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ロジュニア入り零龍ギャスカ構築&プレイ解説

こんにちは。チルノ(TwitterID@OrchisLove09)です。CSではガチルノという名前で出ています。
この記事は、僕が10月25日に行われたババロコCSで使用して3位になった、『ロジュニア入り零龍ギャスカ』の構築及びプレイの解説となります。
これから『零龍ギャスカ』を使いたい、『零龍ギャスカ』を使っているけど分からないことがある、『零龍ギャスカ』は使わないけど対面した時にどんなことを意識しているのか知りたい、という人に向けて書きました。

このような記事を書くのは初めてなので誤字脱字など拙い部分もあると思いますが、最後まで読んでくださるとありがたいです。

・初めに

最初に言いますが、このデッキはかなり安いです。メインデッキは最低レートで組めば【零龍】を含めて1万円以内で組めますし、GRゾーンにも(このリストでは)『全能ゼンノー』などの高いカードは入っていないので、全て合わせても1万円前後で組めます。
しかも最速2ターン目に勝つことができますし、意外と相手に合わせて柔軟な動きができます。
しかし、流行りの『ドラグナー』に有利が着く、という訳ではなく、ゲンムエンペラーが出てくるとデッキが半壊します。そこはご注意ください。

・リスト

メインデッキは以下の通りです。下にそれぞれの採用理由、枚数について書いてあります。GRゾーンに関してはメインデッキの解説の後にあります。

・各カード解説

『怨念怪人ギャスカ』

強い。このカードを引くだけで楽に『手札の儀』を達成できます。
ちなみに3位決定戦(2本先取)では1ターン目にこいつを出したら2ターン目に相手の盾がなくなる現象が2回起きました。殿堂カードなので1枚。(本当は4枚入れたい)

『堕魔ザンバリー』

1コストでパワー5000のブロッカー。1ターン目から後述する『ザロスト』や『ビックリーノ』などを捨てて『復活の儀』を達成できます。
このカード+『ダースシスK』の組み合わせがあるとギャスカがなくても先攻1ターン目に『手札の儀』を達成できます。4枚必須。

『ブラッディ・クロス』

上記の2枚が引けなかった時や、手札に捨てたいカード(『ザロスト』や『ジエンデザーク』など)がなかった場合に、デッキの上から無理やり必要なカードを墓地に落とせるカード。1枚で墓地が3枚増えるので『墓地の儀』を達成しやすくなります。4枚必須。
(『カリヤドネ』のせいで殿堂になったら僕は泣きます)

『死神術士デスマーチ』

1コスト闇文明で貴重なSA(スピードアタッカー)です。バトル前のマイナス4000がかなり優秀で、殴り返されにくく、相手の攻撃を牽制できます。
後述する『スパイナー』の効果があるので、進化元には『ギャスカ』や『ラピスラズリ』などのブロッカーではないクリーチャーを選びましょう。

あと『ロジュニア』からこいつを2体出すと相手がタヒにます。当時は2枚で回していましたが、『ロジュニア』から2体出すことを考えるなら3枚欲しいところ。

『ステニャンコ』

ターン開始時に自分のクリーチャーを1体破壊すると出てくるスレイヤー。このカード+『ジエンデザーク』or『ドレッドブラッド』で『破壊の儀』を達成出来るほか、予め出しておくことで殴り返し要員としても強いです。抜く理由がないので4枚。

『虚像の大富豪ラピス・ラズリ』

第2のギャスカ。強い。
1ターン目に『ザンバリー』でこいつを捨てて、2ターン目に『ロジュニア』から出すと、『復活の儀』+『手札の儀』を楽に達成でき、次のターンに沢山ある墓地から【零龍卍誕】できます。4枚確定。

『無限皇帝の顕現』

ここまで読んでくださった方ならわかると思いますが、マジでこのカード強いです。このカードのおかげでかなり柔軟な動きができるようになりました。

殴ってくるデッキに対して『ザンバリー』や『デスマーチ』を出してブロッカーで守ったり、2ターン目に打って『ギャスカ』や『ラピスラズリ』を出したり、打点が足りない時に『デスマーチ』を出して打点を無理やり増やしたり。
あと、墓地からクリーチャーを出す都合上『復活の儀』を達成できたり、『ブラッディ・クロス』と同じく墓地が2枚増えるので『墓地の儀』を達成しやすくしたり、挙げだしたらキリがないですが、使ってみると「このカード強い」となるはずです。
『破壊の儀』で回収出来ることや、1枚引ければ十分な点を考慮して3枚。

『暗黒鎧ザロスト』

ターン開始時に自分の盾を1枚墓地に送って出てくるブロッカー。『復活の儀』を達成出来るほか、『破壊の儀』を達成するために場のクリーチャーを増やせるなどの利点があります。
こいつの効果で盾から『ジエンデザーク』などが落ちると気持ちよくなれます。4枚必須。

『ビックリーノ』

このカードの枠は自由です。
使用感としては5枚目以降の『ザロスト』。ターン終了時に相手のクリーチャーがいなかった場合墓地から出てきます。
『ブラッディ・クロス』や『ザンバリー』で早い段階で墓地に落とせるとGood。

