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プリライ7th STAGE

プリライ7th STAGE 2日目に、現地参戦してきました。わたしにとって初めてのドーム公演で、アリーナやや上手寄りの最前ブロック、前から7列目という良席で観覧させていただきました。

今のこの気持ちは、いつものライブ後とは全く違うけれど、この先またたくさんのライブに参加したとしても、覚えておくべき気持ちとして書き残します。


今日を迎えるまで、ずっと葛藤がありました。

7月末のあの報道が出た日、そしてその翌月に更にショッキングな報道が出た日から、悩み続けていました。自担である蘭丸の出演見送りも決まり、更に迷いました。

わたしが行ってもいいのか。どんな顔して行けばいいのか。現地でちゃんと、みんなと同じように楽しめるか。蘭丸担の格好でいてもいいか。蘭丸を、まだ好きでいても、推していてもいいか。

迷いが不安になり、不安が更に迷いを生むループ。あんな形での欠席により、本来4人であるQUARTET NIGHTを3人でパフォーマンスさせてしまうことが、他のメンバーにもプリンセス達にも申し訳なくて。他のメンバーやプリンセス達までマイナスな気持ちを抱いてしまうことに罪悪感を感じたこともありました。合わせる顔がないとも思いました。1ファンとして発信するには烏滸がましい言葉かも知れませんが、本当にそう思ったんです。

そんな気持ちだったので、元々一緒に参戦する予定だった友人には一旦、参加するか迷ってると伝えて、参加自体をどうするか改めて考えました。

考えて考えて、再抽選でまた当選したらそれはきっと見るべき公演ってことだよね、と自分に言い聞かせて応募。結果、再抽選でも当選し、わたしは現地参加することに。それでもまだ、他担と同じ熱量で盛り上がれるか、気持ちをそこまで持って行けるか自信がなくて、友人に気を遣わせるよりはと、単独で入ると断りを入れました。

全く実感が湧かないまま迎えた当日。ホテルを出る前に、ロビーに飾られていたウェルカムボードが、うたプリのオタク仕様になっていて、そこにカルナイカラー、スタリカラー、ヘヴカラーの造花が飾られているのを見て、泣きそうになりました。ワインレッドの花がそこにあるのを見て、受け入れて貰えたような気持ちで。ぐっと涙を堪えてホテルを後にし、会場へと向かいました。


開演後、WORLD IS MINEで3人で登場したカルナイを見て、堪えていた涙が溢れました。会場に響く蘭丸の声。モニターに映る蘭丸の姿。そして何より、蘭丸がいなくても魅せると言わんばかりの、最初からそうだったかのようなフォーメーションとパフォーマンス。お互いに依存し合わず、いつも背中合わせのカルナイらしいなと思いました。

その後やってきたカルナイセクション。DANCING OVER NIGHT 後は、それぞれのソロ曲からダンサブルな曲を披露。ソロ曲最後を歌った嶺二が、ベースの音をBGMに「ダンスに付き合ってくれますか」って言ったかと思うと、カミュも藍ちゃんも出てきて。

そしてついに流れ出す"ONLY ONE"。

もうダメでした。WORLD IS MINEを余裕で上回るくらい泣きました。涙腺決壊です。3人が”ONLY ONE”を踊り、ステージ中央に立つマイクスタンド前には、間違いなく蘭丸が居ました。

さっきまで、最初から居なかったみたいにパフォーマンスしてたのに。選んだ曲は"ONLY ONE"で、その上あんな演出が来るなんて。言葉でなく態度で、「帰って来い」「ここがお前の居場所だぞ」って示してくれる3人に、どう感謝を伝えればいいのか分からない。

しかも続け様に来たのは"KIZUNA”。涙腺決壊どころか、呼吸が危ういほど泣きました。イントロが流れ出し、"KIZUNA”だと分かった瞬間に、カルナイの絆を指してのことだと思い、拍車が掛かってしまいました。カメラマンさんが入ったのは、いつもの蘭丸の位置で、カメラに笑いかける嶺二の笑顔、本当は蘭丸がここで見てたんだなと思うと余計に来るものがありました。

さらに追い討ちを掛けてきたのがカミュです。

本編エンディングのMCで全員が一列に並んでお話している際、カミュがずっと、カルナイのハンドサインを胸に当て続けているのに気付いてしまって。カメラに抜かれてない時もずっと。お辞儀をしたり拍手をしたりする以外は、本当にずっとカルナイのハンドサインを胸に当てていた姿が、とても印象的でした。蘭丸とカミュの関係性を思えばこそ、あの姿には強く胸を打たれる訳で。赤く灯したカルナイのペンラを抱き締めながら、MCの間ほぼカミュに視線を奪われ、嗚咽を噛み殺しながら泣きました。

ねえ、たつ観てた?これがQUARTET NIGHTだよ。蘭丸のことも、たつのことも、待ってくれてる仲間がいるんだよ。ファンがいるんだよ。蘭丸はたつしかあり得ない。帰ってくる場所はここにあるからね。ぜっっったいに帰って来て。次こそは4人揃ったカルナイを、蘭丸のパフォーマンスを見せて。あなたが帰ってくるのを、ずっと待ってます。

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