「エスカレーターの2列乗り」は実現するのか?!

最近、鉄道などの公共交通機関のエスカレーターの貼り紙には「立ち止まってください(歩かないでください)」「左右2列でご利用ください」と書かれている。このエスカレーター2列乗りが推奨されだしたのは多分2019年ごろぐらいだ。ググったところ、動く階段を歩くのは普通に危ないし、2列乗りの方が長い目で見たら効率がいいかららしい。

しかし、実際みんなが2列乗りする未来はやってくるのだろうか。僕はないと思う。

僕は異常なほどルールに対して神経質で、ソシャゲなども最初に出てくる利用規約をアタマからオシリまでじっくり読まないと気が済まないのだ。だから面倒になって最近はソシャゲをやってない。

そんな僕なので、エスカレーターではとにかく歩かないよう心がけている。しかし、「左右2列で」というのはとても難しい。どうしても立ち止まる側(大阪でいうところの右側)に詰めてしまう。

ましてや僕の生活圏は暴力が支配する街、OSAKAである。OSAKAの都会で悠長に立ち止まろうものなら、ピリついた中年サラリーマンのエジキになるに違いない。OSAKAの中年サラリーマンはみんなスモウ・ソウルを持ち合わせているので、邪魔者はうっちゃりうっちゃり!!張り手張り手!!!押し出し押し出し!!!なのだ。

以前、意を決して左側に立ち止まって2列乗りしたら、僕の隣に立ってた学生が「え……なんでこいつ……こんなところに立ち止まって……。」と、スマホを触る手を止めてまでこっちを見ていた。その目は若干の怯えを孕んでいた。それ以来僕は2列のうち急いでる人が乗る側で立ち止まることは絶対にしない。

似たような経験をした人も実はいるんじゃないか。そこで今日は、2列乗りを推進する方法を考えてみた。

それはズバリ「サクラ」である。なんか2列乗りが当然な世界に見えるぐらい大量のサクラを雇っておけば、みんな「あっ、今それが普通なんだ」となるに違いない。鉄道会社の皆さん、是非ご検討ください。

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