『暗黒鎧ダースシスK』

このカードはバケモンです。【零龍】というカードとの相性がバツグンすぎる。なんなら殿堂に行くまであると思っています。
このカード1枚で【零龍】の全ての儀に対応できます。このカードを1枚でもデッキから抜く人は全員しばきます(過激派)。4枚確定。

『卍∞ジ・エンデザーク∞卍』

ターン開始時に自分のクリーチャーを2体破壊して場に出せるオーラ。このデッキ唯一のGR召喚できるカード。
GRには無限の可能性があるので、このカードにも無限の可能性があります。個人的には4枚必須。
(※注意点として、『ジエンデザーク』のクリーチャーに付いた時の効果は基本的にどんな効果よりも先に解決しましょう)

『偽りの名ドレッド・ブラッド』

『ジエンデザーク』と同じく、自分のクリーチャーを2体破壊して出てくるクリーチャー。『ジエンデザーク』に無い利点としては、『テック団の破壊GO!』の効果でバウンスされないことと、素のパワーが9000と高いところです。それ以外は基本的に『ジエンデザーク』に劣るので3枚。
(『ジエンデザーク』と『ドレッドブラッド』は合計7枚くらいが使っていてちょうどよかったです)

『撃髄医スパイナー』

このデッキ唯一の受け札。個人的には、正直このカードに頼る時点でだいたい負けてるので抜いてもいいと思っています。一応、盾から踏んで相手の小型クリーチャーを3体破壊すると『破壊の儀』を達成できます(なかなかそんな場面は無いですが)。
スーパー・S・トリガー効果は強力ですが、昨今の墓地メタにかなり弱いので過信しすぎないようにしましょう。

以上メインデッキの解説でした。以下GRゾーンの解説です。

・GRゾーンの解説

『ポクタマたま』

墓地メタ。主に『カリヤドネ』を見て採用しました。環境に墓地を利用するデッキがいる限りは入れておいた方がいいです。2枚。

『オーマ丙-二式』

場を離れた時に、墓地から闇のクリーチャーかオーラを回収できます。主に『デスマーチ』や『ダースシスK』を回収して場を強くします。回収した『ダースシスK』の効果で『破壊の儀』を達成することが多いので個人的には2枚必須。

『ダラク丙-二式』

場に出た時にデッキの上を見て、墓地に置くか選べます。この効果で『ザロスト』や『ジエンデザーク』などが落ちたり、【零龍卍誕】した後に出ても次のドローカードの調整ができるので採用しました。2枚。

『トムライ丙-三式』

ポクタマたまの3,4枚目。事前の予想でカリヤドネが多いと思ったので採用しました。自由枠です。

『死神丁-四式』

場を離れた時にデッキの上2枚を墓地に送ります。単純に墓地が2枚増えるのが強いので採用しました。一応効果は強制なので注意しましょう。2枚。

『ロッキーロック』

場を離れた時にもう一度GR召喚ができます。場のクリーチャーが減らない点、GRゾーンの圧縮になる点から採用。2枚。

以上GRゾーンの解説となっています。ここからは不採用カードの解説です。

・不採用カード

『一なる部隊イワシン』

闇のカードではないため、手札に来た時にマナに置きづらい点、墓地に落ちた時の効果がそこまで強くない点、そして圧倒的に『ロジュニア』の方が強かったため不採用。

『ドドド・ドーピードープ』
『ヘルエグリゴリ-零式』

条件なし単体でWブレイカーを持つGRクリーチャー。特に『ヘルエグリゴリ』は、『ジエンデザーク』が付くとTブレイカーになり【零龍】がなくても勝てる場合があります。
僕はリストの12枚で回し慣れていたので不採用にしましたが、『手札の儀』などで早期に出せると強いので採用してもいいと思います。その場合は『トムライ』や『ダラク』辺りを抜くのが良さそうです。

以上不採用カードについてでした。ここからは各対面のプレイ解説です。あくまで僕個人の意見ですので考え方の違いなどあると思いますが、参考程度に捉えてください。

『カリヤドネ対面』

できるだけ早く【零龍】と強い盤面を作り、『ステニャンコ』や『ジエンデザーク』を使いまわして相手が回る前に『ポクタマたま』を出せば基本的に勝てます。自分の墓地に、『ステニャンコ』2枚と『ジエンデザーク』があると、

①【零龍】を対象にステニャンコを出す(2回目以降はなし)
②【零龍】と『ステニャンコ』を対象にジエンデザークを出す
③『ジエンデザーク』で出たGRクリーチャーを対象にステニャンコを出す

を繰り返すと毎ターンGR召喚ができます(以下GRループ)。

『ジエンデザーク』が複数枚ある場合は、②で出たGRクリーチャーと【零龍】を対象に出すことで墓地にある『ジエンデザーク』の枚数分GR召喚ができるので『ポクタマたま』が出る確率が上がります。
ポクタマたまが出たあとは『スーパー・デーモン・ハンド』や『魔法学校パクスクウガ』、『ハーミット・サークル』くらいしか受けがないので、【零龍】と横に並べたクリーチャーで攻撃しましょう。【零龍】を含め6体以上クリーチャーがいると、そのままダイレクトアタックまで通る印象です。

