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岩じゃないよ石なんです。

今日のニュース!あのレオネッティLeonettiがロックスに2つ目の畑を購入!!!(てウチの社員以外でスゴイって言ってる人にお会いしたいです) (T_T) 誰も知らない?いや、すごいんですよ。このニュース。めちゃめちゃ飲みたい。クリス・フィギンズの造るロックスのワイン💓

説明します。

レオネッティとは

ワシントン州ワラワラで一番最初に商業ワイナリーとして認められた(1977年)のがレオネッティです。レオネッティと言うのは創設者のゲイリー・フィギンズさんの奥さんの旧姓(イタリア系)で彼らはフィギンズさんです。1987年ヴィンテージがいきなりワインステート・ワイン&スピリッツ・バイイング・ガイド(Winestate Wine & Spirits Buying Guide)誌で全米TOPのワインに選ばれ、その号の表紙を飾った。という超シンデレラワイン☆彡 なんてこと言うとラッキーなだけに聞こえますが、ゲイリーお父さんはシンデレラのように毎日毎日継母と義理姉に蹴り飛ばされて・・・嘘です。とにかく、たくさんの苦労をして努力を積み重ねてシンデレラになったのです。その話はまた別の機会に。

Figginsファミリー。もちろん全員、友達から呼ばれるあだ名はフィグ(いちじく)だそうです。

そんなフィギンズ一家、今は2代目であるクリス・フィギンズ↑(写真右上)がレオネッティ・フィギンズ等々のブランドをつくっています。どれもこれも高評価で、弊社でも取り扱っていますが基本割り当て商品なので、あまり全国の皆さんには届いてないかと・・・ワシントンのカルトワインです。巷では数少ない、2代目が初代をも超えて成功する例と言われているとかいないとか・・

そして、もう一つ私が興奮する理由は彼らが購入した畑の場所。ワラワラのザ・ロックス・ディストリクト・オブ・ミルトン・フリー・ウォーターAVA(長っっ)ちなみにオレゴン州です。ここのブドウで造ったワインでハズレを私は見たことがありません。有名なのは、カユース&ホースパワーですね。<<Rocksだけど岩じゃなくて石だよ。>>


The Rocks はカルトワインが生まれる土地なのです。そしてくどいようですがワシントン州(オレゴンですが)のカルトはそんなに高くない!(他のカルトと比べるとね)

では以下、私がなんとなく意訳したニュースです。


ワラ・ワラ・ヴァレーで最も歴史のあるワイナリーであるレオネッティ・セラーが、玉石混じりの土壌とユニークなワインで知られるワラワラ・ヴァレーのサブAVA、ミルトン-フリーウォーターのザ・ロックスThe Rocks地区にある 3.6haの歴史あるウォリサー・ヴィンヤード Waliser Vineyardを購入しました。ウォリサーは、1997年にザ・ロックス・ディストリクトに植えられた2つのブドウ畑のうちの1つで、その後、このユニークで地形的に制限の多いテロワールへの植樹ラッシュのきっかけとなったものです。 取引条件は明らかにされていません。

Leonetti bottle shot

「44年間にわたる私の家族の軌跡でもあるウォリサー・ヴィンヤードの土地は、新たなヴィジョンを持ったオーナーにバトンタッチされます。 私はこの地を開墾して開いたリンゴ園から、”ロックス(岩石)”土壌のミルトン・フリーウォーターのエリート・ヴィンヤードへと変わっていく’エキサイティング’な時期を経験しました。 フィギンズ・ファミリーが新しい管理者になることを光栄に思います」と果樹園と共に生き、ベテランのブドウ栽培家でもあるトム・ウォリサーは語っています

フィギンズ・ファミリー・ワイン・エステートのブドウ栽培者であるジェイソン・マグナギは、「私はトムの畑でブドウ栽培の経験を積みこの伝統ある畑をを今後管理するチャンスを得た事を嬉しく思っています」と付け加えました。「ここは 壮大な土地であり、隣の私たちのホーリーローラー・ヴィンヤードと完璧に一体化するでしょう」

そうなんです。実はフィギンズ&レオネッティは数年前に同じThe Rocksに畑を購入していたのです。それがHolly Roller Vineyardです。カベルネソーヴィニヨンとサンジョヴェーゼを植えていて、これはレオネッティのブレンドに使用されています。。。。。実はシングルヴィンヤードでのリリースもMailing Listで特別顧客用にしているのですが、数も少ないのでさすがに輸出用のアロケーションはもらえず・・・飲みたいなぁ。

絶対高級なヤツね。
Jason Magnaghi フィギンズ・レオネッティの畑を20年以上管理するジェイソン・マグナギ
マグナギって名前カッコいい!

フィギンズ・ファミリーワイン・エステートの社長兼ワイン醸造責任者のクリス・フィギンズはこう言っています。

「私たちの3.2haのホーリーローラー・ヴィンヤードのすぐ隣の畑をトムから譲り受け、この地の自社畑が2倍以上の大きさになったことはとても幸運なんだ。この畑は標高244-305mの丘の296mという、まさに標高の頂点に位置しる。 ウォリサーから生まれるワインは、ソフトなタンニン、低めの酸、華やかな果実味を持ち、ワラワラ・ヴァレーの男性的な丘陵地畑のキャラクターを完ぺきに表現している。 ウォリサーのブドウは私たちにとって、エキサイティングなブレンディングツールとなるだろうね。今後、この畑はカベルネとサンジョヴェーゼに植え替える予定です。(現在はカベルネソーヴィニヨン、メルロ、カベルネフラン) 私はこの畑を手に入れる事が出来これ以上ないほど興奮しているよ!

Chris Figgins 男前で仕事も出来るってズルい


おまけ。
うちの会社のフォルダに見つけたこのvineyard mapがとてもよい★★★


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