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50.『桜舞ひ散る駅々で。』

50.『桜舞ひ散る駅々で。』135度(\軸)鏡像型
2022.09.18完成

1.着想

 「散」の\軸に対する対称性の高さに気づくも、この一字だけでは面白みが足りなかったので文字列生成を行った。

2.制作中


「散」の送り仮名として「ら~ろ」を試す。「る」が「て」になったので、助詞の「で」とした。
3×3の9文字くらいをイメージしていたのでいったん「で。」として文末確定。
<〇〇〇/〇散る/〇で。>
「〇で。」に入れる一文字漢字を漁る。反転させると…
「駅」🔀が「舞」みたい!もともと「舞い散る」が頭の片隅にあったので、この駅🔀舞を採用。
<〇★舞/☆散る/駅で。>
☆=「い」とすると★≒「こ」となるが、「〇こ舞い散る」は先が見えない。そこで「舞ひ」に変更すると「ひ」🔀「々」となるので、採用し文字組み変更。
<*舞ひ/散る/駅々で。>
…でも駅々ってあまり聞かない響きだ。。
何を舞い散らすか考える。季節外れだけど桜にします…
花粉を散らす未来もあり得た。)
下書き完成。
今回は自然さ、アンビだと気づかれないことを一番に、線を引いてみた。
線の両端を太らせペン字っぽくする。また「桜」は、対応はそのまま対称性を崩して自然に見せている。なので鏡像共存型。
やはり駅々の語に引っ掛かりを感じ、他のパターンも考えるも、挫折。ひ・々が美しすぎた。


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