブックだけは買ってください。(Rules Manualは国内流通でも1,800円前後で入手可能)

 但しこの本は名前の通り「マニュアル」なので各モデルの情報は一切無いです。コアルールブックとクロスローズにはモデルのデーターが2冊で全て掲載されているので、まずどんなモデルがいるか知りたい場合はこの2冊のが便利ですが、2冊でA4以上サイズで600ページ近くなりますのでご覚悟の上で。 

モデルのデーターは各勢力毎に販売されているアーセナルボックス(1&2)を買うことでも実際のゲームに使うカードで入手可能です。

あとゲームに必要なのがフェイトデッキとメジャーとカウンター、そして30mmの円形のマーカー。 

フェイトデッキは専用の物があるが、ぶっちゃけジョーカーが2枚入ったトランプがあれば出来なくは無いです。(実際ルールマニュアルにもスート対応表が載ってます)ジョーカー2種の区別が必要なので「赤」「黒」ってジョーカーカードにマジックで書いても惜しくないトランプは用意するか、又は、空白の予備カードが入ってればそれを黒ジョーカー、正規ジョーカーを赤ジョーカーとか最初に宣言するでも良いと思う。 

(テープ)メジャーはインチ表記が必要。裁縫道具売ってる店(オンラインショップ含む)とかDIY店で売ってると思う。 

カウンターは100均のおはじきでも別のボードゲームであまった駒でもなんでもいいし、無ければメモ用紙にssプール(説明は次回以降に書く予定です)の個数分数字書いて1個ずつ塗りつぶしてもいいです。

各種マーカー。2Eでは30mmを10枚前後は必須になります。その他に先の物と区別可能な30mmを数枚、50mmは2枚程有ると便利。

自分も最初はマーカー作ってなかったんだけど、一応初めて遊びに行く時から上記2種サイズのラウンドベース(モデルの足元に付けるプラスチックの円形の台座)を8枚ずつ程度ケースに入れていました。

例えば自分が最初に買ったラスプティーナだと氷柱を作るスペルを使う場合、最低でも50mm2枚が必要なのだが、そんな感じで自分の買ったモデルで必要なマーカー位はとりあえず用意すべきかなと。作る気がある人なら「Ratty's Malifaux Page」で配布しているpdfを印刷してひたすら丸く切ろう。ちなみに現在は、同pdfをシール印刷し、3mmプラ版に貼り付けてその上にUV保護シール(屋外用)を貼って円形に切り抜いて全種類作ってます。 

最後にスタットカードに直接ダメージとか書き込む為のホワイトボードマーカー(イレイサーが付いてるとなお良い)と、それに対するカードの保護の為のスリーブ。カードは所謂トレーディングカードサイズで、わからなければTCGショップで「マジックサイズのスリーブください。」って言えば大量に有ります。

ここまでの出費(価格は"約") 

ルールマニュアル 1800円(国内)

トランプ 100円(100均)

テープメジャー 500円(手芸店の通販)

ホワイトボードマーカー 100円(100均)

メモ用紙 100円(100均)

スリーブ 100円(100均)

合計2700円。 

もちろんメモ用紙やトランプは家にあるやつでいいし、スリーブも100枚入りなので使い捨てるなら「消せない」マーカーでもいいのでもう300円は安く出来ます。 


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