夏休みが始まっていた

ORCA CYCLING SCHOOL の生徒たちの夏休みが始まった。
早速たくさん走り回っているようだが、事故のないよう気をつけて楽しんで欲しい。


中には受験を控えている生徒もおり、この夏休みを機に本スクールを離れる生徒もいる。自転車競技はいつでもできるが、自身の進路を決める受験勉強は今この時しかない。現段階で自身がすべきこと、そうでないことを明確に判断し取り組むことは、大切であると考えるため、僕としてはその判断に問題を感じない。


ひとつ言えるとすれば、受験が終わってからもさまざまなシーンにおいてサイクリングを楽しんでほしい。


そんな中、大人たちは夏休みなど変わらず仕事である。
当たり前のように僕も仕事をするわけだが、彼らのスケジュールに合わせて仕事を変更する。ここ数年の恒例行事であるが、朝が早い。
ゆっくりと眠らせてくれ、と思うが早起きの方が健康的な生活だよなとは思っているので、この機会に生活スタイルを変えていきたいと思う。


毎年夏休みを終えると、子どもたちは何かしらの成長をしている。
それはもちろんフィットネスの変化ということもあるが、精神的というか内面的な変化である。毎年何かしらそれを見ることができることが、この夏休みの面白いところである。


先ほど、はるまくんから電話がかかってきた。
あさひくんの連絡先を教えて欲しいというものだ。
本人の許可を取りはるまくんに伝えたら、どうやら一緒に練習をしようというお誘いをしたようで、あさひくんもそれに応じたようだ。


練習日時は違うけど、早い遅い関係なく、同じ年代の子供たちがこうして繋がり自転車を楽しもうとしてくれていることが、僕はなによりも嬉しく思う。


それは自転車を介して生まれるコミュニティが、自転車文化を普及発展させる上で一番大切だと考えているからだ。


きっとこうしたアクションが、また彼らの成長を促すのだろう。
今年の夏休みも本当に、楽しみである。


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