※注意、場に『ドレッド・ブラッド』がいる状態で攻撃すると、何かの間違いで耐えられた時に『スーパー・デーモン・ハンド』を踏んでいるとそのまま負ける可能性があるので注意しましょう。
最近の構築は『ZEROハンド』が入っているので、序盤に踏み倒した『ザロスト』や『ダースシスK』などに反応して打たれることがあります。『ジエンデザーク』などで予め破壊されたクリーチャーの数を2体にするか、広く盤面を作ることである程度ケアはできるので心がけましょう。

『ギャラクシールド対面』

『カリヤドネ』と同じくできるだけ早く【零龍】を作り、相手の準備が整う前に殴りきるか、相手の場が強くなってきたタイミングに合わせて【零龍卍誕】することでカウンター気味に動くかの2パターンがあります。しかし、『ギャラクシールド』には『クローチェフォーコ』の採用率が高いため、出来れば早い段階で殴りきる動きを取りたいです。そして常に墓地は4枚以内にキープし、勝ちたいターンで一気に【零龍卍誕】しましょう。

『ドラグナー対面』

基本的に受け札が少ないので、早期に【零龍卍誕】して攻撃しましょう。
受けの多いラッカドラグナー相手の場合も、こちらがケアできる受け札では無いので(『アイドワイズシャッター』や『ホーリースパーク』など)、踏まないことをお祈りしましょう。

『メタビート対面』

全体的に受けが弱いので、早期に【零龍卍誕】できればそのまま勝てます。『洗脳センノー』が入っている構築もあるので出される前に決着をつけたいです。

『赤白バイク対面』

【零龍卍誕】して殴ります。『ホーリー』を踏んだら負けます。
裏技として、GRに『全能ゼンノー』を入れておくと、GRループの途中で出てきた『全能ゼンノー』を残し、ほかのクリーチャーを破壊して『ジエンデザーク』を宣言し、新しく出てきたGRクリーチャーに墓地の『ジエンデザーク』を全て付けることで、『レッドゾーン』の登場時能力を避けることができます。また、この動きをした場合、相手の盾から『ホーリー』を踏んでも『全能ゼンノー』のパワーが6000あるので殴り返されにくいです。

『ビックマナ対面』


『5c蒼龍』や『刃鬼』などのデッキはマナがないと動けないので余程のことがない限り有利です。『テック団の破壊GO!』が入っていることが多いので、『ドレッドブラッド』を場に出してから攻撃するのが望ましいです。

『アナカラーシャコガイル対面』


墓地メタがかなり多く採用されているため不利です。2ターン目ラピスラズリをしても、『お清めシャラップ』や『シ蔑ガザンド』から『ポクタマたま』が出てくると爆発します。この対面を勝つためにはジャンケンの練習をしましょう。
【零龍卍誕】できたら、『テック団の破壊GO!』や『ドンドン水撒くナウ』などをケアするために『ドレッドブラッド』を出せると心強いです。

『ジョラゴン対面』

このデッキの今の受け札は主に『7777777』と『バイナラドア』の2種類なので、『バイナラドア』はクリーチャーを多く出すことで、『7777777』はメインデッキに3コストのカードが入っていないので、GRゾーンから3コストのクリーチャーを出せばそれぞれケアできます。『ポクチンちん』や『ポクタマたま』といった墓地メタも入っていますが、場にいるクリーチャーだけで殴り勝てる試合も多いので、出されたらちょっとやだな程度です。

『ネバーループ対面』

不利です。勝てません。相手のループパーツがないことを願って殴りましょう。

『ドロマーオーラ対面』

正直対面したことがないので分かりませんが、『ザハエルハ』+『スローリーチェーン』を揃えられたら負け、揃わなかったら勝ちだと思ってます。

『バーンメア対面』

こちらも対面したことが無いですが、受け札が『ジョラゴン』とほとんど変わらないので相手より先に動ければ勝てると思います。

(11/20追記)
『ダムド対面』

受けが弱く、ダムド側が勝つためにはある程度盤面を広げないと行けないので、早い段階で【零龍卍誕】出来れば勝てます。また、『テック団の破壊GO!』などを盾から踏んでこちらの展開を返されたとしても、返しに『レッドギラゾーン』が絡まない限り負けることはありません。最近は『クローチェフォーコ』を入れている構築が多いため、自分の墓地の枚数には気をつけましょう。

いかがだったでしょうか。僕なりに頑張って書いたつもりですが、足りない部分があればTwitterのDMに一言くだされば追書しますのでぜひ。

『最後に』

最後まで読んでくださりありがとうございます。
もしこの記事にお金を払う価値がある、と思ってくださった方は投げ銭形式にしていますので100円だけどうぞよろしくお願いします。僕はそのお金で『ロジュニア』の無限回収をします。


一応有料部分には僕なりに考えた採用したら強いんじゃないか、というカード1枚とそれを採用したリストを載せておきます。それでは。

(11/18追記 有料部分に関して少しだけ追加で書かせていただきました)

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